Hudson & Rex ☆Season1
セントジョンズ警察シェパード犬刑事
Episode 3 ☆HAUNTED BY THE PAST (過去からの亡霊)2023/11/7 放送
はい、カナダ編、第3話ね。かなり記憶が曖昧。
YouTubeで検索すると、いくつか動画が出てくるので検証するために見てもいいんだけど…。
カナダ編は字幕なしでも英語なのでなんとか理解できるけど…。
しかし! あらためて検証するほどのストーリーではない😆
REX活躍で特筆すべき点は1点だけ。
犬は人間の4倍の超力があるというREXの耳で解決した事件だった。
とりあえず、アクションチャンネルの解説を引用。
聖ジュリアン教会の墓地で、夜中に首を絞められて倒れている若い女性が発見された。被害者のナンシー・ルービックは一命を取り留めたが、昏睡状態で話はできない。ナンシーの兄マルコムは20年前に謎の失踪を遂げており、当時の第一容疑者だったマルコムの家庭教師が、最近ナンシーに脅迫メールを出していたと分かる。しかもナンシーの夢枕には何度もマルコムが立っていて…。人間の何倍も鋭いレックスの耳と鼻が真実を暴き出す!
この事件。なんていうのか悲しくなっちゃうのよ。
誰も悪くないっていうか、だけど歯車が狂った末に、マルコムが死んでしまった。
そして真相がわからず20年。
やっと明らかになって犯人が逮捕されても、すっきりしない事件だったのね。
ということで、続けて第4話のレビューです🤣
Hudson & Rex ☆Season1
セントジョンズ警察シェパード犬刑事
Episode 4☆SCHOOL DAYS (ある教授の死) 2023/11/7 放送
これは、ウィーン編との比較対象のエピソードである。
先日、ウィーン編第2話「完全犯罪」のレビューで言及した、REXが泳いで溺れている人間を救出する件だ。
このエピソードでは、IT担当のジェシーが潜入捜査をする。
大学で教授が殺された事件で、学生寮に入り込み情報を得るためだった。
ジェシーは捜査官とはいえ学生のような風貌。それで抜擢されたのである。
しかし学生寮の寮長にバレてしまい、薬を仕込んだペットボトルの飲料を飲まされ、大学内にあるプールに投げ込まれるのだ。朦朧とした意識の中で、溺れていくジェシー。
プールで溺れるジェシーをREXとチャーリーが発見、すかさず上着を脱いだチャーリーがプールに飛び込むのである。
ここだけの動画がアップされていたので、見てみてね。
このシーンを見て私は思わず叫んだ!
何やってんのよ、REX! 飛びこまなきゃ!
REXは、おろおろして見ているだけだ。
やっとのことでジェシーをプールから上げると、REXはジェシーのシャツを咥えて引き摺る。
私は大いに疑問に思ったのだ。
ここは、REXの見せ場じゃないの?
ウィーン編では、REXが華麗に飛び込み、モーザーと共に女性を救出した。
そして、私はある映画を思い出したのである。
ああ、そうか! そういうことかもしれない。
大好きな映画で、何度も何度も見た。
ラストのシーンは何度見ても泣いてしまう。
ところが、この感動を覆すようなニュースを知ったとき、複雑な気分になったのだ。
主人公の犬の魂が何度も生まれ変わり、一番会いたかった主人の元に辿り着くストーリー。
2番目に生まれ変わったのは、シェパードで警察犬だった。
事件発生、誘拐された少女を追って犯人を見つけたのが、ダムの上の橋の上。
少女は犯人と揉み合い、川へ転落。
少女を救出するために濁流の中へと飛び込む警察犬。
そして、無事に少女を救出する。
そのあと主人の元に走って戻り、主人の身代わりに銃弾を受けてしまう。
そして、主人に抱かれて死んでいく。
このシーンも大好きだった。
ところがだ。
この撮影シーンがSNSで拡散された。
嫌がるシェパードを無理やり水の中に沈める場面である。
明らかに嫌がっているのに、押さえつけるように水の中に沈めた、というのだ。
しかも、その場にいたスタッフたちの笑い声も聞こえるらしい。
動物虐待だと、大問題になったのである。
私はこの動画は見ていない。
見るのが耐えられないと思うからである。
その後、拡散された撮影シーンは意図的に編集された悪意のある動画だと制作側は反論するなど、多くの情報がとびかっていた。
映画は2017年制作、REXカナダ版シーズン1は2019年制作。
つまりは、この映画の動物虐待騒動に敏感にならざるを得ないのではないかと思った。
同じシェパードでもあるし、REXを水の中には入れないようにしているのかもしれない。
ウィーン編のREXは楽しげに川に飛び込んでるように見えるが、30年前と現代では、動物への対応も大きく変わったのかもしれない。
そう考えるとカナダ版のREXは、アクションシーンが少ないのも納得。
チャーリーと一緒に車に乗るのも、助手席ではなく後部座席なのだ。
降りる時はチャーリーがドアを開けている。
ウィーン編では、REXは助手席、乗り降りは窓からジャンプしていたのである。
そんな訓練さえも、過酷であれば動物虐待と言われかねない。
動物に優しく配慮するようになったことは喜ばしいが、しかしウィーン編のBJ君のようなアクティブな動きはもう見られないのかもしれないね…。