I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

2023-06-01から1ヶ月間の記事一覧

Are you gonna go my way 横須賀編⑧

MEMORIAL Princess DON March 1st 1986 - March 8th 2007 お嬢DON 2007年3月8日、永眠。 21歳と7日。 お嬢DONの生涯を振り返ると、うちの子たちの中で一番幸せな最後を迎えたと思う。 長男TSUNは、猫HIVに感染し発症。 入退院を繰り返し、私は最後を看取るこ…

Are you gonna go my way 横須賀編⑦

2007年、冬。 お嬢DONは寝たきりだったが、通院して点滴を続けていた。調子が良ければ週3回。悪くなれば毎日。その繰り返しだった。 部屋のホットカーペットとオイルヒーターは24時間稼働。それでも、DONの脚は冷えてしまうので、小さいブランケットをかけて…

Are you gonna go my way 横須賀編⑥

全盛期の頃のお嬢DONと舎弟BOSS(本当はお兄ちゃんだけど) お嬢DON、自宅療養。 DONの初めての入院。 私は毎日、病院に様子を見に行った。 全盛期の頃に比べ、すっかり痩せ細ってしまったDON。それでも、狭いケージの中で、点滴のチューブをぐるぐる絡ませ…

Are you gonna go my way 横須賀編⑤

I AM THE LOW, そして入院。 2006年4月に横須賀に引越してから、お嬢DONは高齢のために、1階の母の部屋からほとんど動かず生活するようになった。 3月1日に、20歳の誕生日を迎えたばかりだった。 恒例のピンクのウェアを着せての記念撮影。相変わらず、不本…

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2007〜2011

2006年秋から、白いおばけのスー続編の制作が始まった。 第1弾で付録として保護者用冊子を付けたことが、大きな反響を呼んだことで、続編は児童書と保護者用書籍を単独制作して、2冊同時発売にした。 親子できたえる防犯力―親子の会話が、防犯の第一歩!自分…

☆Memories 18

U2 Vertigo tour 2006 in Japan 久々にROCKの話題 2005年からの大型自動二輪免許取得や絵本2冊の出版、2006年に会社を辞めて独立、さらにはみつ子の発病で、怒涛の毎日を送っていたせいで、ROCKの記憶がまったくない のである! ところが、このブログを書く…

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2006

2006年4月の会社設立後、セコム株式会社と「白いおばけのスー」のキャラクター契約を結んだ。スーは、セコム株式会社専属のキャラクターとして活躍する。 セコム(以下、株式会社略)は「ココセコム」という、GPS(衛星測位システム)や携帯電話の基地局を使…

☆Memories 17

Harley-Davidsonの記憶 第9シリーズAre you gonna go my way に入って、まぁまぁ新しい記憶なのに、時系列がバラバラなことに気づいた。 2006年は、いろんなことを同時進行していて、それらが独立して記憶に残ってるようだ。 別人格の5人くらいの私 が同時…

Are you gonna go my way 横須賀編④

2006年7月に、突然、倒れたみつ子。 その翌日には激しい痙攣発作を起こして、緊急入院。 みつ子の病気は、「特発性てんかん」というのものだった。 「特発性てんかん」とは、具体的な原因が見当たらないのに、てんかん発作を起こす疾患。原因は遺伝説が有力…

Are you gonna go my way 横須賀編③

2006年7月。 みつ子、倒れる。 前回のブログで、横須賀在住1年目は何も記憶に残っていない…と書いた。 大ウソである。 大型自動二輪免許を取得するための教習所日記を連載していた当時のブログを確認すると、2006年7月にみつ子が倒れた、という記事が残って…

Are you gonna go my way 横須賀編②

2階の仕事部屋から外を眺めるみつ子 猫と仕事と横須賀と。 2006年4月。 6年間勤務した出版社を辞めて、絵本作家のHILOKOと会社を設立。 私は、船橋から横須賀に引越して、文字通り新しい生活を始めた。 なぜ、横須賀なのか? 当時はいろんな人に訊かれた。 …

Are you gonna go my way 横須賀編①

2006年4月。 私は「白いおばけのスー」と「マカマカの地球歩き マカマカロシアへ行く」2冊の絵本を出版した後、6年勤務した会社を辞めた。 理由はいくつもあったが一番の理由は、セコム株式会社が「白いおばけのスー」を監修したことで、出版社が貪欲になっ…

Are you gonna go my way マカマカ編④

マカマカの地球歩き マカマカ ロシアへ行く NHKスペシャル「絶滅から救えるか アムールヒョウ」の劇伴奏曲を、マカマカの絵本に付録CDとして付けたい。この唐突な申し入れに、NHK番組制作局チーフディレクターの小林達彦氏は、作曲家の巨勢典子氏に連絡を入…

Are you gonna go my way マカマカ編③

©️Yuri Shibnev プザンという名のアムールヒョウ サンスター文具株式会社の初のオリジナルキャラクターの販促ツールとして企画された絵本制作は、私の原点・アフリカ・ケニアとアムールヒョウの出会いで、絶滅危惧種の動物たちを救う目的に変わっていた。 ne…

