第11話「誘拐」 Entfuhrt（原題）
さぁ、いよいよ佳境に入ってきたシーズン２。
期待通り、シーズン２で一番のお気に入りになったエピソードだ！
REXの超キュートなシーンが登場！
ソニアへのジェラシーが、イジケ・モードへと発展し、その行動が事件解決の突破口になるという素晴らしい脚本！（REXファンの意見です…）
さらにモーザーとの確執を乗り越え、見事な連携プレーで刑事犬としての実力を見せつけた！
この山場をどうしてもアップしたくて１日２本も更新してしまった（爆）
事件は、有名実業家の元社長が誘拐されるところから始まる。
犯人グループは住宅街の親戚の家を隠れ家として用意していたのだが、そこに元社長を箱に入れて運び込んでいたところを隣人に怪しまれ、口封じのために殺してしまうのだ…。
さて。
モーザー＆REXの朝の風景～～！
今回は、あまりにも可愛いのでYoutubeで見てくださ～い！
※朝の風景は５:15～6:45くらいまで！
ソニアと半同棲しているモーザーは、REXが邪魔（涙）なようで、REXに個室を与えたようです…。
目覚まし時計で起きて、自分でご飯を作って（笑）寂しく食べます…。
ご飯が入ってるマシンというのか、取っ手が骨の形になってるの！
ドラマの小道具さん、ナイスだよね～。私も欲しいよ～これ！
そして朝のエクササイズは、一人で寂しくドラム缶転がし…（笑）
ドラム缶転がす音に文句を言うモーザーがますます憎たらしくなってきた！
お約束、シュトッキーからの電話で現場に向かうモーザー＆REX。
犯人グループが殺した男は操車場で見つかった。
身元が判明後、近隣を捜索すると不審な家を発見。
カギをこじ開け、入ってみると…
出た！ REXの死体遺棄現場発見のポーズ！
覚えている方もいると思いますが、シーズン１＃12「ウィーンの地下水道」で、初めて登場するREXの不吉なポーズ。
モーザーとシュトッキーは、ここに死体があったことを確信したのだった。
今回はオープニングからREXの出番が多いし、しかもマニアックなポーズまで出てきたからニンマリし通しだよね。
殺人課のオフィスでは、モーザーとシュトッキーが捜査に熱くなってて相手にしてもらえないので、アルミ製のゴミ箱をコロコロ転がしてるし…。中に入ったゴミをぶちまけながら（笑）
案の定、モーザーに怒鳴られてるけど…（かわいそう…）
事件の続き。
不審な家の捜索から実業家の元社長が誘拐されていることが判明。
夫人は詳細を話そうとしないので、モーザーたちは夫人の行動を見張ることにしたのである。ここで、REXが新しい技を習得する。
夫人は身代金が入ったバッグを犯人の指示でどこかに置くはず。
このバッグを見張り、取りに来た人物を追えば、誘拐された元社長の監禁場所がわかるという段取りだ。
そう、特定の人物を追うのではなく、バッグだけに集中して見張るという仕事。
こんなの人間が見張ればいいじゃないって思ったんだけど。
見つからないように隠れて見張るって、やっぱり人間じゃ無理なんだ。
前の晩、REXとモーザー、シュトッキーの３人で猛特訓をして、見事、REXはやり遂げたのだ！
そして、身代金を取りにきた男が乗っていた車から、ウィーン郊外にあるワイン製造所を突き止めることができた。
この場面の演技力もバツグンだった。
尾行をする刑事になりきってるというのか、人混みに紛れながら夫人の後を追う姿。
ただ、冷静に考えるとウィーンの中心街の人混みの中を、犬が一匹で歩いてる方が、かえって目立っておかしいけどね（笑）。
警察は、一斉に現場へ。
警察に見つかった犯人たちは、元社長を引き連れ納屋へ逃げ込む。
包囲され焦る犯人たち。
モーザー、REX、シュトッキーは、納屋の裏手に回り、気づかれないように納屋へ侵入。
ここでシュトッキーが言う。
「相手は二人だ。俺たち二人で押さえよう！」
この言葉には驚いたね～。こんな積極的なシュトッキーは初めて（笑）。
しかし、人質の命に関わる無謀な事はできない。
そこでREX登場だ！
モーザーは、納屋の屋根裏に上るように手で合図をした。
納屋には、巨大な筒状にした干し草が、屋根裏にたくさん積まれていた。
モーザーは干し草を「ドラム缶」のようにゴロゴロしろ！ とREXに指示。
REXは大きな干し草をゴロゴロ、ゴロゴロと、ゆっくり転がす…。
そして、犯人たちの頭上に転がり落ちた！
その瞬間、モーザーとシュトッキーが突入、犯人確保！
最後はあっけなく逮捕されちゃったな～と思ったら…。
実は、今回の事件にはどんでん返しの結末が用意してあったのよね！
久々に計画的な犯人の登場とREXの大活躍、そしてキュートなシーン続出で納得いく一本だったね！
