I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

芸術、アート

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編⑥

最後の書籍制作の仕事。 2013年3月。 スーパーのアルバイトだけでは生活が成り立たなくなったので、私は出版関連の派遣会社に登録をした。アルバイトは土日のみ、平日は派遣社員として働こうと思ったからである。 しかし、なかなか条件の良い会社が見つから…

It ain’t over ‘til it’s over 仕事編③

藤岡弘、さんのカレンダー制作 2011年3月、東日本大震災が起こる前から制作を続けていたサンリオ関連の書籍、MOOKは予定通り出版した。 マイメロ×HbGスペシャルコラボポーチつき! Love Love マイメロディ 主婦の友社 MOOK 7月発売 マイメロ×HbGスペシャルコ…

☆Memories 26

METALLICA Larsへのプレゼント 2007年、唐突にMETALLICAの大ファンになって以来、2008年にファンクラブに入会して、2009年にはNY・マジソンスクエアガーデン(MSG)までコンサートを観に行った。 そして2010年9月に、待ちに待った来日。 さらには、バックステ…

Through the Never 最終話 書籍制作編②

MOOK制作。 「天才バカボン幸福論。夜の次は朝なのだ。」「もーれつア太郎 ココロに花が咲く言葉―赤塚不二夫で元気になれ!」を出版した、主婦之友社の企画でMOOK制作に携わった。 neocats.hatenablog.com 当時から根強い人気があったおまけ付きMOOK。 おまけ…

Through the Never 書籍制作編①

本の仕事。 METALLICA熱にうなされながらも、イベントと書籍企画制作は続けた。 2006年に起業して、マカマカ絵本シリーズと白いおばけのスー第2弾を出版後の2008年には、書籍企画を出版社に持ち込むことよりも、イベント制作に重点を置いていた。しかし、そ…

Through the Never イベント制作編①

2009年〜2010年はMETALLICAで突っ走ったが、その陰では仕事もしていた私である。 メインはMETALLICAってのもどうかと思うが しかし、仕事の記憶をしっかり残しておこうと思ったら、愛車FUSIONが息絶えて、そのショックと喪失感で筆が進まなかった。 ところが…

Are you gonna go my way イベント企画制作編③

2008年7月から開始したエコキッズイベントは、青山ブックセンターの2店舗を皮切りに、9月には有隣堂ギャラリーで開催した。 カトウくんのおまけ展でも悩んだ、会場スペースの大きさ。 ここをどう生かすかがネックだった。 neocats.hatenablog.com メインはア…

Are you gonna go my way イベント企画制作編②

エコキッズイベント Vol.1 アムールヒョウがすむ ロシアの森を守ろう! 2008年は、METALLICA熱にうなされているだけではなく、本格的にイベント企画に乗り出した年でもある。 この年が、私の人生第二の頂点だったと言えるだろう。 夢だった子どものための絵…

Are you gonna go my way マカマカ編 11

2007年7月。 「マカマカの地球歩き」のスピンオフ作品「マカマカ水族館へ行く」を出版するまでの紆余曲折…。 横浜・八景島シーパラダイス・広報担当H部長からの絵本制作オファーに、私は二つ返事でオッケーしたいところだったが、ハードルが高すぎて頭を抱え…

Are you gonna go my way マカマカ編⑩

2007年6月に「マカマカ タスマニアへ行く」を出版した1ヶ月後。 「マカマカの地球歩き」スピンオフ作品「マカマカ水族館へ行く」を出版した。 2007年は、立て続けに2冊出版したのだ。あ〜、あの暑い夏を思い出すよ マカマカ水族館へ行く (マカマカの地球歩…

Are you gonna go my way マカマカ編⑨

「マカマカ タスマニアへ行く」は、マカマカ、ププ、タマリンが、嵐の夜にはぐれてしまっていたロシアサーカス団と再会して、オーストラリアへ到着したところから始まる。 neocats.hatenablog.com ここでも、オーストラリアの風景や、星が輝く夜空の風景、森…

☆Memories 19

タスマニアンタイガーの映画 THE HUNTER 2007年6月に出版した「マカマカ タスマニアへ行く」は、タスマニアンタイガーがサブキャラクターとして登場する絵本だ。 タスマニアンタイガーは、日本名フクロオオカミ、学名サイラシンという。 絵本のタスマニアン…

Are you gonna go my way マカマカ編⑧

マカマカシリーズ 第3巻 出版。 2007年6月。 マカマカ絵本シリーズの第3巻が完成した。 マカマカ タスマニアへ行く マカマカの地球歩き3 マカマカタスマニアへ行く―マカマカの地球歩き〈3〉 作者:かみお ゆりこ 本の泉社 Amazon 第2巻の「マカマカ南極へ行…

Are you gonna go my way マカマカ編⑦

アムールヒョウを救え! 2006年10月。私は「マカマカ南極へ行く」を出版後、書店の他に全国の動物園、水族館にも新刊リリースを郵送、電話営業もした。横須賀から近い、八景島シーパラダイス、京急油壺マリンパーク(2021年6月に閉館。寂しい)には、HONDA F…

Are you gonna go my way マカマカ編⑥

マカマカ南極へ行く マカマカの地球歩き2 営業編! 私は、マカマカシリーズ第2弾から書店営業に積極的に回った。 第1弾ロシアへ行くとは別の出版社で制作したこともあり、営業関連は自ら行うことにしたのだ。 あれ?発売日が7月15日になってる 書店営業用…

