I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン1~3 ☆第1位の発表!

REX Staffel 1~3 
Richard Moser編  ☆第1位☆ランキング発表!



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Servus! 皆さん
とうとう、ベスト1発表の日が来てしまった…。
シーズン6の感想日記もそっちのけ(笑)で、ここまで、一気に更新しました。
今週でアレックス&クリスティアンのシーズンも終わりだというのにね…。
ま、モーザー編でテンションあがっちゃってるから、仕方ないのよねぇ(笑)

第2位までのエピソードをご覧になった方は、何となくおわかりかと思うのですが…。

実は、ベスト1発表の前にお伝えしたいことがあります。
ドラマ「Kommissar Rex」Staffel 1~3の第1話「刑事犬の誕生」と、最終話「狂気の銃口は、審査対象から外しました。なぜなら、他のエピソードとは同じ土俵に立てないからです。

これら2エピソードは、本国(ドイツ/オーストリア)の初放送では、TVムービー90分枠で放送されているため扱いがまったく別物であり、言うまでもなくREXとモーザーの出会いと別れを描いた、特別なストーリーです。他と比べようがないんですよね。
何度かコメントにも書いたと思いますが、この2つは別格扱いなんですよね。

ですので、この2エピソードについてはランキング除外、「永世」の称号を与えることにいたしました。

※エピソードの詳細は書庫の各シリーズのリストを参考にしてください。


イメージ 2☆永世☆

REXシーズン1 第1/2話「刑事犬の誕生」
Ep1(1)Nov. 10, 1994
Endstation Wien(原題)  Last Stop Vienna(英)



Story :☆☆☆☆☆∞

REX :☆☆☆☆☆∞
M&R  :☆☆☆☆☆∞





ストーリーについては感想日記で熱く語ってるので、あえて多くは語りませんが、事件はもちろんロシア絡み(*^_^*)  私がロシアに反応してしまう理由は機会があればどこかでお話しましよう…。



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「永世」としてランク除外にしましたが、部門別ランキングには再び登場しますので、お楽しみに!


 



イメージ 9☆永世☆

REXシーズン3 第17/18話「狂気の銃口

Ep4(S-4)(45)Jan. 25, 1998
Mosers Tod(原題) Moser's Death(英)



Story :☆☆☆☆☆∞

REX :☆☆☆☆☆∞
M&R  :☆☆☆☆☆∞




イメージ 12このエピソードは、モーザーの「死」を暗示するたくさんの「特別」が登場する。
いつもはベッド禁止なのに、嵐を怖がるREXにベッドで寝ることを許可するモーザー。
ペットショップでご褒美のおもちゃを買ってもらうREX。
息を潜めていたモーザーのロマンスが突然復活、ヤキモチを焼きながらも彼女を受け入れ、花束を渡すREX。

エンディングは、特別編成で真っ白な背景にエンディングロールが静かに流れ、この時だけの音楽が流された。


あまりにも辛いエピソードだけに、何度も見ることができないファンもいると思うが、REXのキュートなシーンも満載で、こちらも部門別ランキングに登場するシーンがいっぱいあるね。

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そして!


いよいよ、第1位の発表です!
私の頭の中では、ドラムロールなってます♪♪♪


イメージ 4☆第1位☆

 REXシーズン1 第15話「レックス誘拐」

Ep14(14) Feb. 9, 1995
Schuesse auf Rex(原題) Target Rex(英)


Story :☆☆☆☆☆
REX :☆☆☆☆☆
M&R  :☆☆☆☆☆




シーズン1の最終話として放送された本エピソードは、最終話に相応しくドラマを盛り上げるあらゆる要素を散りばめた最高傑作だと思う。
REXの申し分のない演技は言うまでもなく、殺人課刑事たちが一致団結してREX救出に走る姿にも感動する「愛と友情」のストーリーだ。

こんな時代だからこそ、人と人との繋がり、絆の大切さに思いを馳せる人も多いと思うのだが、17年前に制作されたこのドラマにこそ、その答えが詰まっていたのではないのか…。

事件は、夜のホテルの駐車場で起きる。
車から降りた男を、一瞬のうちに殺す犯人。
手口の鮮やかさからプロの殺し屋であることは一目瞭然だ。

一方、モーザーは引っ越しの準備でアパートの大掃除をしている。
REXはリビングでテレビに夢中。大好きな番組が放送されているからだ。
REXが掃除を手伝わないことにいらだつモーザーは、テレビをぶちっと切ってしまう。
この風景がまるで人間の親子のようで、いつもの毎日、日常をうまく切り取ったシーンなのだ。

