I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン1#3のこと

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REXシーズン1
第3話「完全犯罪」
Ein perfekter Mord(原題)



REXが、めでたく(?)刑事犬になって最初の事件は、ドロドロした人間関係から発展する殺人事件!

私はヨーロッパ(イギリスを除く)のドラマを見るのは初めてだけど、このドラマはREXの可愛さとは裏腹に、あからさまなエピソードが結構出てくる。
制作年が1994年というのも関係あるのかな~。
シーズン2ではモーザーと婦人警官が潜入捜査で恋人役を演じ、全裸で湖でじゃれ合うシーンも…

全裸と言っても、後ろ姿のみだけどね(笑)。
でも、子どもにはちょっと見せられない、男女が絡むシーンも多いのよね~。
ヨーロッパの文化なのか、それとも時代なのか、ちょっと疑問ですけど。


そしてこのエピソードですよ。
人間関係がぐっちゃぐっちゃ。理解に苦しむ…。

事件は、居酒屋の老舗(だと思う)のオーナーが、突然心臓発作で倒れる。
救急病院に運ばれるも死んでしまうんだな。
この居酒屋は、オーナー夫婦とオーナーの弟夫婦で経営している居酒屋で、実はオーナーと弟の妻(義理の妹ですね)は不倫関係、しかも暗黙の了解で見て見ぬ振りという不健全さ!
どういう兄弟と夫婦よ! って思っちゃった。

オーナーは元々心臓が悪く、ペースメーカーを付けていたのだが、誤作動で心臓発作を誘発したことが死因だと医者が指摘。
そうなると、事故ではなく殺人事件の扱いになる。
早速、モーザーとシュトッキーは居酒屋の人間関係を探りにいくのだが…


さて、冒頭のお約束シーン、REX&モーザーのドタバタシーンは、今回はスペシャルに楽しかったね!

朝、REXがパン(ゼンメル)の袋をくわえて、パン屋さんから出てくる。
これがREXの日課になるのね。
焼きたてのゼンメルの袋をくわえて、石畳の道路を急ぎ足で走るREX。
道路を渡る時は、きちんと左右確認してから横断するね。
階段を駆け上り、公園の脇を走り…って、モーザーのアパートからずいぶん遠いパン屋だな…。

アパートに着くと、REXはドアのベルを鳴らす(人間みたいよ!)。
モーザーは洗面所でひげ剃り中。
廊下には大事なトロフィーが散乱、それを踏んづけ転びそうになるモーザー。
モーザーがドアを開けると、小走りのREXがキッチンへ。

「トロフィーで遊ぶなって何度言えばわかるんだ!」と怒鳴るが、完璧無視のREX。
ゼンメルをテーブルの上に置くと、
「ぼく、お使い上手にできましたよ!」と得意顔でお座りをする。
「おまえには負けるよ」と言って笑うモーザー。

イメージ 2モーザーは、ゼンメルを横半分に切って、ヴルスト(この時は白いハムですね)を挟み、ヴルストゼンメル調理中に、シュトッキーから電話。これもお約束。

テーブルに置いた作りかけのヴルストゼンメルをREXが盗み食い! これもお約束!!

朝の風景は毎回楽しみなシーンで、今回はさらにスペシャル!

二人はペットショップ(ドイツ語ではZOOHAUSEと書いてあったな~)で買い物するんだな~。
まるで同棲を始める恋人同士が、お茶碗とかカップとか家の物を買いにいくみたいな感じで、とっても可愛いシーンなのよね!

REX、自分で欲しいものをどんどんレジに並べる~。
お皿、リード、おもちゃ…、これでもかって感じで。
まったく、こんな犬いるわけないんだけど、REXだからリアルで可笑しい!


さて、本題はというと…。
日本語タイトルの「完全犯罪」っていう割には印象がうすかった…。
結局、殺しに使った睡眠薬が犯人の衣服に少量付着しているのをREXが見事発見! 
犯人はオーナーの弟という展開。

ドロドロすぎるよ…。実の弟が犯人なんてさ…。

ま、いいか。
REX大活躍!ってことでね!