I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

出版

Walk on☆Final episode そして還暦を迎えるまで 最終話

2022年12月4日、YOKOHAMA HOT ROD CUSTOM SHOW 2022 開催。 私は、京急電車に乗ってパシフィコ横浜に向かっていた。渡米して久しく日本に帰ってこなかった、懐かしい人に会いに…。 会場に着くと、すでに熱気でムンムンしている。真冬の寒さはどこへやらとい…

It ain’t over ‘til it’s over 香港 編②

2014年1月6日。 午前9時に成田空港を飛び立ち、4時間15分のフライト。 午後1時半に香港に到着。 初めての香港。いや厳密に言えば、1993年にケニアへ行く途中のトランジットで香港に降りたことはある。 あの頃は返還前で、あの有名な超怖い「着陸」を経験した…

It ain’t over ‘til it’s over 香港 編①

2013年10月。 サンスター文具株式会社は、バンダイナムコホールディングスの小会社である、玩具大手バンダイを引受先とする第三者割当増資を行い、バンダイの子会社としてバンダイナムコグループの連結子会社になった。増資後の新資本金は1億300万円、バンダ…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑩

マカマカ動く絵本・International バージョン 2013年9月30日に、YouTubeにデビューした「マカマカの動く絵本」。 制作期間3ヶ月。 紆余曲折あったが、日本語字幕版とインターナショナル版、合計6本の動画を完成させた。 2013年当時は、日本語字幕版とイン…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑨

マカマカ動く絵本・YouTube デビュー! 2013年8月24日にYouTube Space Tokyoでレコーディングを終えた制作スタッフは、最終段階に入った。 neocats.hatenablog.com 音響担当のT氏が音声の調整とBGMの挿入、さらに日本語と英語の字幕を入れる作業を行なってく…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑦

マカマカ動く絵本プロジェクト始動! 2013年6月。私は50歳、ちょうど10年前の記憶。私の人生で最もエキサイティングな仕事、そして私の会社の最後の仕事。 動く絵本プロジェクト! これは元サンリオの敏腕才女・K氏が立ち上げた、株式会社GLOBEがYoutubeと契…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑥

最後の書籍制作の仕事。 2013年3月。 スーパーのアルバイトだけでは生活が成り立たなくなったので、私は出版関連の派遣会社に登録をした。アルバイトは土日のみ、平日は派遣社員として働こうと思ったからである。 しかし、なかなか条件の良い会社が見つから…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑤

藤岡弘、のサバイバル防災術。 2012年3月1日に出版した、「藤岡弘、の人生はサバイバルだ。」は、藤岡さんのサバイバル防災術が詰まった書籍だ。 neocats.hatenablog.com 私はこれまでも防犯・防災関連の書籍を企画編集してきたが、藤岡さんの防災術は、実際…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編④

藤岡弘、さんの書籍企画 2011年8月。 藤岡さんのカレンダーの制作途中で、私は揺るぎない気持ちが湧いてきた。 neocats.hatenablog.com 藤岡さんの知恵を、もっとたくさんの人たちに伝えるべきではないのか? そう。 藤岡さんのサバイバル防災術の知恵。 あ…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編③

藤岡弘、さんのカレンダー制作 2011年3月、東日本大震災が起こる前から制作を続けていたサンリオ関連の書籍、MOOKは予定通り出版した。 マイメロ×HbGスペシャルコラボポーチつき! Love Love マイメロディ 主婦の友社 MOOK 7月発売 マイメロ×HbGスペシャルコ…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編②

エコキッズイベント 再び。 2011年5月。 東北では震災の衝撃が収まらない状態ではあったが、横須賀では日常が戻りつつあった。 しかし、いまだ出版の仕事は不安定で、先の目処も付かない毎日。 そんな時、2009年に開催したショッパーズプラザ横須賀でのイベ…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編①

マカマカ翻訳出版 破棄。 2011年3月11日。 私は、横須賀の自宅2階で仕事をしていた。 みつ子はいつものように、ソファの上のオレンジの特大クッションで寝ていた。 みつ子は、推定17歳になっていた。 あの日。 これまでに経験したことない地震、長時間揺れ続…

Through the Never 最終話 書籍制作編②

MOOK制作。 「天才バカボン幸福論。夜の次は朝なのだ。」「もーれつア太郎 ココロに花が咲く言葉―赤塚不二夫で元気になれ!」を出版した、主婦之友社の企画でMOOK制作に携わった。 neocats.hatenablog.com 当時から根強い人気があったおまけ付きMOOK。 おまけ…

Through the Never 書籍制作編①

本の仕事。 METALLICA熱にうなされながらも、イベントと書籍企画制作は続けた。 2006年に起業して、マカマカ絵本シリーズと白いおばけのスー第2弾を出版後の2008年には、書籍企画を出版社に持ち込むことよりも、イベント制作に重点を置いていた。しかし、そ…

Are you gonna go my way イベント企画制作編⑦ #4 マカマカ絵本朗読とピアノコンサート

エコキッズイベントVol.1 アムールヒョウがすむロシアの森を守ろう! 2008年9月4日〜10日 横浜・有隣堂ギャラリー 会期中の土曜、日曜の午後は、「マカマカロシアへ行く」ピアノコンサート&おはなし会、FoE Japanの野口栄一郎氏のトークショーを開催した。 …

