REXシーズン3 #12
第12話「殺人ワイン」
Mord A LA Carte（原題）
今年もあと1週間で終わり…。
日本はクリスマスが終わると、一気にお正月ムードになるから、余韻を楽しむヒマもないというか、慌ただしいよね。
さて、シーズン３も終盤に入り、ちょっぴり淋しい気分になってる私…。
しかし、そんな気分を吹き飛ばしてくれるような今回のエピソード。
REXがダイエットに挑戦です！
REXって太り気味ってずっと思ってたんだよね！
そこが可愛いところではあるんだけど、脚本にダイエットを取り入れるってことは、実際、深刻だったのかも…。太ってると体に悪いし。食べるシーン多いしね～。
事件は、ウィーンの高級レストランの経営者が、閉店後、オフィスでワインを飲んで死んでしまったことから始まる。死因はワイングラスから心臓の薬が多量に検出され、毒殺死と判明した…。
さて、モーザー＆REX、朝の風景は…。
いつものように事件発生の電話で起こされるモーザーを、ふてくされ顔で見つめるREX。
モーザーに何か言いたげな様子だ。
モーザーは身支度を始めるが、ズボンのベルトがないことに気づく。
「REX、どこに隠した？」
「う～～ん？」
「わかったよ、じゃ、ビスケットと交換だ、いいな？」
「ワン！」
REXは隠したベルトとビスケット“１個”を交換する。
そうです。
REXはダイエット中なのです！
医者の指示で食事療法をしてるんだよね～。
カレンダーには、“(>_<) ガマン”のマークがあと4日も。
カレンダーをじーーーーっと見つめるREXが不憫でした…。
ていうか、カレンダーを理解しているREXってすごい！（笑）
殺害現場は超高級レストランということで、REXもちょっぴりワクワク！
モーザーがシェフと妻に話をしている隙をみて、こっそり厨房を物色だ！
ブルスト（ソーセージ）が吊してあったり、鍋からはいい匂いが…
食べたい一心で、REXは近くにあったゴミ箱を踏み台にして鍋のフタをあけようと格闘するのだが、うまく開けられずフタを落としてしまう！
モーザーは“やれやれ”という顔で厨房へ。
シェフの妻がREXを見て言う。
「お腹、空いてるの？」
モーザーは間髪おかず、きっぱりと言う。
「いいえ！ 空いてません！」
REXの情けない顔ったら！ かわいそうに…。
今回は、REXのダイエット姿が超キュートで事件の印象がうす～いのよね。
しかし、犯人の殺害方法とアリバイ工作、事件解決の方法は「刑事コロンボ」に出てきそうな感じで、なかなかうまくできてたのよ。
でも、人間関係があからさまで殺人の動機を探れば、すぐに犯人に繋がってしまい詰めが甘かったな。
犯人は、シェフの母親。被害者の共同経営者はシェフの妻と不倫していた。
シェフはマザコンで、母親は息子可愛さで共同経営者を殺したってわけ。
犯人逮捕の場面は「インディー・ジョーンズ」に出てきそうなシーンだったな～。
レストランの地下にあるワイン蔵。ここがエラく巨大なんだよ。
何千本というワインが貯蔵してある雰囲気。
しかも迷路みたいで、そこを母親が逃げる。
REXは全速力で（ダイエット中！）追いかけるのだ。
一番奥の階段の上には、ワインの樽がいっぱいあって、母親は階段の下まで追ってきたREX目がけて樽を転がすのよ！。
ゴロゴロと転がってくる樽から逃げるREXは、意を決して転がってくる樽に向かっていくんだよね！
これがすごい！ 樽を乗り越えて階段を上り、次々とジャンプしてかわしていくんだよ。
いや～、迫力満点でした。
ダイエット中のREXには、良い運動になった犯人確保のシーンだった！
でも、このシーンはReginald君ではなく、スタント犬がこなしていたように思う…。
太り気味のReginald君にはちょっぴり荷が重かったかな（×_×）
