I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

愛ってなんだ? 70年代少女漫画に学ぶ②

2017年12月24日、私は横須賀中央教会で洗礼を受けた。

エスさまを信じた時点でクリスチャン、洗礼は神さまの前で古い自分を脱ぎ捨てて生まれかわること。

 

新約聖書

ヨハネ福音書15章12-13

 

わたしがあなたがたを愛したように、互いに愛し合いなさい。これがわたしの掟である。友のために自分の命を捨てること、これ以上に大きな愛はない。

 

と、イエスさまは弟子たちに言う。

愛の定義の頂点に位置する愛、最大の愛、というわけだが、果たして「友のために死ぬ」場面が現代に起こりうるのだろうか?

 

‭いゃ〜堅苦しい前置きだった😅

しかし、私は50年近く前に、イエスさまが「最大の愛」として定義した場面に出会っていた。

 

ベルサイユのばら第2巻 P26,P31(Kindle版)のワンシーン。

ルイ16世に嫁いだばかりのマリー・アントワネットのワガママから乗馬に付き添うことになったオスカルとアンドレ。アントワネットが乗った馬にアンドレの不注意から馬が猛突進。オスカルが捨身でアントワネットを助ける。

その後、宮廷でルイ15世アンドレの逮捕(死刑)を宣告、それを阻止するのがオスカルだ。

 

アンドレの責任は主人である私の責任、まずここで、このオスカル・フランソワの命をたってからにされるがよい!

 

そして、フェルゼンも言う。

 

悪いのはアンドレではない、私も正義のために死ねるぞ、オスカル。

 

こうして、アンドレはことなきを得て、心の中で呟く。

 

オスカル…

おれはいつか…

おまえのために命を捨てよう…。

 

子どもの時も、そして今も、この場面で泣いた。

ボロボロ泣いた😭😭😭

 

 

オスカルの、アンドレに対する「命」をかけた友への「愛」、そしてアンドレの「命」を捨てる覚悟は、女性(異性)への「愛」。

 

私は子どもの時に、ベルばらを通じて、イエスさまの「愛」を間接的に知っていた。池田理代子さんがクリスチャンかどうかはともかく、フランス革命を描くためには聖書を読む必要があったと思う。オスカルやフェルゼン、アンドレが、自分の命をかけて愛を証明する、愛を表現していることに、子ども心に感動したのは、イエスさまの言葉だったからではないのか。

 

じゃ「愛」って命がけなの? 

これまた難問だな…🤔

 

次回に続く

(c)池田理代子プロダクション/フェアベル