Are you gonna go my way イベント企画制作編⑥ #3 美しい森の風景

エコキッズイベントVol.1 アムールヒョウがすむロシアの森を守ろう! 2008年9月4日〜10日 横浜・有隣堂ギャラリー Yuri Shibnev氏撮影のアムールヒョウの写真と共に展示したのは、ロシア・ケドロバヤ・パジ自然保護区の雄大な自然の風景。 アムールヒョウは…

Are you gonna go my way マカマカ編⑩

2007年6月に「マカマカ タスマニアへ行く」を出版した1ヶ月後。 「マカマカの地球歩き」スピンオフ作品「マカマカ水族館へ行く」を出版した。 2007年は、立て続けに2冊出版したのだ。あ〜、あの暑い夏を思い出すよ マカマカ水族館へ行く (マカマカの地球歩…

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2007〜2011

2006年秋から、白いおばけのスー続編の制作が始まった。 第1弾で付録として保護者用冊子を付けたことが、大きな反響を呼んだことで、続編は児童書と保護者用書籍を単独制作して、2冊同時発売にした。 親子できたえる防犯力―親子の会話が、防犯の第一歩!自分…

Are you gonna go my way 横須賀編①

2006年4月。 私は「白いおばけのスー」と「マカマカの地球歩き マカマカロシアへ行く」2冊の絵本を出版した後、6年勤務した会社を辞めた。 理由はいくつもあったが一番の理由は、セコム株式会社が「白いおばけのスー」を監修したことで、出版社が貪欲になっ…

Are you gonna go my way マカマカ編④

マカマカの地球歩き マカマカ ロシアへ行く NHKスペシャル「絶滅から救えるか アムールヒョウ」の劇伴奏曲を、マカマカの絵本に付録CDとして付けたい。この唐突な申し入れに、NHK番組制作局チーフディレクターの小林達彦氏は、作曲家の巨勢典子氏に連絡を入…

Are you gonna go my way マカマカ編③

©️Yuri Shibnev プザンという名のアムールヒョウ サンスター文具株式会社の初のオリジナルキャラクターの販促ツールとして企画された絵本制作は、私の原点・アフリカ・ケニアとアムールヒョウの出会いで、絶滅危惧種の動物たちを救う目的に変わっていた。 ne…

Are you gonna go my way マカマカ編②

©️Yuri Shibnev ハワイで生まれたアフリカゾウ・マカマカ サンスター文具株式会社初のオリジナルキャラクター・マカマカは、同社の新商品発表会でぬいぐるみ、各種文具、メモ帳、バッグ、レターセットなどの展示とともに、絵本も発表することになっていた。…

Are you gonna go my way マカマカ編①

マカマカ初期デザインの動物たち 2006年1月。 絵本「白いおばけのスー」出版後、私はもう一つの絵本企画に着手した。 サンスター文具株式会社のオリジナルキャラクター「マカマカ」の絵本制作だ。 前年12月、大阪・梅田のビジネスホテルで閃いたストーリーの…

Give me fuel 船橋編 最終話

長かった2005年・42歳の記録。大型自動二輪免許取得のための教習所通い、書籍「わが家の防災」シリーズ2冊、そして「白いおばけのスー」の出版。 年末は慌ただしく暮れていき、何をしていたのか記憶にない そう、船橋での生活は記憶が曖昧。 それもそのはず…

Give me fuel 子どもの防犯絵本⑤

朝日新聞夕刊1面記事 2005年12月。 『親子で学ぶ防犯絵本 白いおばけのスー』(HILOKO作・セコム株式会社監修 駒草出版)が書店に並んだ。 白いおばけのスー―親子で学ぶ防犯絵本 作者:HILOKO 駒草出版 Amazon セキュリティ大手企業が監修した絵本、また親子…

Give me fuel 子どもの防犯絵本④

子どもの防犯キャラクター誕生! セコム株式会社監修で制作スタートした、子どもの防犯絵本は、HILOKOの書き下ろしストーリーで制作することが決まった。 白いおばけのスー このキャラクターは、おばけの子どもという設定。おばけの子どもが人間界に降り立ち…

Give me fuel 子どもの防犯絵本③

HILOKOというアーティスト セコム広報室の監修を得て、子どもの防犯絵本制作に着手したのは、2005年夏だった。 すでに作家はHILOKOと決めていたので、彼女が描く絵をどのように組み立てるかをまとめるだけだった。 Give me fuel 子どもの防犯絵本①でも書いた…

Give me fuel 子どもの防犯絵本②

原宿・竹下通りをまっすぐ歩くと、明治通りに出る少し手前にクレープ屋がある。そこを左に入ってすぐの階段を登ると、東郷幼稚園。 道なりに右へ歩くと東郷神社境内が左に見えて、そして鳥居をくぐると明治通りだ。 東郷神社の隣、そこがセコム本社ビル。 高…

Give me fuel 子どもの防犯絵本①

私はある決意をして、東郷神社内を歩いていた 2002年、秋。 編集者として初めて企画出版した「見返りにっぽん」の取材のため訪れた大阪で、私は一人の女性と出会った。 路上で自作の絵はがきを販売する、HILOKOというアーティストだ。私は「見返りにっぽん」…

Give me fuel 船橋編②

2005年 4月。私は、3冊目の書籍を企画出版した。 前年、2004年は、過去最高の災害年だった。 体験版 わが家の防災-本当に役立つ防災グッズ体験レポート 作者:玉木 貴 駒草出版 Amazon 過去最高の10個の台風が日本に上陸し て多くの被害を与え、梅雨前線の…