I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Walking on thin ice 吉祥寺編④

 

BOSS、FIV発症。

TSUNは腎臓疾患が悪化したが、BOSSの場合はくしゃみと鼻水が止まらなくなる風邪の症状だった。口内炎ができたり、ご飯を食べるのが大変だったり。

 

しかし、なんとか投薬治療と点滴で悪化を遅らせることができた。

TSUNは若いこともあって、一気に病気が進んだが、BOSSはすでに13歳。高齢なので悪化するのも遅かった。

 

 

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目黒に住んでいた時から、うちの子たちはダクタリ動物病院にお世話になっている。

大宮では大好きなT先生がいるダクタリ大宮病院。

そして吉祥寺に引っ越してからは、ダクタリ久我山病院に通った。

ここがダクタリ動物病院の本院である。

 

病院が好きだったBOSSは体調が悪いこともあって、診察台でゴロゴロ言うこともなくなった。ダクタリ大橋病院や大宮病院でゴロンゴロンしてスタッフの人たちに愛嬌を振りまいていた頃が懐かしい。当時はケンカでケガをした時や、予防注射の時の病院だったので、はしゃぐ元気もあった。

あの頃の元気はなく、ただおとなしく点滴を受けるだけだ。

 

 

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徐々に病気は進んでいて、TSUNと同様、定期的に入退院を繰り返す生活になった。

家にいるときも静かに寝ているだけ、そして少しずつ痩せていった。

なぜか、BOSS同様にFIV陽性だったDONは、いつのまにか陰性になっていた。

自分の力で病気を治してしまったのだろうか😲

無茶をしない性格だったし、人間が食べるものは一切口にしなかった。

しかも病気もケガもしない。まったく手のかからない猫だったのだ。

DONは、BOSSの病気が進行しても、相変わらず始終くっついていた。

本当に仲良しで、いつでも一緒にいる。お兄ちゃんでありながら、舎弟として扱う🤣、でも本当に大好きだからいつも一緒にいたんだね。

 


1997年は目まぐるしく過ぎた1年。

BOSSの治療費も稼がなきゃいけないし、家に帰ればBOSSの世話。

BOSSだけのために生きていたような時期だった。

 

明けて1998年、春3月。

BOSSの容態は一進一退で、病院通いが普通のことになっていた。

 

そして、そんな時にだ! なんと!

5年ぶりにU2来日!

 

前回はHと一緒に行ったZooTV Tour。

そして1998年は、POP MART Tourである。

 

私は、羽田空港の掃除屋でチームだったK君と一緒に行くことにした。

彼はU2のファンになって、初めてのライブだという。

私たちのチケットは意外にも良い席で、花道のすぐそばだったのだ!

POP MART Tourの情報は、前年12月のメキシコライブで、若干わかっていたので、私とK君は狂喜乱舞した。オープニングは、この花道を通って登場するからだ!

きっと泣いちゃうだろうなぁ。

久々のボノ。ボノを見ると16歳の私に戻ってしまう…。

 

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U2の話になると、途端にミーハーな追っかけファンになってしまうのは、ボノの顔がNに似てるからだろうな。

楽曲的にどうとかこうとかって話にならないもんね🤣🤣🤣

だって、全部好きなんだもんね。

ボノが歌ってればいいもんね。

K君はアダムのファンで、男が惚れる男だって、褒めちぎっていたが。

確かに、アダムはカッコいいな。ベースの弾き方とか、見とれちゃうもんね。

では、恒例のU2ライブのオープニングパフォーマンスね。*エンディングがブチっと切れちゃうけど、ご容赦ください😅雰囲気だけってことで🤣

 


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BOSSの病気で弱っていた私のハートを鼓舞するようにU2が来日してくれた。

東京ドーム1回だけのライブだったけど、毎日が仕事とBOSSの看病で明け暮れて、張り詰めた心を溶かしてくれたU2のライブ。

 


これは来日当時のボノの写真!

ROCKファン仲間が撮影した写真だ!

私もこの場に居たかった!

ボノ、ありがとうって、直接言いたかった。

 


人生を俯瞰してみると、ドン底に落ちても、必ず引き上げてくれる何かが起こる。

それが神の御手だと、今だからわかる。

私の心は自分では気づかないほど傷ついていたことも、今だからわかる。

だから、このライブでエネルギーを充電するように、導かれた気がする。

これから起きる最大の試練に耐えられるように、と…。

 

To be continued...