Hudson & Rex ☆Season1
セントジョンズ警察シェパード犬刑事
Episode 9☆THE MOURNING SHOW(悲しみのブラックウィドウ) 2023/11/10 放送
怒涛のごとく更新しているカナダ版REX。
ようやく面白くなってきたから、記憶が薄れないうちにってことで。
第9話の前に、第8話で書き忘れたので追記です。
本家ウィーン編を彷彿とさせるシーンがもう一つ。
REXのヤキモチの場面ね🤣
まぁカナダ版のチャーリー、個人的にはそれほど魅力的ではないんだけど、REXとしては彼が女性と仲良くするのはいい気がしない。
これはウィーン編のモーザーとアレックスの時代に確立したREXお約束のシーンである。
モーザーはとにかく女好きだったし、アレックスは女が放っておかないタイプのイケメンだ。
それだけに、REXとしては気持ちの休まる日はなかった🤣
とにかく、彼女ができそうになると、あの手この手で邪魔をするという具合である。
さて、カナダ編のチャーリーは離婚して半年、そろそろ彼女を作ってもいい頃だ。そんな時、時々立ち寄るカフェの女店員がチャーリーに好意を持つ。チャーリーも悪い気はしない。
そんな二人を少し離れて冷たい目で見るREXだ。
彼女がREXに挨拶しようとすると、
敵意剥き出しに吠えて、フン!と横を向く。
ははは〜。いい感じだね〜。REXはこうでなくっちゃ!
さて、第9話に戻ろう。
アクションチャンネルのあらすじの引用。
ハリソン・メディアのCEOクリス・ハリソンが死亡した。彼は重度のピーナツアレルギーで、天井の吹出口にセットされたディフューザーによって拡散された、ピーナツオイルの成分でアナフィラキシーショックを起こしたらしい。殺人事件として捜査を始めたチャーリーたちは、彼の新妻で朝番組の司会者ヴィッキーが、過去にも夫を2人事故で亡くしていると知る。果たして彼女は遺産目当てで夫を殺す“ブラックウィドウ”なのか!?
事件的にはあまり面白くなかったんだけど、本家REXの得意技がここでも披露された。
尾行だ。
はっきり言って、人間よりも犬が尾行する方がよっぽど目立つと思うけど😆REXの得意技の一つである。
ウィーン編REXシーズン2第11話「誘拐」 Entfuhrtで登場する尾行シーンは秀逸。
動画があったので、REXの真剣な表情を見てみてね(5分30秒あたりからです)
こうして、本家REXドラマのお約束シーンや技を取り入れて、脚本の軌道修正を行なっているように思えるカナダ版REX。
やはりREXファンは世界中にいるわけで、なんと言ってもウィーン編のモーザーは不動の存在だ。1994年から約30年もの間、ファンを魅了してきたドラマである。
カナダ版REXについての情報が不足しているので、どのような経緯で企画されたかはわからないが、新しいREX像を描こうとしている意図はよくわかる。
しかし、警察犬ではない刑事犬としてウィーンで誕生したREX像を描かなければ、タイトルに「刑事犬REX」を冠してはならないのだ。
さて、いよいよ第10話のレビューです!