第4話「不死の薬」
Jagd Nach Dem Ewigen Leben（原題）
Servus! 皆さん。
第４話はリアルタイムで鑑賞できて、平和な夜を過ごしていたのですが、５話が始まった途端に、新たな嵐に突入ですよ…。例の如くです…(-.-#)
突発的な事が日常的に起きるものだから、それが日常という感覚。
穏やかだとかえって落ち着かなかったりして（笑）
さて、今回のエピソードですね！
ウィーン観光案内バージョンよ！ これがなくっちゃね。
ウィーンに行ったことのない私としては楽しみの一つでもある。
そしてRhett君登場して、初の病気シーン。
動物病院でのREXは超キュートだったね(^○^)
Reginald君のシリーズでは、シーズン２第9話で、風邪をひいて早退→自宅療養→ライバル・ソニアの看病…っていうのがあったよね（笑）
さらに終盤、衝撃（！）のシーンで、アレックス取り乱す(゜◇゜)ガーン
これは見応えあったよ。
私は、Gedeonの“取り乱しっぷり”が好きなのよ。
泣きそうになってたでしょ。泣いてたか(T_T)
マッチョで冷静なアレックスが、REX危機になると豹変するのよ。声が裏返っちゃうし（笑）
アレックスにとってREXは体の一部みたいなもので、REXが死んだら一緒に死んじゃうんじゃないかって、そんな究極の脆さを感じるよね。
モーザーとは別の感覚。
モーザーは何たってREXの父ちゃんだから、天地ひっくり返してでも、悪魔に心を売り渡しても助けるのだ！っていう強い意志を感じたな…。対照的よ。どっちも好きだけど。
さ～て、冒頭からいきなり登場するのがウィーンの国立図書館大広間（プルンクザール：Prunksaal der Hofbibliothek）。
まぁ、なんでしょうか、この図書館は(O_O)
本を借りることはできない、展示だけのいわゆる博物館なんだけど、一日中入り浸っていたい空間ですよ。それもそのはず、世界で最も美しい図書館と呼ばれているそうです。
以下、ウィーンガイドより抜粋。
1918年までホーフブルク王宮内にある王室図書館は、1723年から1737年にかけて、ヨーゼフ・エマニュエル・フィッシャー・フォン・エルラッハが、父のヨハン・ベルンハルトによる設計を基に建設、ファサードは1726年に完成しました。ダニエル・グラン作のフレスコ画のある豪華なプルンクザール（大広間）は奥行き約80メートル、高さ20メートル、世界で最も美しいバロック様式の図書館として知られています。蔵書約20万冊、対トルコ戦争で活躍したサヴォイのプリンツ・オイゲン公の蔵書15000冊や、宗教改革者マルティン・ルーターの膨大な蔵書で知られています。
地球儀博物館（Palais Mollard 1区, Herrengasse 9 ）やパピルス博物館もあります。
この美しいプルンクザールで、殺人事件が起きるのである…。
今回は関係者が多くて説明すると膨大な文章量になるので（面倒なだけ？）さらっと説明(^◇^;)
この図書館でライヒェンベルク伯爵の話題の蔵書が展示された。
伯爵は長寿の薬の製法を記したと言われていて、チベットで盗んだものとも言われている。
しかし、長寿の薬の製法を記した説明書のありかは未だに謎。
ところが、隠し場所の暗号のメモを持っている伯爵の遠縁の若者が、一攫千金を狙い説明書を盗みに図書館に忍び込む。
と同時に大学生の若者２人も、彼のメモを狙って図書館に忍び込む。そして、事件。
2人の大学生は遠縁の若者を殺し、メモを手に入れるが暗号解読に手こずるのだ。
再度、図書館に忍び込むが、図書館員に見つかってしまって、彼も殺してしまう。
一方、アレックスたちは、最初に殺された遠縁の若者の身辺調査から、図書館にたどり着く。
長寿の薬の製法略奪の陰謀が見えてきた時、不思議なチベットの若い坊さんと図書館で出会うのだ。
坊さんは、伯爵に盗まれた薬の製法について「あるべき所に、ものは帰る」と言い残して去った。
アレックスは殺された若者の親戚から、説明書は白檀の箱に入っていることを知る。
REXの嗅覚捜査で、伯爵の遺品の地球儀の中から白檀の箱は見つかるのだ！
