2025年明けて1月5日、迎え撃つはクボタスピアーズ。
結果は、敗退。
27対32。
最後の最後に逆転された。
一進一退の攻防。
開幕戦、第2戦に劣らず目まぐるしい試合に、私は何度も泣きそうになった。
昨季、クボタスピアーズと対戦した2023年12月16日には、
75対0という、相手にもならない結果だったのだ。
そして一年後。
私はライブ映像に映る、クボタスピアーズ選手たちの苦しい表情を見逃さなかった。
それは、見失った何かを探す焦りの表情、とでも言うのか。
オレンジのジャージを着た選手たちから、余裕を奪ったHONDA HEAT。
少なくとも、私にはそう見えた。
しかし、勝負に負けたのは事実だ。
最後に底力を見せたクボタスピアーズ。
一歩及ばなかったHONDA HEAT。
私は昨晩、突如思い出した大好きな曲を何度も繰り返して聴いていた。
When You Believe Whitney Houston & Mariah Carey
これは映画「The Prince of Egypt」のサウンドトラック。
Many nights we prayed
With no proof, anyone could hear
In our hearts a hopeful song
We barely understood
Now, we are not afraid
Although we know there's much to fear
We were moving mountains
Long before we knew we could
There can be miracles
When you believe
Though hope is frail, it's hard to kill
Who knows what miracles you can achieve?
When you believe, somehow you will
You will when you believe
毎夜祈り続けた
祈りが届く根拠もないのに
希望があふれる歌、私たちはその意味を理解していたか?
でも今、恐れはしない
私たちは、多くの恐れをすでに知っている
もうずっと前から、山を動かせることも
私たちは知っているのだ
信じれば、奇跡は必ず起こせる
希望とは儚いもの、けれどそれは簡単には消え去らない
どんな奇跡を起こせるか、それは誰にも分からない
信じるとき、それが形となるのだ。
*若干、私の意訳です。
この歌が突如心に浮かんだことが、私にはとても心地よかった。
We were moving mountains
Long before we knew we could
山を動かせることを、もうずっと前から知っている。
そうなのだ。
私たちは、知っているのだ。
HONDA HEATが突き進んで、山を動かすことを。
そして、
私はもう二度と泣かない。
HONDA HEATが勝利するまでは。