第15話「シュトッキー最後の事件」
Stockis letzter Fall (最終話)
いよいよシーズン2最終話。
ようやく辿り着いた。
🇦🇹ウィーン編REXについては、2011年当時のレビューを確認しながら補足を書こうと思っていたのだが、結局、のめり込んで書いてしまう。
心底、REXが好きなんだなぁとつくづく思う。
2011年当時のレビューを読んでみると、今回、注目した点とまったく同じ。当時と同じ感想を持ったってことは、テーマが普遍的でブレてないこと。なるほどね。
それから、 シュトッキー扮するカール・マルコヴィックスの情報(2008年アカデミー外国語賞を受賞した「ヒトラーの偽札」のことなど)も掲載しているので、興味のある方は読んでみてね!
さて、冒頭から不穏な空気を漂わせながら、一人のキレた男が女性裁判官を殺害する場面から始まる。
陰惨な場面で引いてしまうのだが、そのあとはREXとモーザーの朝のシーンで和ませてくれるところがいいね。
REXが軽々とジャンプする姿は、🇦🇹ウィーン編でお馴染みだったから、🇨🇦版REXを観た当初は、REXの動作が遅くてイライラした。
🇦🇹ウィーン編のREXは車の乗り降りはジャンプして窓から。
🇨🇦版は、チャーリーが後部座席のドアを開けてREXが乗り降りする。
ま、シーズン2あたりからはジャンプするシーンもあったけど、初代REX・BJ君の身軽さに見慣れたファンとしては、イライラ感に悩まされたね。
さて、今回の事件は非常にシリアスだった。
父親が娘を虐待、離婚後、接近禁止令を出されたことで逆恨みをして、女性裁判官、診察した女医を殺害する。離婚した妻、娘も含めて、女性全般への逆恨みと取れるセリフも出てきて、こういう男は言語道断。
まったく最悪だ。
虐待男は妻の母親も傷つけ、とうとう娘の幼稚園へと向かうのだ。
母親は職場から幼稚園へと急ぐが、すでに犯人は娘のところにいた。
モーザー、シュトッキー、REXも幼稚園へと急行する。
現場に到着したモーザーたちの緊張感がすごい!
気合いの入り方が尋常じゃない。
のけぞってしまうほど。
彼らが走る映像がスロモーションだったり、息遣いとかね。
そして、一番感動したシーンがこれだ。
犯人が妻を捕まえて、カミソリを首に当てているところで、窓からその様子を伺うモーザーとREX。REXはモーザーに訴える。
「父ちゃん、俺が先に突入する、援護頼む!」(と言ってる)
「よし! 行け!」
モーザーは、REXの目を見ながら頷き、首を窓の方にクイっと合図するのだ!
そして…
(*40分30秒あたりから見てね〜)
いやいや、ここで登場、ガラス破り!
もう、REX、最高!
写真まで撮っちゃったよ🤣🤣🤣
REX、超カッコいい〜〜〜〜🥰🥰🥰
もう、なんたって、ガラス破りの元祖!
さすがにキマってるよね。
そんなわけで、虐待男を無事逮捕して一件落着ですよ。
ラストシーンはシュトッキーの送別会ね。
ちゃんとメッセージボードまで作ってかけてあるし。
これって、ヘララーが作ったんだよ。
ヴルストゼンメルもいっぱい用意しておいたのもヘララーよ。
モーザーからのプレゼントは、5000ピースのジグソーパズル。
ザルツブルグは事件もなく暇だろうからって😂
REXからも骨のプレゼントね。
そして、みんなで記念撮影してエンディング〜!
さびしいね。
シュトッキーのキャラクターって唯一無二だったから。
REXにヤキモチを焼いたり、モーザーを取り合ったり。
シーズン1からのいろいろなシーンを思い出す。
さぁ、次回からはシーズン3。
第1話は、傑作中の傑作ですよ!