I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン1~3 ランキング発表☆5位~7位

REX Staffel 1~3 
Richard Moser編  第5位~7位 ランキング発表!


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本日は、モーザー編 第5位~7位の発表です!
このランキング発表のことで、ここ数ヶ月、ひとりで盛り上がってるんだよね。

『誰が何と言おうとも!ランキング』なので、気兼ねすることなく、独りよがりでいいですよ! 
実生活の反動かも…。

さて本日の発表の前に、二次審査まで残った(爆)エピソードを発表しましょう。

シーズン1:第9話「偽善者たち」 第13話「楽聖ベートーベン」
シーズン2:第3話「濡れた襲撃者」第5話「マスクのままの死」 第15話「シュトッキー 最後の事件」
シーズン3:第1話「死のレース」第3話「博物館殺人事件」第10/11話「クリスマスの天使」
第12話「殺人ワイン」第14話「生き埋め」

以上、10エピソードが二次審査まで残りました。
どのエピソードも記憶に残るシーンが多いのだが、総合的に見ると何かが欠けてる…惜しい!

モーザー編ランキング発表の後は、部門別ランキングの発表の予定です。
おそらく、これらのエピソードから出てくると思いますよ…(って、私が選ぶんだけどね!)

前置きはこれくらいにして…。

※各エピソードの感想日記は、Staffel 1~3リストを参考にしてください!


イメージ 1☆第7位☆


REXシーズン3 第6話「少女の目」
Ep6(35)Nov. 28, 1996
Der Puppenmoerder(原題)The Doll Murderer(英)


Story :☆☆☆☆★

REX :☆☆☆☆★
M&R  :☆☆☆★★




イメージ 9REXシリーズでは珍しい「サイコキラー」が登場したエピソード。

ゲスト俳優のクリストフ・ヴァルツが、最高の演技を見せてくれた。
クリストフの存在感は言うまでもなく、犯人の揺れ動く心情を丁寧に演じ、また、彼の親代わりとして登場する老女の役割もドラマに厚みを持たせたと思う。

これまではREXのキュートさ、モーザーの演技に目がいきがちだったが、このエピの脚本は完璧に近いよね。

人形工房の店主(クリストフ)は生身の女性を愛することができず、女性を殺害した後、うっとりと女性の姿に見とれるのである。
そのシーンは鳥肌が立つほどの不気味さ。
しかしある日、店主はいつものように殺そうとした女性に逃げられ、その場面を少女に目撃されてしまう。

エンディングは、少女殺害をもくろむ店主が、人形を使って建築中の建物の上階に少女を誘導し、事故死に見せかけようとするのだが、モーザーとREXが阻止。

モーザーは店主を追いかけ、REXは少女救出に向かう。

このシーン、誰もが息をのむシーンだったよね! 
スカスカの足場を渡るREXと少女。
渡ってる途中、足場が崩れたりして…
少女役の子役の演技もあっぱれだった!

REXとモーザーの美しいシーンも忘れられない。
被害者の妹に聞き込みに行って、2人で車に戻るシーンを高い位置から撮影しているんだけど、2人の足並みがピッタリで、車のところで二手に分かれる。そして同時に車に乗り込む。息がピッタリの2人の動作は芸術的だったよ。

Storyに☆5個付けたいところだったけど(笑)、上位にこれを超えるエピソードが控えてるので、☆4個という評価でした!

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イメージ 11☆第6位☆


REXシーズン3 第5話「癒されない傷」

Ep5(34)Nov. 21, 1996
Annas Geheimnis(原題) Anna's Secret(英)



Story :☆☆☆★★

REX :☆☆☆☆☆
M&R  :☆☆☆★★



父親の娘に対する虐待事件を描いた、これもREXでは珍しいエピソードだった。
ご存知のように、突発的に殺人事件を起こすおバカな犯人がほとんどのREXシリーズだけど、ここでは「検事」という権力をかさにきた父親が、少女の頃から虐待を繰り返したあげく殺してしまう、しかも被害者の家族でもあるので、モーザーたちの捜査をも阻むことができてしまうのだ。
事件解決には徹底的な証拠が必要だった…。
いつものお気楽モーザーの笑顔も消え、全体的に暗いトーンのエピソードだったことも珍しい。

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そして、何と言っても☆5個獲得のREX活躍!
初の心理戦に挑むREXが、事件解決のための有力証言を引き出すのである。
父親が娘を虐待し殺したことを知る母親は、すべてに絶望して自殺しようとするのである。
真相を知る母親が死んでしまったら、すべて闇に葬られ、死んだ娘も浮かばれない。
REXは、自殺しようとする母親の説得に向かうのである…!
REXの慈愛に満ちた表情、REXに心動かされ自殺を思いとどまる母親。
名シーンだった! 何度見ても涙が溢れる。
母親役の女優さんの演技も最高だったね。

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こんな暗いエピソードだったけど、エンディングは笑わせてくれたのよね!

