I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

船橋編

☆Cats and Dogs #19 Memory of Princesses DON

羊毛フェルトで制作した三毛猫3匹。下がお嬢DON 今日、3月8日はうちの長女、お嬢DONの命日だ。毎年、こうしてDONの思い出を綴っているが、一番長生きしただけにエピソードには事欠かない。写真もたくさんある。今日はその中でも、この1枚について語りたい。…

Give me fuel 船橋編③

中型免許でハーレーに乗る! 2005年 5月。 私は、大型自動二輪免許取得を前に、Harley Davidson Japanが主催している試乗会にずいぶん通った。 www.harley-davidson.co.jp 大型免許を持っていなくても、会場内であればコースを走れる。ハーレーに乗りたいと…

Give me fuel 船橋編②

2005年 4月。私は、3冊目の書籍を企画出版した。 前年、2004年は、過去最高の災害年だった。 体験版 わが家の防災-本当に役立つ防災グッズ体験レポート 作者:玉木 貴 駒草出版 Amazon 過去最高の10個の台風が日本に上陸し て多くの被害を与え、梅雨前線の…

Give me fuel 船橋編①

第8シリーズに突入だ 実際にはあと2週間弱で還暦B.D.だが、全く間に合わなかった 何が? だから、できればこのブログ内で、いい感じのタイミングで還暦を迎え、実年齢での日々の記録を残していきたかったのだ。 11月から始めたのだから、約7ヶ月。 60歳まで…

Believe 船橋編 14

東京造形大学で、2004年冬から始まった「カトウくんのおまけ」レプリカ制作。 学生たちには、あらかじめ書籍「カトウくんのおまけ」を配布して、読んでもらった。春日教授と相談の結果、制作するレプリカを決定。グループごとに1体を制作する。4年生のリーダ…

Believe 船橋編 13

2003年12月。 「カトウくんのおまけ」出版後は、書店営業や次の企画立案で外出続きだった。月に1冊出版するのが精一杯の弱小出版社。当初の出版部3人に加えて新しく1人追加、4人体制で出版部を回していた。 事務所は神保町から本社秋葉原に移転。なかなか落…

Believe 船橋編 12

カトウくんのおまけ 玩具デザイナー 加藤裕三の世界 吉田 光夫著 タイトル決定、発行日は7月下旬。 そして、有馬玩具博物館のオープンに合わせて、館内で販売することも決まった。私は最終校正作業とともに、書店営業、チラシ制作、博物館のオープニング準備…

Believe 船橋編 11

有馬へ。 LANAの闘病生活とともに、おもちゃデザイナー・加藤裕三の書籍企画も同時進行していたのだが、関西が拠点のために遅々として進まなかった。 2001年5月5日に他界した加藤氏の歩みを余すところなく伝えたいと思っていたので、執筆者の吉田光夫氏との…

Believe 船橋編⑩

2003年2月12日。 LANA永眠。推定 12歳。 LANAとの別れは唐突に突然やってきた。 その日まで、元気に食べていたのに。 そんな素ぶりをこれっぽっちも感じさせなかったのに。 静かな冬の夜、別れは突然やってきたのである。 LANAの大腸癌は、2002年11月の手術…

Believe 船橋編⑨

ねずみ先生の告白。 LANAの手術は、打つ手なしという結果に終わり、仕切り直し。 癌の腫瘍は切除できないほど肥大化していて、止む無く切開したお腹を閉じたのである。無念だったのは、私よりも森下動物病院の院長先生だ。 執念で突き止めたLANAの大腸癌と対…

Believe 船橋編⑧

手術の夜。 LANAが大腸癌であることが判明したのは、2002年11月初旬だった。 癌細胞を切除して腸を繋ぐ手術をすることになり、その日の夜が来た。 neocats.hatenablog.com 私は会社を早退して、夕方には自宅に到着した。 それから、夜8時30分には病院に着く…

Believe 船橋編⑦

2002年10月。 森下動物病院で診察を受けてから、LANAの病状は一進一退を繰り返していた。 北海道大学のLaboに検査の依頼をするなど、院長先生はあらゆる手段でLANAの病気を探っていた。 原因不明の嘔吐、さらには下痢をするようになってしまい、食欲も落ちて…

Believe 船橋編⑥

ゾウのマークの動物病院 船橋に住んでいた頃、猫たちと暮らして20年経っていた。 いろんな土地で、いろんな動物病院に通った。 ・TSUNを診てくれたダクダリ大橋病院 ・BOSSが大好きだったダクタリ大宮病院、そしてダクタリ久我山病院 ・LANAの複雑骨折を神業…

Believe 船橋編⑤

2度のセカンドオピニオン 元気いっぱいに走ったりジャンプしたり、いつも明るいLANAの表情に翳りが見えたのは2002年夏頃だった。 加藤裕三の書籍企画で、大阪へ行ったり来たりで忙しく、LANAの変化に気づいてあげられなかった。 LANAはすでに推定12歳になっ…

Believe 船橋編④

片道30キロの通勤。 船橋の家の最寄り駅は北習志野駅。会社は神保町だったが東西線竹橋駅の近くだったので、乗り換え無しで一本で通える便利な場所だった。 しかし! 片道30キロ、約50分のオートバイ通勤を私は頑なに続けた 修理でオーバーホールに出してい…

Believe 船橋編③

そして、大阪へ。 2002年6月頃から、私は加藤裕三のホームページをまとめていたウェブデザイナーのK氏に連絡を取り、何とか書籍企画が実現できないか相談をした。 そして、大阪でK氏とともに加藤氏の姉・Mさんも同席して話をすることになった 加藤氏の作品集…

Believe   船橋編②

2002年、夏。 「見返りにっぽん」の次回作を練っていた私は、一人の芸術家にアポを取ろうとしていた。おもちゃデザイナーの加藤裕三氏である。彼はグリコのおまけデザイナーとしても活躍していた大阪在住の芸術家で、私が業界紙の記者時代に取材した人物だっ…

Believe 船橋編①

いよいよ40代にむかって走り始めた私の人生の記録。 果たして二度目の頂点に辿り着けるのか? 私は2002年5月に東京・吉祥寺から、千葉県船橋市へと引越した。足立区でひとり暮らしをしていた母が病気で倒れたのがきっかけで、同居するためである。 自分が年…