I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Give me fuel 教習所日記 Final Ep.3

 

卒検、そして…。

 

2006年3月12日。自由練習1時間目。

自由練習は白いゼッケンをつける。

ゼッケンの色が違うだけで、ちょっぴり気分が違う。

この日はA指導員。

A指導員はリラックスさせてくれることで、いつものびのびと練習できた。

大型バイクに乗る楽しさも教えてもらった。

おもむろにA指導員が言う。

 

「前から気になってたんだけど、クラッチ握る指がおかしくない?」

「は?」

クラッチをかける位置は第2関節の部分でひっかけるように握る。そうじゃないと微妙な操作ができないよ。握りすぎなんじゃないか? それとも、指、短いの?」

 

 

最終段階の補習の時に言われても…😂

前から思ってたなら、もっと早く指摘して欲しかったです😡

 

この日、卒業検定の日程を3月25日に決めて、前日24日に自由練習の予約を入れた。

 

3月24日。自由練習2時間目。

暖かい春の陽射しが嬉しかった。

コースに出ると、教習生は私は一人。

悠々と練習できるな〜とニンマリ。

今日が最後の練習か…。

明日は卒検だ。CB750と仲良くなるのも今日が最後のチャンスだな…。

危ないところもまだまだあるが、大きな失敗をしなければ、ギリギリ合格ラインだろうと言われた。

落ちて元々だと思えば、気が楽だ。

緊張しないわけではないが、納得できるようにがんばるだけ。

帰り際、受付の皆さんがエールを送ってくれた。

9ヶ月も学校に通った劣等生だもん、いやでも覚えちゃうよね🤣

 

そして卒業検定、当日。

朝から緊張していた。

だいたい、試験などというものをこの20年間受けたことがないのである。

緊張して当然なのである。

ドキドキしながらコースへ。

試験官はK指導員。

 

名前が呼ばれた。

 

確認、乗車、発進。

試験が始まった。

 

 

初っぱなから難関のクランク。あ〜。

 

そして、波状路

 

スラロームは、パイロン倒さないように。それだけ。

 

一本橋

 

大の苦手だった坂道発進

 

急制動は、40キロ出す!

最後の信号、確認して…

 

 

これでゴール!

 

結果はいかに?

 

あ〜不合格😂😂😂

 

実は初っ端クランクでパイロン倒したのだ!

この時点で不合格決定なのだが、K指導員が『続けていいよ〜』と言ってくれて、最後まで続行させてもらったのである。私はすぐに補習を受けて再挑戦の予約を入れた。

 

 

3月29日。2回目の卒検。

前の晩は眠りが浅く、睡眠時間は4時間足らず。

極度の緊張感から眠れなかったのだ。

ここで学んだ9ヶ月の集大成。

CB750に乗ってコースを走る、それを楽しむだけでいい。

それだけ!

3日ぶりのCB750

聞き慣れたエンジンの音。

そして発進。ちゃんと走っている。

この日の試験は、坂道発進でエンストやら、大回りやふらつき、合図も失敗したし、一本橋の秒数も減点されるだろう。

 

私は、結果発表までの時間、虚脱感でボーっとしていた。

 

そして……。

やったー! 合格😂😂😂

 

驚きと安堵感と嬉しさと、ちょっぴりの寂しさと……。

指導員から減点のポイントを説明された。

ギリギリではあるが、安全確認がしっかりできていることから合格にしたという。

 

私は、その足でまっすぐ江東試験場に向かって、真新しい免許証をゲットした!

「大自二」「普自二」が並んでいるではないか!

これで大手を振ってハーレーに乗れるんだ〜。

K指導員とタンデムした時みたいに、カッコよく乗れるかな〜。

風を切って、カーブを曲がれるかな〜。

 

 

あ〜、9ヶ月間の教習。

指導員の皆さま、長い間ありがとうございました!

 

 

Give me fuel   教習所日記 (完)