I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

海外ドラマレビュー☆シェパード犬刑事REX #5

 

Kommissar Rex ☆ Season 1
ウィーン警察シェパード犬刑事 

Episode 2☆Ein Perfekter Mord 完全犯罪

 

昨日(2023/11/8)、毎週水曜日2話連続放送のウィーン版REX。

第2話と3話の放送だった。REX大活躍の2エピソードだ。

今回は第2話「完全犯罪」のレビューの前に、なぜ私がこのブログの前身となる「Wurst Semmelな日々」を始めたかを話したい。

 

REXドラマを初めて見たのは、東日本大震災の年、2011年8月だ。

還暦ブログにも書いたが、震災以降、仕事がどんどんキャンセルされた。

特にダメージが大きかったのは、絵本「マカマカの地球歩き」シリーズの中国語翻訳出版が破棄されたことだった。

福島原発の大事故で、東京に住んでいた中国の担当者が中国へと帰ってしまったからだ。

そして連絡がつかなくなり、ずいぶん経ってから、翻訳出版の話は白紙に戻してほしい、と。

このショックはとてつもなく大きく、どうしたものかと途方に暮れたのである。

 

neocats.hatenablog.com

 

そんな時、テレビ画面に映し出された警察犬と思しきシェパードと、ドイツ語が飛び交う画面、黒髪に透き通るようなブルーの目が印象的な俳優がドタバタと犬と一緒に走りまわっている番宣映像。私は引き込まれるように画面に釘付けになり、このドラマを毎日欠かさず見るようになったのだ。

仕事がなくなり重い空気の中、母と私の笑い声が響くようになったのは、REXドラマがあったからだ。

あの辛かった頃、REXが力を与えてくれたのである。

そして、ブログを始めた。

感じたことを綴っておきたいと思った。

もう12年前の記事なのに、誰かがどこかで読んでくれている。

REXのファンは世界中にいるし、日本のファンともブログを通じて知り合った。

だからこそ、大事にしたいドラマなのだ。

しかし、Hudson & Rex セントジョンズ警察シェパード犬刑事は、私が大事にしていたREXドラマの核を捨ててしまって、根底からひっくり返す展開、悲しくなるのだ。

しかしレビューを書こうと決めた以上は、続けようと思っている。

おそらく、ウィーン編と比較する内容がほとんどになってしまうと思うが。

少々長くなってしまったが、私がなぜREXドラマにのめり込んでいるのか、きちんと書いておきたかったのである。

 

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さてさて。

REXウィーン編 第2話だね〜。

実はこのエピソードは、12年前の当時も今もあまり好きではない。

ストーリー展開はくだらないというか、バカバカしい事件なのだが、REXとモーザーのやり取りが非常に面白いのだ!

まずは、当時のレビューをチェックしていただけると嬉しいです〜。

 

neocats.hatenablog.com

 

当時のレビューで言及しなかった最後の場面

犯人に橋から川に落とされた女性を助けるため飛び込むモーザー。

川の流れは速くどんどん流されていく。

必死に泳ぐモーザーも流される女性も必死の演技で、めちゃくちゃリアル

同時進行で岸を全速力で走るREXだ

岸に近づいたところで、助けるタイミングを測り、川に飛び込むREX!

このシーン、初めてREXが泳ぐシーンである。

 

 

実は、カナダ版でも同様の水の場面が第4話で出てきた!

私はてっきりREXが飛び込んで助けるものだとばかり思っていたのだが…。

ま、この件については、カナダ版REXのレビューで検証したい。

 

ということで、このREXの華麗な川からの救出シーンのYouTubeがあったのでシェア。

美しい画面でアップしてくれているので本当に助かります。

41分くらいからで、モーザーが川に飛び込むシーンからね。REXの華麗な走りが見られます。

 


www.youtube.com

 

次回はウィーン編の第3話のレビュー。

このエピソードは、REXシリーズ最高傑作のうちのひとつ、と私は位置付けてる。

脚本、構成、REXとモーザーの迫真の演技。文句なしの傑作。

長くなるので、次回ね🤣