I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2007〜2011

 

2006年秋から、白いおばけのスー続編の制作が始まった。

第1弾で付録として保護者用冊子を付けたことが、大きな反響を呼んだことで、続編は児童書と保護者用書籍を単独制作して、2冊同時発売にした。

 

 

 

 

表紙は2冊合わせると、スーの全体像になるデザインだ。

書店で平置きで並べてもらうことを意識したのだ。

私は以前の出版社を辞めたため、出版社に企画を持ち込み、決まったのが児童書の老舗、フレーベル館だった。歴史ある児童書の出版社で出せることで期待も膨らんだ。

 

ストーリーは前回同様、HILOKOのアイデア満載で、テンポよく進む。子どもの防犯対策を盛り込むことはもちろんだが、おばけのスーが人間世界で成長していく冒険物語でもあるのだ。

 

新入学シーズンの4月を目指してスケジュールはハードだったが、さらにセコム株式会社のキャンペーン企画の準備も同時進行だった。

あの当時のことを思い出そうにも、時系列がバラバラ。

何かというと打ち合わせでどこかに出掛けていた記憶しかない。

あんなに忙しかったのに、倒れることもなく、本当に私って健康だったんだわ〜と、つくづく思う🤣🤣🤣

そして2007年3月、ようやく2冊が完成。

しかし、ホッとする間もなくゴールデンウィークに向けてのイベントの準備が始まった。

 

品川イオンスタイルで展開した、おばけのスーイオンキャラクターララちゃんとのコラボ企画だ。

 

ララちゃんとコラボした防犯紙芝居

 

 

私は、現場で紙芝居を見る子どもたちが目を輝かせている姿を見て、「カトウくんのおまけ展」を思い出した。

 

neocats.hatenablog.com

 

それが、針金細工のワークショップだろうと、防犯対策の紙芝居だろうと、子どもたちは新しい知識を貪欲に吸収していくのである。

私は子ども向け絵本・児童書の制作に携わり、ようやく誰かを助けるために働くことができた、と思えたのである。

編集者として最初に出版した本「見返りにっぽん」は、100%自分が伝えたいことを書籍にしただけだった。

 

 

しかし子どものための絵本制作で、読者と直接触れ合う機会ができ、私は大きく成長したと、今にして思う。

 

今も更新中のセコム株式会社ウェブサイト内 『あんしん子育て応援サイト 子供の安全ブログ』では、2010 年 8 月から 2011 年 4 月まで月替わりで登場したおばけのスー

 

www.secom.co.jp

 

 

 

2006年~2011年までの5年間、おばけのスーはセコム株式会社に起用され、子どもの防犯のために活躍したのである。

スー、君と一緒に仕事をしたことを誇りに思うよ。

ほんと、楽しかったよ✨

大人になった子どもたちの心の片隅に、

今もスーが生きてることを願う🥰

 

To be contined....