Are you gonna go my way マカマカ編②

©️Yuri Shibnev ハワイで生まれたアフリカゾウ・マカマカ サンスター文具株式会社初のオリジナルキャラクター・マカマカは、同社の新商品発表会でぬいぐるみ、各種文具、メモ帳、バッグ、レターセットなどの展示とともに、絵本も発表することになっていた。…

☆Memories 16

Memorial BOB June.15th 2020 6月15日は、ロンドンのスーパースター猫・BOBの命日だ。 私とBOBの出会いは、この人生振り返りブログでは、まだちょっと先の記録になる。 どん底に落とされた時期にBOBと出会い救われた。 今回は、BOBの思い出をここでシェアし…

Are you gonna go my way マカマカ編①

マカマカ初期デザインの動物たち 2006年1月。 絵本「白いおばけのスー」出版後、私はもう一つの絵本企画に着手した。 サンスター文具株式会社のオリジナルキャラクター「マカマカ」の絵本制作だ。 前年12月、大阪・梅田のビジネスホテルで閃いたストーリーの…

Are you gonna go my way プロローグ

今日から第9シリーズだ! いよいよ人生終盤戦。人生第2の頂点目指して突っ走った第8シリーズ・Give me fuel。文字通り、給油しっぱなしで走り続けた。頂点に向かって「おばけのスー」と、そしてもう一つのキャラクター「マカマカ」とともに、さらに走り続…

Give me fuel 船橋編 最終話

長かった2005年・42歳の記録。大型自動二輪免許取得のための教習所通い、書籍「わが家の防災」シリーズ2冊、そして「白いおばけのスー」の出版。 年末は慌ただしく暮れていき、何をしていたのか記憶にない そう、船橋での生活は記憶が曖昧。 それもそのはず…

Give me fuel 子どもの防犯絵本⑤

朝日新聞夕刊1面記事 2005年12月。 『親子で学ぶ防犯絵本 白いおばけのスー』(HILOKO作・セコム株式会社監修 駒草出版)が書店に並んだ。 白いおばけのスー―親子で学ぶ防犯絵本 作者:HILOKO 駒草出版 Amazon セキュリティ大手企業が監修した絵本、また親子…

☆Catwalk 14  みつ子編

還暦迎えて、早1週間。 これと言っていつもと変わりなく、毎日を過ごしている。自覚がない 40代半ばの記録の途中だが、ここで一息ついて、猫コラム、みつ子編だ。 2003年LANAが他界してからの話題は、お嬢DONとみつ子の2匹だけだが、一方、この頃から携帯電…

Give me fuel 子どもの防犯絵本④

子どもの防犯キャラクター誕生! セコム株式会社監修で制作スタートした、子どもの防犯絵本は、HILOKOの書き下ろしストーリーで制作することが決まった。 白いおばけのスー このキャラクターは、おばけの子どもという設定。おばけの子どもが人間界に降り立ち…

Give me fuel 子どもの防犯絵本③

HILOKOというアーティスト セコム広報室の監修を得て、子どもの防犯絵本制作に着手したのは、2005年夏だった。 すでに作家はHILOKOと決めていたので、彼女が描く絵をどのように組み立てるかをまとめるだけだった。 Give me fuel 子どもの防犯絵本①でも書いた…

Give me fuel 子どもの防犯絵本②

原宿・竹下通りをまっすぐ歩くと、明治通りに出る少し手前にクレープ屋がある。そこを左に入ってすぐの階段を登ると、東郷幼稚園。 道なりに右へ歩くと東郷神社境内が左に見えて、そして鳥居をくぐると明治通りだ。 東郷神社の隣、そこがセコム本社ビル。 高…

Give me fuel 子どもの防犯絵本①

私はある決意をして、東郷神社内を歩いていた 2002年、秋。 編集者として初めて企画出版した「見返りにっぽん」の取材のため訪れた大阪で、私は一人の女性と出会った。 路上で自作の絵はがきを販売する、HILOKOというアーティストだ。私は「見返りにっぽん」…

還暦までの道のり☆Finish 

2023年6月3日。 今日、60歳になりました〜 コラム「還暦までの道のり」は、今日で終了。 このブログ、今日までに60年の記録を完成させるつもりで始めたのだが、誤算だった 元来、しつこい性格ゆえに書くことが多すぎて、5月過ぎ辺りから無理だと感じた。 60…

Give me fuel 教習所日記 Final Ep.3

卒検、そして…。 2006年3月12日。自由練習1時間目。 自由練習は白いゼッケンをつける。 ゼッケンの色が違うだけで、ちょっぴり気分が違う。 この日はA指導員。 A指導員はリラックスさせてくれることで、いつものびのびと練習できた。 大型バイクに乗る楽しさ…

Give me fuel 教習所日記 Final Ep.2

近くて遠い、最後の一歩。 最後の教習と気合いを入れてきたのに、大雨。雨は視界も悪いし滑るので、バイク運転は怖い。弱気になっている私の前に現れたのは、いつもと違って、若いM指導員。M指導員の厳しい言葉に、私は自信を無くし意気消沈していた…。 neoc…