I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

☆Memories 17

 

Harley-Davidsonの記憶

 

 

 

第9シリーズAre you gonna go my way に入って、まぁまぁ新しい記憶なのに、時系列がバラバラなことに気づいた。

2006年は、いろんなことを同時進行していて、それらが独立して記憶に残ってるようだ。

別人格の5人くらいの私 が同時にこなしていて、記憶は鮮明なのに脳内の2006年フォルダからはみ出してしまっている。

 

5月「白いおばけのスー」セコム株式会社とキャラクター契約

7月「マカマカの地球歩き2マカマカ南極へ行く」出版

7月 みつ子、病気発覚

9月「白いおばけのスー」第2弾書籍 制作スタート

10月  お嬢DON、体調悪く入院・通院

 

これらは時系列を無視して、それぞれをまとめて記録しようと思った次第。

その前に、2007年6月に待望のHarley-Davidsonをゲットして走り始めた頃の記憶を綴りたい。

Harley-Davidsonを購入したことは、大変な事件だったから記憶も鮮明だ。

なんといっても、20代からの夢が23年を経て成就したからだ🙌

 

'88 XLH883 SPORTSTAR

横浜の山下公園近くで

 

最初は、遠出するのが怖くて、近所をぐるぐる回るだけで満足していた。

横須賀近辺、横浜、東京、調布・深大寺、千葉・館山と、少しずつ距離を伸ばしていき、1年後くらいには、仕事で東京に行く時にも乗っていくようになった。

 

そんなある日。

打ち合わせで、大崎まで行く途中の出来事。

国道16号から、国道1号に入り、川崎を抜けて、多摩川を渡る。

真っ直ぐ走ると、大井町の立体交差の陸橋を渡る手前の大きな交差点。

青になると、長い直線の上り坂を、思い切り加速して陸橋にかかったところで、さらに加速するのである!

これがなかなか痛快で、たまらなく気持ちいいのだ!

すると、陸橋の真ん中あたりまできたとき、ミラーに赤色灯がチラチラと見えた!

 

あ〜〜〜〜〜、またかよ!

 

白バイだ。

HONDA FUSIONで捕まった時のことが脳裏をかすめた。

 

neocats.hatenablog.com

 

私は減速して脇に停めた。

 

「運転手さん、ここじゃ危ないから、橋を降りたところで、停まって」

「はい」

 

白バイの警官が降りて近づいてきた。

 

「運転手さん、メーターは、マイル表示かな?」

「え? いえ、キロだと思いますが」

「どれ〜? あ、ほんとだ、キロだね。Harleyは時々マイル表示のメーターついてるから、てっきりマイルだと思ったよ(笑)あのね、今、88キロ出てたのね。スピード違反ね」

「え〜〜〜〜〜〜? そんなはずありません! 私、大型免許取ったばかりで慣れてなくて、練習してるところなんです、そんなスピード出すわけないですよ!」

 

私は大袈裟に白々しいウソでごまかした。

 

「運転手さん、メーター見てた?」

「え? 見る余裕なくて…、前見るので精一杯でした」

「やっぱりね。だって僕、あの角に停まってたんだよ。絶対見えたと思って。それで加速したから、てっきり逃げたと思ったの(笑)」

「え? そんな〜。私まだ練習中なのに、88キロなんて出てませんよ。その機械、壊れてるんじゃないのかな…」

「じゃ、ちょっと確認してみようか。並走してメーター見てみるよ」

 

というわけで、白バイおまわりさんと、しばらく並んで走ったのである。

なんか、妙な光景…。

 

「大丈夫、大丈夫、壊れてないね。しっかり作動してます!」

「そうですか? 私、88キロも出してたなんて、信じられません!」

「しっかり練習して、メーターも見るようにしてくださいね!」

「はい!」

 

私は、晴れてHarleyで、スピード違反の切符を切られたのである🤣🤣🤣

なんとなく誇らしい気分😃😃😃

あの、両国橋で屁理屈並べた私とは段違いの進歩である!

大型免許を持っているというだけで、心に余裕ができたのかな。

 

城ヶ崎の駐車場で

 

人と接する時、自分が攻撃的だと相手も攻撃的になる。

この時の私は、謙虚に素直に白バイおまわりさんの話を聞いていた。

白バイおまわりさんと並んで走った時、心なしか楽しんでいるように見えたし、私もちょっとウキウキしていた。

白バイに乗ってるからには、オートバイが好きに違いないんだよね。

だからオートバイ仲間って感じで、スピード違反の切符は切られたけど、爽やかな気分だったことを覚えている。

 

友人Sとフェリーで千葉へ

やっぱり、オートバイはいい。

今はHarleyを手放してしまったけれど、いつかまた乗りたい。

しかし…問題は年齢だ。

還暦過ぎて、いくつまで乗れるだろう…

元気なうちに、Harley復活を考えなくっちゃね!