Kommissar Rex ☆ Season 1
ウィーン警察シェパード犬刑事
Episode 9☆ Amok (殺人鬼) 2023/11/29放送
溜まっていたレビュー、ウィーン編REXの2本目です。
このエピソードはおそらく、
REXドラマ歴代、超問題作と言っても過言ではない。
超問題作と言っても、傑作ではありません。
駄作です😂😂😂😂😂
事件の内容が第8話同様、超バカバカしい展開。
そして驚くことに、この物語の内容は青少年には見せられない内容でありながら、ウィーンでの放送当時は日曜日の夜8時から放映されていた。
日本で言えば、NHKの大河ドラマの時間だ😆ゴールデンタイムだよね?
可愛いシェパードが出てくるドラマだけに、家族で見るドラマだとしたら、若干、心配な内容です…。
ことの発端は、ある若い男性が交通事故で入院中に、HIV陽性を知ったことから始まったのだ。そして自暴自棄になり、自分にHIVを移したと思われる友人たちを殺していくというストーリーである。まったく短絡的な犯人である。
この男は、あるクラブのメンバー。
乱行パーティークラブである😅
裕福な若者たちの集まりで、彼らは仲間以外とはセックスしないと約束していた。
クラブのうちの誰かが裏切ったことが原因で、HIVに感染したと考えたのだ。
そして、皆に復讐すると怒りに燃えるのである。
さて、この犯人役の若い男。
モーザー亡き後(まだウィーン編REX全編見てない方にはごめんなさい!モーザーは殉職します😢)REXとコンビを組む2代目刑事として颯爽と登場する、Gedeon Burkhard(ゲデオン・ブルクハルト)である。
彼が25歳の時に、犯人役としてゲスト出演した一本。
Gedeonは子役から活躍している根っからの俳優だが、おそらくこの頃は売り出し中だったのだろう。
この放送3年後に、Gedeonは刑事としてREXドラマに戻ってくるのだ。
当時、モーザーのあとの刑事役オーディションには、たくさんの俳優たちが応募したらしく、見事Gedeonが勝ち取ったわけだね。
しかし、こうして連続放送で観ている私たち日本人にとっては、若干の違和感あったよ。
「え?この人、犯人で逮捕されたんじゃなかったっけ?」
かなりインパクトの強い犯人だったから、ウィーンの人たちだって忘れてないと思うけど…。
こちらが犯人役のGedeonさん
こちらが、刑事のGedeonさんね。
イケメンだったから、相当人気があったようですよ〜。
さて、こんな毒のあるストーリー展開だが、今回はしっかり朝のお約束シーンが盛り込まれて、エンディングで事件解決に役立つ、REXドラマ王道のエピソードだったのだ。
朝のお約束シーンはこちら。
ぜひぜひYouTubeを見てください。
8分50秒あたりから。
今回は、モーザーとかくれんぼをして、モーザーの背中で吠えて驚かす、という遊びですね。
これが、犯人確保の時にそのまま生かされるわけだ。
前出YouTubeの41分くらいから見てくださいね〜。
ガソリンをまいて自殺しようとしている犯人を、モーザーが説得している間に、REXが犯人の背後に周って、吠えて脅かす。
その隙を狙って、犯人逮捕だね。
そして!
大どんでん返しが待っていた!
犯人はHIVに感染したことをきっかけに仲間を殺したのに、HIV陰性だったと病院から連絡が入るのである!
この犯人の最後のセリフに、腹を抱えて笑ってしまった私は不謹慎でしょうか・・・・
モーザー「おまえはHIV陰性だったぞ」
犯人「ウソだ、俺はエイズだ、俺はエイズなんだよ!」
モーザー「再検査の結果、おまえは陰性だったんだよ!」
犯人「うそだ! うそだって言ってくれよ〜おれはエイズなんだよ〜」
なんでしょうか、この混乱したセリフ😂😂😂😂😂
エイズの方が良かったんですかね?
混乱してますよね・・・・
さて、ストーリーといい、ゲスト出演者といい、セリフといい、問題が山積みの一本だったけど、記憶に残るエピソードでした!
さ〜さ〜、チャーリー&REXは、その後どうなったかな〜。