アレックスたちは、犯人をおびき寄せるため、白檀の箱を地球儀の中にいれたまま、情報をマスコミに流し、図書館で張り込み、現行犯逮捕をするという計画を立てた。
まんまと2人の若者は図書館に忍び込み、地球儀の中から白檀の箱を盗み出すのだが、一斉に警察が突入、しかし、白檀の箱を持った若者を取り逃がしてしまう！
逃げる若者は途中で白檀の箱を開けて、中味を確認した途端、なんと死んでしまうのである！
え～～、何これって感じだったよね！ 犯人、死んじゃった～～～(。^。)コケ！
この展開はびっくりでしたね。
白檀の箱を開けると毒が出てくる仕組みで、それを吸って犯人は死んじゃうわけだ。
そこに坊さんもかけつける！（彼も忍び込んでたわけね）
坊さんは、盗難防止用に毒が仕掛けてあることをアレックスに教えた。
えっ？ もしや！
REXの使命は、白檀の匂いを追って箱を確保することだった！
白檀の箱はベルトコンベアー（これ、面白い仕組みだった！）に落ちて、グルグルと回っている。
REXは、それを必死に追う！
白檀の箱から毒が出るなどとは知らずに…。
アレックスと坊さんはREXを追いかけるのだが、広い図書館の中、どこにいるか皆目見当がつかない！
さぁさぁ、このあたりからアレックスの泣きが入ってきますよ…(◎-◎;)
「レーーーーーックス！ レーーーーーーーックス！」と大声で呼びながら必死の形相のアレックス！
そんな事も知らず、REXは白檀の箱に追いついた！
得意の機械操作で、ベルトコンベアーを止める。
そして、口でくわえて、白檀の箱を確保！
その時…。
REXは異変を感じる…。白檀の箱を口から落とし、一歩、また一歩と後ずさりをするのだった。
そして……。
アレックスと坊さん、REXの元に駆けつける！
あ～～、アレックスの声が裏返ってるよ(T_T)
「ウソだろ、そんな…REX、死ぬな…」と、アレックスは坊さんにすがりつく！
すると、なんと(@_@;)
この坊さん！ REXの体に両手を当てて、気を送り込んでる…。
邪気のようなものを空中で掴むような動作をしてる！
次の瞬間、REXはうっすらと目を開くのだ。息を吹き返した！
え～～～～～～～～！？ ホント～～～～？
この場面、どうなんでしょうか(・_・)
私は、坊さんの演技に一票ね。
袈裟着てるってのがミソだと思うんだけどさ、根拠もなく納得してしまったよ。
この坊さんだったら、REXを生き返らせることができるよな…って思っちゃった(^o^)
そして、アレックスです。
息を吹き返したREXを抱きしめて、泣きながら「Danke…、Danke」って(=_=)
泣きのアレックス、久々に見せてもらって堪能しましたよ。
REXお相撲さん顔（超気に入ってます）以来の、衝撃シーンでした（笑）
こ～んな大騒ぎをしている間に、いつの間にか白檀の箱を盗むヤツがいたんだな。
この男は、アレックスに白檀の箱の説明をした、最初に殺された若い男の親戚だわ。
最後にいいとこだけ持って行こうとしたんだけど、そんなに甘くないわね。
あえなく逮捕です。
長寿の薬の製法を巡って、何人も人が死ぬなんて、滑稽な話だったよね。
最後はアレックスが独断で白檀の箱を坊さんに返すのね。
え～～～？(・0・)
それって、国が所有している大事なモノだと思うんだけど…。
クリスティアンも「いいのか？」って心配してたな。
今回はとんでもなくスケールの大きな話だったけど、こまごまとREXのキュートなシーンもいっぱい出てきましたよ＼(^O^)／
冒頭の動物病院のシーンとか、事情聴取で行った貴族宅の振り子時計に見とれたり、剥製の動物に見とれたりと列挙できないほどたくさんあった～。
きっとREXファンもそれぞれ好みのシーンがあったのではないかしら。
私は何と言っても、貨物列車の現場シーン！
クリスティアンとアレックスが死体を見ながら語る後方で、マイペースにキョロキョロしているRhett君ですね。画面に映りこんでるからおかしいんだよね。あれは、わざと？
そして、久々のエンディングシーン！
REXの飛びつき抱っこ！
しかし…。飛びつくところは、REX2号だったね（笑）
そして、抱っこのシーンでRhett君に変わってたわ！
ま、二人三脚のRhett君とREX2号だから、最近は違和感ないな～。
今回もまぁまぁのエピソードだったね！
