I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

Faraway, so close *INTERMISSION*

2000年。それは節目の年だった。 2000年当時は、そんなことに気づかなかったが、このブログに記録したことで見えてきたのだ。年齢も37歳、40という大台が見えてきた時期。もう若くない。チャラチャラしてる場合ではない。ここで本気を出さなければ、一生後悔…

☆Catwalk 9 LANA編

沖縄在住の画家NORITAMA氏作のLANAと子猫 新小岩で生まれ、野良として育ったサビ猫LANA。彼女との思い出は多岐にわたる。Cats’n’Rock 新小岩編は、LANAの物語と言っても過言ではなく、江戸っ子よろしく派手に登場、ヤクザ先生の素晴らしい治療で見事復活、3…

Faraway, so close Vancouver編④

Vancouver総集編 2000年4月に旅したカナダ・バンクーバー。 今回は、手元にある紙焼き写真とネガから記憶を辿る。 これまで、Gas town、人類学博物館、キャピラノ渓谷に行ったが、目的なく、ぶらぶらと歩いたところに素晴らしい公園があった。 フェリーに乗…

Faraway, so close Vancouver編③

2000年4月のカナダ・バンクーバーへのぶらり旅。 今回は、観光名所として名高い、キャピラノ吊り橋の恐怖体験 バンクーバー島、ノース・バンクーバーを流れるキャピラノ川は、深い渓谷が形成されており、この渓谷にかかるキャピラノ吊り橋は、バンクーバー最…

Faraway, so close Vancouver編②

ブリティッシュ・コロンビア大学 UBC Museum of Anthropology (人類学博物館) ブラっと友人Uが住むバンクーバーに旅した記憶第2弾。 今回は、ブリティッシュ・コロンビア大学(UBC)内にあるMuseum of Anthropologyに行った話。友人Uのバイトが休みの日に案内…

Faraway, so close Vancouver編①

私の海外旅行経験は、今考えると不思議だ。 あまりにも計画性がない。 初めてのケニア旅行に関してだけは、20代の頃から行きたかった場所だけに、計画をしたには違いないが、それにしてもHとの新婚旅行だったから、ほとんどの準備はHがしてくれた。 neocats.…

☆Catwalk 8 番外編

本編では紹介しきれなかったうちの子たちのエピソードを、このコラムで書いているが、今日は番外編。 吉祥寺の家で、5匹と仲良しだった、野良のトラちゃんのエピソード 吉祥寺に引っ越して、まだ5匹揃っていた頃の話。 いつからか、オスの茶トラ猫がうちの縁…

Faraway, so close 吉祥寺編②

みつ子、大量出血! これは、猫と一緒に暮らして15年以上過ぎた頃の出来事である。私はこれまで6匹の猫たち、LANAの赤ちゃんも入れると9匹の猫たちと暮らしてきた。しかし、いつでも困惑するのがケガや病気の時だ。彼らは、どこが痛いのか具合が悪いのか、具…

Faraway, so close 吉祥寺編①

いよいよ後半戦半ば、第6シリーズだ! タイトルは、U2のアルバム「ZOOROPA」の代表曲、「Stay」からいただいた。 映画「ベルリン天使の歌」の続編「時の翼にのって」の主題歌。 www.youtube.com いい映像だよね。ボノの顔が綺麗で惚れ惚れする 映画も良かっ…

Walking on thin ice 吉祥寺編14 最終話

浜島 1999年8月。 私は沖縄・小浜島にいた。 6月から取材記者として単発の仕事を始めた私は、フリーランスというよりは、出版社に半分所属しながら1本ずつギャラをもらって生活していた。 時間は自由に使えるが締切厳守だから、無駄な動きはNG。そんな働き方…

☆Memories 11

Lenny Live 1995 at Budokan DVD 還暦記念人生振り返りブログを毎日更新中だが、今やっと30代半ばに到達! 猫とROCKと愛の日々を追体験していると、実際にその当時の心情に戻ってしまい、ここ数日間の更新はキツかった。鮮明に思い出すことができる出来事だ…

Walking on thin ice 吉祥寺編13

R.I.P. Mitsuaka June 3rd 1995 - April 16th 1999 みつあか。 ごめんね。 もっと早く病院に連れて行けば…。 そのうち帰ってくるなんて言ってないで、探せばよかった。 見つけてあげられなくて、ごめんね。 せっかく生まれてきたのに。 こんなに早く逝ってし…

Walking on thin ice 吉祥寺編12

「みつあか、明日の朝一番で病院行こうね。それまでガマンできるよね…」 みつあかは、私の枕の上で横になったまま、静かに息をしていた。 私はみつあかのそばに顔を寄せて一緒に寝た。 みつあかは滅多に私と一緒に寝ることはなく、いつも一人でクローゼット…

Walking on thin ice 吉祥寺編11

出版の仕事に戻った頃、初代iMacを購入。髪はLennyのドラマー・Cindy Blackmanに影響された。LANAのドヤ顔も笑える😆 明けて1999年、冬。 私はカオスの中で生活することに嫌気がさしていた。そろそろ、まともな生活をしたいと思っていた。私ができる仕事といえ…