誤認逮捕をした娘の彼氏に、謝罪をするモーザー、クリスティアン、REX。
責任をクリスティアンに押しつけるモーザー、それを戒めるREXも可笑しかったね~!





第5位は、同点で2エピソード選出しました(笑)


イメージ 2☆第5位☆(その1)


REXシーズン2 第11話「誘拐」

Ep11(25)Dec. 28, 1995
Entfue hrt(原題) Kidnapped (英)



Story :☆☆☆★★

REX :☆☆☆☆★
M&R  :☆☆☆☆★



イメージ 3少し前に「死体遺棄現場発見のポーズ」のシーンをYoutubeで紹介したので、記憶に新しいと思いますが、このエピソードはREXの可愛いシーン続出のエピソードなのよ!

事件解決の活躍もありますが、それよりもモーザーとの朝の風景が超面白かった。

ソニアと朝を迎えるモーザーに邪魔扱いされてるREXは、REX部屋を与えられてるんだよね。
まぁ~、なんて可愛そうなREX! 目覚ましのベルで起きると、オリジナルディスペンサーで一人でご飯を食べ、水を飲み、朝の運動に一人で出かけていくんだよ…。

エクササイズなのか(笑)ドラム缶を転がすREXに、無情にもモーザーは「うるさいからやめろ」と言う。抗議して激しく吠えるREX!

オフィスでは、ゴミ箱をドラム缶代わりにゴロゴロしたいんだけど、見つからないようにそ~っとゴミ箱を横にするところなんか、細かい演技だったよね!


そして「死体遺棄現場発見のポーズ」の登場。
※このシーンはREXシーズン6-8のYutubeでご覧ください。

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身代金を監視するためにモーザーとシュトッキーと3人で訓練をする風景も秀逸。

そして、本番。
身代金をしっかり監視。
尾行する演技も真に迫ってた。
ヘララーとの連係プレーも良かったよね!



犯人確保では、ドラム缶ゴロゴロを生かして、藁の塊をゴロゴロ。

ストーリーも、犯人と夫人がグルというどんでん返しもあって、見どころ満載のエピソードだった!












イメージ 5☆第5位☆(その2)


REXシーズン1 第14話「ウィーンの地下水路」

Ep13(13) Feb. 2, 1995
Unter den Strassen von Wien(原題)Under The Streets Of Vienna(英)



Story :☆☆☆★★

REX :☆☆☆☆★
M&R  :☆☆☆☆★


死体遺棄現場発見のポーズ」初出エピソードです!
バラバラ殺人事件が、暗いウィーンの地下水路を舞台に繰り広げられる不気味な背景で、REXの「死体遺棄現場発見のポーズ」が、不気味さを増幅させる。
シーズン6-8の感想日記でも書いたように、ここは名シーンと言っても過言ではない!
ウィーンの地下水路が、とてつもない距離であることを役人のセリフでわかるのだが、REXの捜査で絞り込むことができたことも特筆すべき点。

地上に出る時、モーザーがREXを抱きかかえるシーンも、Tobiasさんファンとしてはたまらないシーンでした♡
38KgもあるREXを、軽く抱きかかえるTobiasさん。
いかにもというGedeonとは違って、何気ないマッチョぶりがTobiasさんの魅力♡

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事件は、複雑な熟年女性の心理を描いてる。
母親の介護を理由に離婚されてしまった女性、そして母親の死後、介護疲れの心の隙間に入り込む無気力な若い男…。
リアルな社会の構図が見え隠れして、他人事ではないと思える展開のストーリーだったと思う。

そしてエンディングは地下から地上に繋がる水路を、水しぶきを上げながら走るREXの華麗さ!
Reginald君(BJ君)は、こういうシーンが絵になるんだよなぁ。

溜息が出るほど、きれいだもの…。
Rhett君には申し訳ないけど、REX2号がアクション担当しているのは、Rhett君に『華麗さ』がないからだろうな…

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第5位に相応しい、バランスの取れたエピソードだったね!

さて、次回はいよいよ第2位~第4位の発表です(^O^)/