Il commissario Rex マルコ&レックス ☆Season 1
Episode 56 ☆ Il codice Rex (2023/12/13放送)
🇮🇹ローマ版REX中だるみエピソード2本目。第6話。
冒頭シーンは面白かった🤣🤣🤣
ようやく、歴代REXドラマのお約束シーンが出てきた感じだね。
朝、REXがマルコの家の前で激しく吠えている。
何事か?と、通りに出るとREXがワンコのフンの前で激しく怒っているのだ😡😡😡
今回は、このシチュエーションが何度も出てくる。
ローマではワンコの散歩中にフンの処理をしない飼い主が多いのかもしれないね。
それとなくドラマの中で注意をしているのかな。
さて、事件の内容はこうです。
図書館で職員のパトリツィアが殺害された。現場を検証していると、レックスが扉に反応する。その奥にいたのは、昨夜からいたと思われる少女。彼女は被害者の娘で、事件の一部始終を見ていた可能性があった。母親殺害の目撃者になってしまった幼い子供の尋問はいつもの事件とは違い、マルコはレックスと一緒に少しずつ距離を詰める。カルロが職員のデータを調べたところ、怪しい男が捜査線上に浮かび上がり…。
今回は、犯行現場となった図書館に注目だ。
前回に続き、ローマ観光案内ですな😄
観光地であるナヴォーナ広場(伊語:Piazza Navona)と古代の英知が宿るパンテオン(伊語:Pnatheon)の間に、ローマで最も古い図書館がある。
アンジェリーカ図書館(伊語:Biblioteca Angelica)だ。
この図書館は、有名な観光地が周辺にあるにも関わらず、意外にも通り過ぎてしまう観光客が多い。
元・修道院だった建物を利用した空間を利用して作られた図書館で、ひっそりと小さな門の奥の建物が図書館の入り口なのだ。中に四方の壁に埋め尽くされた書棚は圧巻だ。
さて現場となったアンジェリーカ図書館に入るマルコは初めて来たような驚きの表情で書棚を眺め回すのである。
こういう映像は、観光案内として役立つよね〜。
🇮🇹ローマ版REXでは、常に観光地の風景が切り取られていてそれだけでも楽しい。
図書館といえば、ウィーン編シーズン6にも登場した。
ウィーン国立図書館大広間(プルンクザール:Prunksaal der Hofbibliothek)だ。
ご興味のある方はこちらも読んでね。
今回は観光案内と同時に、ローマ警察署長のAnnamaria Fiori(アンナマリア・フィオーリ)と元刑事で警察の補佐役Carlo Papini(カルロ・パピーニ)の二人の関係に注目だ。
署長が女ってカッコいいよね!
超美人でスタイル抜群セクシー美女よ。
こんな人が警察にいるかね?と思っちゃうけど、ローマだったら案外いるかも。
署長役のAlessia Barelaは、普段はこういうセクシーな女優なのね。カッコいい〜!
で、アンナマリア署長とカルロは元夫婦だったような、そういう会話が出てくるのだ。カルロは脚に障害があり車椅子の生活。マルコの兄と親友だったが、兄は犯罪に手を染め死んでしまった。そのことが理由でカルロとマルコの間はギクシャクしている。
アンナマリアとカルロの親密な会話は、第1話のラストにも出てきた。
今も愛し合ってるのに、何かの理由で壁がある。
カルロが言う。
「僕らにも、娘が居たらよかった」
アンナマリアが応える。
「私は産みたかった」
そう言って、背を向けて歩き出す。
残されたカルロの寂しい表情が悲しい。
主人公・マルコを食ってしまうほど、ヘヴィーな存在感を醸し出す二人。
この先、二人は幸せになれるだろうか? と思わず胸が締め付けられるシーンだった。
そして、忘れてはいけないね。
冒頭、朝のお約束シーンが犯人逮捕につながりました!
逃げる犯人を追うREXとマルコ。
通りに出て必死に走る犯人の足元には、そう!
ワンコのフンです🤣🤣🤣
思いっきりすべって転んだ犯人をREXが確保!
一件落着ですな。
さて、12/13放送分2本は、どちらも中だるみエピだったが、ローマ観光案内として楽しかった。
最後に、観光案内に相応しくマルコとREXがローマの街並みを歩くビデオをどうぞ!
マルコ役のFrancesco Arca(フランチェスコ・アルカ)はスタイルもファッションセンスも今風なので、絵になるね〜。
REX活躍、次回に期待だね!