I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Faraway, so close Making of MIKAERI-NIPPON ⑤

ZERO 撮影 石切場

 

愛知県岡崎市八丁味噌の老舗カクキューでZEROチョッパーの撮影が無事に終了。

次に向かったのは、石切場

岡崎市は国内有数の石材産地とのことで、シュールな風景が広がっている。

 

 

ここで撮影するのは赤のZERO チョッパーだ。

モノクローム石切場を背景に、枯れ草のモチーフ。鮮やかな赤が見事に映える。

どのオートバイを撮影するかは、事前に決めていたが、この赤のチョッパーは木村信也氏の選択だったと記憶している。色の配置が絶妙で、木村氏の感覚は目を見張るものがある。

 

 

石切場での撮影は、ZEROのスタッフの協力なくしては無理だった。足場の悪い場所で重いオートバイを運び設置する。

 

 

そして、この写真に決まった。

石切場の白い砂が雪のように見え、真冬の静けさの中に佇む赤いチョッパー。文句なしの美しさだ。

 

 

同日、白のチョッパーも畦道で撮影。

これが誌面にレイアウトした写真である。

 

 

制作現場のメイキングは面白い。

たった数ページの誌面の背後には、こんなにも時間を費やし、悪戦苦闘し、撮影していたのである。

 

今や絶版になってしまった「見返りにっぽん」だが、どこかで中古本を見つけて読んでもらえたら嬉しい。

木村信也氏が描く、日本の原風景とハーレーダビッドソンの融合は、静かに心に訴えかける。

そう、日本人が忘れてしまいそうな古(いにしえ)の美学が。

 

 

まだまだ続くメイキング。

お付き合いください👍

 


To be continued…