そこへ、事件発生のシュトッキーからの電話。
ロシア人のプロの殺し屋の犯行と睨んだモーザーとシュトッキーは、犯人が国外へ脱出する前に確保するため、駅へと急ぐ。
そして犯人発見。公衆電話で電話をかける犯人のそばに行くモーザー。
犯人の決定的な言葉「ターゲットを殺した」というを言葉を聞くのである。
徹底的な証拠を掴んだモーザーたちは、逃げる犯人を逮捕。
REXの華麗な走りも見せ場だったね。

順調に思えた犯人逮捕も、翌朝、一変するのだった…。


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REXとモーザーの朝のシーンは感想日記にも詳しく書いたのだが、ここで描かれる2人の何気ない風
景、焼きたてのヴルストゼンメルを買いに走るREX、モーザーはキッチンで食事の支度。
REXはいつものように2人分のヴルストゼンメルが入った袋をくわえて、ストリートを走る。
爽やかな朝の空気の中で軽やかに走るREXの姿は、今日も生きてて良かったと幸せに浸っているようにも見える。バッグに流れる音楽は「Oh! Happy Day」。

イメージ 6しかし、いつもの幸せが一瞬にして壊されるのである。


一発の銃弾がREXを捉え、力なく倒れる。
アパートの玄関には、二つのヴルストゼンメルが無情にも転がっていた…。

REXの命と引き替えに、ロシア人暗殺者を釈放するのだが、REX救出のためにシュトッキー、ヘララーが立ち上がる姿には胸が熱くなった。


「お前のREXということは、俺たちのREXでもあるんだぞ」
と、シュトッキーは言う。

「それに、あんたは単なる同僚じゃない」
と、ヘララーが言う。

REXのために偽証をし、国際的重要人物のロシア人暗殺者を釈放してしまったモーザーの重罪を、2人は受けて立とうというのである。
これほどの固い友情で結ばれた人間達が、今の時代にどのくらいいるだろうか。
どんなに恵まれていても稼いでいても、名声があったとしても、心を共にする友人に恵まれなければ、それは不幸な人生だと思う。寂しい人生だと思う。
「幸せ」とはいつもの日常であり、空気のように存在する「いつものこと」。
失ってから気づいてももう遅いのだ。

このエピソードをベスト1にした理由は、モーザーがREXを想う「愛」と、ウィーン殺人課3人の「友情」が、あますところなく描かれていたからだ。

もちろんREXの「最高の演技」も見られる贅沢なエピでもある。
撃たれて倒れるリアルな演技、捉えられてから、モーザーと電話で話す場面や、脱出を試みて近所の子どもに助けてもらおうとするシーン、犯人から逃げるシーンなど、数えればキリがないほど、名演技が続くのである。

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エンディングの鬼気迫るモーザーの表情も素晴らしい。
こいつに逆らったら、地獄に落とされそう…と思えるほどの怖さ。
REXに銃口を向ける犯人が引き金を引けなかったのも納得できる。

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ドラマとしての要素もさることながら、大切な事を教えてくれるストーリーだったよ。
言うまでもなく、ロシア絡みでもあるしね(*^_^*)

しかし、以前の感想日記を読むと「ベスト5に入るエピソード…」なんて書いてる(爆)
ベスト5どころじゃないよね~、☆ベスト1☆の栄冠に輝きました!

neoyukaの『誰が何と言おうとも!』ランキングにお付き合いいただきありがとうございました。
私の独断と偏見のランキングでしたが、こんな事も参考に録画を見直していただけると嬉しいです。
そして、反論でも異論でもコメントをいただけると嬉しいですね。
Bitte!


neoyukaの『誰が何と言おうとも!』ランキング


第1位  REXシーズン1 第15話「レックス誘拐」
第2位  REXシーズン1 第4話「死への逃亡」

第3位  REXシーズン1 第8話「復讐」
第4位  REXシーズン3  第13話「凶器は赤いバラ」
第5位※ REXシーズン1   第14話「ウィーンの地下水路」
第5位※ REXシーズン2 第11話「誘拐」
第6位  REXシーズン3 第5話「癒されない傷」
第7位  REXシーズン3 第6話「少女の目」
第8位  REXシーズン2  第6話「危機一髪」
第9位  REXシーズン1 第12話「爆弾テディ」
第10位  REXシーズン2 第13話「モーザー 絶体絶命」

終わってみれば上位3位はシーズン1独占でしたね~。予想通りか。



今週はシーズン6感想日記に戻ります!

その後はシーズン4~6アレックス編ランキング、そして部門別ランキングも控えてますので、またご意見などいただけたら嬉しいですね!

Danke!