☆Memories 10

BONO 前回のコラム☆Memoriesで、U2の話題をまとめて紹介した。3月17日に新譜「Songs Of Surrender」が届いてから、購入したBONOの書籍もまとめて紹介しようと思ったが、翻訳本の「インタヴューズ」を少し読み始めて気が変わった。新譜とまとめて紹介なんて無…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑩

1998年11月29日、武道館。 私はLenny Kravitzのツアー3日間最終日に来ていた。3年ぶりの来日である。 1995年の「サーカス」ツアーの来日公演で初めてLennyのライブを見て以来、私はファンクラブに入会していた。 KISSのファンクラブのような派手さはなかった…

☆Catwalk 7 みつ子&みつあか親子編

みつ子とみつあか。 この親子は、お嬢DONにとって最大のストレスだった。 親子揃って猫ルールを無視。特にみつあかの暴挙については、以前の記事を読んでもらいたい。1歳にもならない子猫が、お嬢DONに向かって攻撃するという、前代未聞の暴挙に出たのだ。…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑨

私がこのブログを使って文章を書き起こしているのは、これまでの人生を振り返り、とっ散らかっている記憶を整理整頓するためだ。心療内科に通っていた頃にアドバイスされたことを思い出し、幼少の頃からの記憶を辿り時系列に文章化している。そして、書き始…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑧

1998年7月。 私は謎の外国人“J”と、吉祥寺駅前の定食屋に居た。 その日は「海の日」だというのに肌寒い日だった。 Jはイスラエル人、アクセサリーを路上で売る仕事をしていた。 吉祥寺駅前や井の頭公園など、当時はどこにでもそういう外国人が居たが今もいる…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑦

部屋で一番高い場所、クローゼットの上で鎮座する‘みつあか’ 。いつも別の世界を眺めているような不思議な目をしていた… 1998年6月。 BOSSが居なくなって無気力になり、世界はモノクロで、家に帰れば泣いてばかり。 BOSSの存在があまりにも大きくて、私の心…

☆Memories 9

POP MART Tour のパンフレット。どのページもデザインがカッコよくて超お気に入り! U2 #2 私がU2と出会ったのは20歳の時だ。 neocats.hatenablog.com あれから39年(ほぼ40年だけど)。 メンバーチェンジもせず継続してるってすごい。 しかも、世界最強バンド…

☆Memories 8

POP MART Tour のパンフレット U2 #1 1998年3月5日、東京ドームでのU2 POP MART tourの感動は、5年ぶり来日ということもあったが、花道のすぐそばの席が取れたことが大きかった。 これまでスタンド席ばかりで、ステージ全体を見るには良かったが、やっぱ…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑥

1998年5月15日 BOSS 永眠。 13歳11ヵ月 BOSSは 死んだふりをしたまま そのまま眠った。 U2のOneを聴きながら 眠ってしまった。 ***************************** One Written by Larry Mullen Jr, Adam Clayton, The Edge & Bono Is it getting better?Or do y…

Walking on thin ice 吉祥寺編⑤

BOSS、闘病生活。 1998年3月5日、東京ドームでのU2 POP MART tourの感動のあとは、またBOSSとの闘病生活、いつもの日常に戻った。 BOSSの容態は少しずつ悪化、春暖かくなってからは、ほとんど寝て過ごしていた。 この頃にはもう入院はさせていなかった。ダク…

Walking on thin ice 吉祥寺編④

BOSS、FIV発症。 TSUNは腎臓疾患が悪化したが、BOSSの場合はくしゃみと鼻水が止まらなくなる風邪の症状だった。口内炎ができたり、ご飯を食べるのが大変だったり。 しかし、なんとか投薬治療と点滴で悪化を遅らせることができた。 TSUNは若いこともあって、…

Walking on thin ice 吉祥寺編③

菊おじさん宅の塀に登るLANA 1997年4月。 私は吉祥寺のエステティックサロンで働き始めた。 もちろん全くの素人であるから、3ヵ月の研修から始まった。 毎日が勉強で、自分のことを考える隙間もないほど集中した。 日本に帰ってきてからエステティックサロン…

Walking on thin ice *INTERMISSION*

このブログは、私の人生を時系列にして記録しているものだ。シリーズに分けてまとめていて、タイトルは影響を受けた曲からもらって付けている。第5シリーズはLenny Kravitzの曲。 neocats.hatenablog.com 考えてみれば、まだ曲の紹介をしてなかったので、改…

Walking on thin ice NY編④

Christmas in 1996 Rockefeller Centerのクリスマスツリー死ぬまでに、一度は見たかったMと一緒に人混みに揉まれ、Shortcut! と叫んで私の手を掴んで走る…目の前に現れた巨大な光を纏ったクリスマスツリーこれが世界一のクリスマスツリーか…もう、死んでもい…

Walking on thin ice NY編③

冬のニューヨーク 1996年12月下旬。 3度目のJFK空港。 Mの迎えを待っている私は、彼が遅れてくることに慣れっこになっていた。 3度目の目的は何だったのか。 NYのクリスマスが見たかったのかもしれない。 Mのアパートメントにホームステイできたからかもし…

☆Catwalk 6 BOSS編

武勇伝その4 今回は武勇伝と呼べるかどうか疑問だがBOSSの特技として記録しておきたい。 BOSSが人間の男性が好きなことが判明したのは、私がHと結婚してからだ。男性と女性への反応が明らかに違うのである。 Hに対する態度は、まるで恋焦がれる少女のよう。…