Are you gonna go my way マカマカ編⑤

2006年3月に出版した「マカマカの地球歩き マカマカロシアへ行く」が完成に近づいた頃、私はすでに第2弾の構想を練っていた。 当初からシリーズ本として10巻まで出版する予定だったからだ。 テーマは、世界中に生息する絶滅危惧種の動物を、子どもたちに知…

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2007〜2011

2006年秋から、白いおばけのスー続編の制作が始まった。 第1弾で付録として保護者用冊子を付けたことが、大きな反響を呼んだことで、続編は児童書と保護者用書籍を単独制作して、2冊同時発売にした。 親子できたえる防犯力―親子の会話が、防犯の第一歩!自分…

Are you gonna go my way おばけのスー 編☆2006

2006年4月の会社設立後、セコム株式会社と「白いおばけのスー」のキャラクター契約を結んだ。スーは、セコム株式会社専属のキャラクターとして活躍する。 セコム(以下、株式会社略)は「ココセコム」という、GPS(衛星測位システム)や携帯電話の基地局を使…

Are you gonna go my way 横須賀編①

2006年4月。 私は「白いおばけのスー」と「マカマカの地球歩き マカマカロシアへ行く」2冊の絵本を出版した後、6年勤務した会社を辞めた。 理由はいくつもあったが一番の理由は、セコム株式会社が「白いおばけのスー」を監修したことで、出版社が貪欲になっ…

Are you gonna go my way マカマカ編④

マカマカの地球歩き マカマカ ロシアへ行く NHKスペシャル「絶滅から救えるか アムールヒョウ」の劇伴奏曲を、マカマカの絵本に付録CDとして付けたい。この唐突な申し入れに、NHK番組制作局チーフディレクターの小林達彦氏は、作曲家の巨勢典子氏に連絡を入…

Are you gonna go my way マカマカ編③

©️Yuri Shibnev プザンという名のアムールヒョウ サンスター文具株式会社の初のオリジナルキャラクターの販促ツールとして企画された絵本制作は、私の原点・アフリカ・ケニアとアムールヒョウの出会いで、絶滅危惧種の動物たちを救う目的に変わっていた。 ne…

Are you gonna go my way マカマカ編②

©️Yuri Shibnev ハワイで生まれたアフリカゾウ・マカマカ サンスター文具株式会社初のオリジナルキャラクター・マカマカは、同社の新商品発表会でぬいぐるみ、各種文具、メモ帳、バッグ、レターセットなどの展示とともに、絵本も発表することになっていた。…

Are you gonna go my way マカマカ編①

マカマカ初期デザインの動物たち 2006年1月。 絵本「白いおばけのスー」出版後、私はもう一つの絵本企画に着手した。 サンスター文具株式会社のオリジナルキャラクター「マカマカ」の絵本制作だ。 前年12月、大阪・梅田のビジネスホテルで閃いたストーリーの…

Give me fuel 船橋編 最終話

長かった2005年・42歳の記録。大型自動二輪免許取得のための教習所通い、書籍「わが家の防災」シリーズ2冊、そして「白いおばけのスー」の出版。 年末は慌ただしく暮れていき、何をしていたのか記憶にない そう、船橋での生活は記憶が曖昧。 それもそのはず…

Give me fuel 子どもの防犯絵本⑤

朝日新聞夕刊1面記事 2005年12月。 『親子で学ぶ防犯絵本 白いおばけのスー』(HILOKO作・セコム株式会社監修 駒草出版)が書店に並んだ。 白いおばけのスー―親子で学ぶ防犯絵本 作者:HILOKO 駒草出版 Amazon セキュリティ大手企業が監修した絵本、また親子…

Give me fuel 子どもの防犯絵本④

子どもの防犯キャラクター誕生! セコム株式会社監修で制作スタートした、子どもの防犯絵本は、HILOKOの書き下ろしストーリーで制作することが決まった。 白いおばけのスー このキャラクターは、おばけの子どもという設定。おばけの子どもが人間界に降り立ち…

Give me fuel 子どもの防犯絵本③

HILOKOというアーティスト セコム広報室の監修を得て、子どもの防犯絵本制作に着手したのは、2005年夏だった。 すでに作家はHILOKOと決めていたので、彼女が描く絵をどのように組み立てるかをまとめるだけだった。 Give me fuel 子どもの防犯絵本①でも書いた…

Believe 船橋編 最終話

春日明夫教授と東京造形大学の学生たち 2004年5月8日〜18日 カトウくんのおまけ 加藤裕三の世界展 於:横浜イセザキ町・有隣堂ギャラリー このイベントでは、書籍「カトウくんのおまけ」「グリコのおもちゃ箱」の他に、グリコのキャラメル「木のおもちゃシリ…

Believe 船橋編 15

カトウくんのおまけ展で展示する特大レプリカ制作は、東京造形大学の春日明夫教授の「遊具・玩具ゼミナール」の学生たちの手によって完璧に制作され、2004年5月に有隣堂ギャラリーで開催された「カトウくんのおまけ 加藤裕三の世界展」で、圧倒的な存在感を…

Believe ☆ Making of カトウくんのおまけ展 ⑧

楽しげに作業をする田中君と瀬詰さん 第8回 「サイくん」特大レプリカ完成間近! 2004年3月10日(東京造形大学 ゼミ室にて) 午前中、有隣堂ギャラリー担当の志村圭一郎氏と横浜で打ち合わせの後、私は造形大へ向かった。場所は木工室からゼミ室に移動して…