REXシーズン２ ＃12Todliche Dosis（原題）
第11話でYoutubeのリンクからREXの個室を紹介したが、REXのさびし～い日常に涙した方もいたと思う(T.T)
しかし！
今回ようやくREXに一筋の光が!!!
祝！ 待ち望んだ日がとうとう来た！
ところで今回のタイトル、ドイツ語の「Todliche Dosis」は翻訳すると「致死量」なんだよね。
でもなぜか日本語タイトルは「邪魔者を消せ」になってるわけ。これって洒落？
だとしたら、ナイスだよね！
事件は、獣医学教授が市電を降りた直後に心臓発作のような症状で急死する。
翌日、殺人課に怪しげなブロンド美女が現れて｢教授は彼の妻に殺された」と言うのだ。
実はこの美女、教授と愛人関係にあったが捨てられた腹いせに警察に届けたのだ。
モーザーはDr.グラーフに解剖を依頼するのだが…。
さて今回は、REX＆モーザーの夜の風景なんだな～。
キッチンで仲よく料理するモーザーとソニア。ルンルンだね。
REXはキッチンの隅でじっと様子を見ている…。
モーザーはわざとらしく「そうだ！」と言って、何かを手に持ちソニアを後から抱きしめた。
「これ」と言って、家の鍵を渡そうとしたのだ。二人はまだ完璧に同棲してるわけではなかったから、ソニアは鍵を持ってなかったのね。
モーザーがソニアに鍵を渡そうとした、その時！
REXは素速くモーザーの手から鍵を奪い取ったのだ。
そして部屋中を逃げ回り、どこかに鍵を隠してしまった。
怒り狂うモーザー。
怒鳴り散らすモーザー。
追いかけて転びそうになるモーザー。
……。モーザーって騒々しい男(・o・)
やっぱりイタリアの血が入ってるからかな(^◇^;)。
イタリア人の男って騒がしくない？ そう思うの私だけ？
「REX！ 鍵をどこに隠した！ 出せ！」
REXは叱られてションボリと肩を落としながら、モーザーのジャケットのポケットから鍵を出してモーザーに渡した。「どうして、ポケットなんかに入れたんだ！」
「大事なものだからよ」
すかさずソニアが言う。
さすが獣医だけあって動物の心理には詳しい。
「私に大事な鍵を渡したくなかったのよ…」
ふっと寂しく笑うソニア。
この時ばかりはちょっぴりソニアが可愛そうだったな…。
そして思い詰めた顔で言う。
「リヒャルト、私、実は…」
その時、話を遮るように電話が鳴る。
Dr.グラーフからだった。ソニアの話は中途半端のまま、モーザーとREXはでかけてしまう。
検死の結果、死因は麻薬によるものと判明したのだ。
犯人は心臓発作に見せかけて、市電の中で教授に麻薬を打ったのである。
一瞬、最初の怪しげなブロンド美女が犯人か？と思わせておいて、真相はまったく別の方向に進んでいくのだ。
教授は動物実験反対で有名な人物。企業などで動物実験されている動物を保護する運動もしているのだ（りっぱな人だよね…）
教授が死ぬ前日に診察していたビーグル犬がケージから逃げ出し、大学校内で潜んでいるところを偶然REXが見つけて、そこから真相が明らかになっていくのだ。
今回は動物実験がテーマだけに、ソニアの出番も多い。
このあたりから、ソニアは今回で最後だなと予感させるのよ（笑）。
教授の机の下に落ちていた実験用の犬の首輪をREXが見つけて、それをモーザーのジャケットのポケットに入れておくのね。
モーザーとシュトッキーは聞き込みで忙しくて、相手にしてもらえなかったからなんだけど、モーザーがジャケットを着てポケットに手を入れた時に、その首輪に気づく。
その瞬間のモーザーの顔が良かったな～
「REXがポケットに入れたもの」イコール「 大事なもの」って理解するわけ。
そして、モーザーは首輪に記された研究所に犯人がいると確信するわけだ。
犯人は教授と大学時代の同期で、企業の研究所に勤務する男。
この男は研究所の犬たちを麻薬製造の実験に使っていたのだが、研究所の若い研究員が教授に訴えた。教授は実態を知り、この男に殺されてしまったわけ。
犯人に繋がる重要な物をREXが見つけたことで、捜査の糸口が見える展開で派手な活躍はなかったけど最後に悪あがきする犯人に激しく吠えるシーンは怖かったな～。
肝心のソニアは？
ソニアはアメリカへ行くことになりました＼(^O^)／
アメリカの大学の恩師に呼ばれ半年間向こうで研究することになった！
しかも、出発は３日後！ バンザ～イ！
不意打ちを食らったようなモーザーの顔が笑えたね。
エンディングは、並んで座るソニアとモーザーの膝にREXが安堵したような顔で顎をのっけるシーン！超キュ～～～～ト！
明日からモーザーを独占できる！
邪魔者がいなくなって、本当に良かった～～～!
