I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Walk On プロローグ

 

I LOVE MY LIFE -猫とROCKと愛の日々- 、

とうとうFinalシリーズ

 

還暦を迎えるにあたり人生を振り返るブログをスタートしたのが昨年11月。

残すところ6年の記録だ。ようやくゴールが見えてきた。

毎日更新を目指しても、やっぱり1年近くかかってしまったことを考えると、人ひとりの人生には、なんと多くの出来事が積み重ねられているのか。

記憶が鮮明なうちに記録しておいてよかったよ。

60歳過ぎたら、きっと面倒でやりたくなくなるかも、って思うね〜。

 

さて、お約束のタイトル曲の紹介

ラストはやっぱりU2で締めたい。

Walk on

これこそすべての人へのメッセージと言っても過言ではない。

心に残る曲を作るよね、U2って。

あの4人がいたからこの曲が生まれたと思うと、神に感謝せずにはいられない。

 


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このミュージックビデオの冒頭、ロザリオが映るのが印象的。

以下、Discover Music 宮嵜 広司氏の解説を引用したい。

 

このMVの中の演奏シーンで、ボノが着用しているTシャツに女性の顔がプリントされているのが見えるだろう。アウン・サン・スー・チー女史である。

U2が彼女のことを知ったのは、2000年3月18日、彼らにダブリンの名誉市民権が授与されたその式典でのことだったという。彼らと同じく名誉市民権を授与されていたのが彼女で、そこでバンドは、オクスフォード大学で研究員をしていた彼女が母親の看病のため母国ビルマミャンマー)帰国後、当時の軍事政権に対抗して国民民主連盟のリーダーとして活動するようになったこと、そのことで長年自宅軟禁など自由を奪われていたこと、それにともない夫の最期にも立ち会えなかったことなどを知る。自らの命も危険にさらし、愛する者との別れも覚悟しながらも、信じることを貫いたその姿勢に感銘を受けたバンドはすぐさま彼女を励ますための曲を書く。それがこの「Walk On」なのである(アウン・サン・スー・チー女史に対するU2の態度はその後変わっている。2017年、ロヒンギャイスラム教徒大量虐殺に対する女史の「沈黙」姿勢に対して、バンドは非難している)。

(中略)

「Walk On」は過去から現在、そして未来へとまさに歩き続けるわたしたちに、前に進み続けることの大事さを説き、そのとき携えておくべき大切なものを問う歌である。

思えばこのアルバム(『All That You Can’t Leave Behind』)のキー・デザインにはスーツケースが描かれていた。そこにはハートのマークが記されていたし、そもそも曲の冒頭でも、U2はそれをはっきりと「愛」だと明示しているのだけど、「Walk On」がひとりの女性の命がけの愛の姿に打たれたことで生まれた曲だったことを思い出すとき、その重みが理解できるだろう。

 

 

 

 

Walk On

And love is not the easy thing

The only baggage you can bring...

And love is not the easy thing....

The only baggage you can bring

Is all that you can't leave behind

 

And if the darkness is to keep us apart

And if the daylight feels like it's a long way off

And if your glass heart should crack

And for a second you turn back

Oh no, be strong

 

Walk on, walk on

What you got they can't steal it

No they can't even feel it

Walk on, walk on...

Stay safe tonight

 

You're packing a suitcase for a place none of us has been

A place that has to be believed to be seen

You could have flown away

A singing bird in an open cage

Who will only fly, only fly for freedom

 

Walk on, walk on

What you've got they can't deny it

Can't sell it, can't buy it

Walk on, walk on

Stay safe tonight

 

And I know it aches

And your heart it breaks

And you can only take so much

Walk on, walk on

………………..

 

Final シリーズに相応しい大それたテーマソング😅だが、大なり小なり誰もがこの曲に共感を得るに違いないと思う。

 

前に進み続けることの大事さを説き、そのとき携えておくべき大切なものを問う歌

 

それは、迷わず「愛」だろう。

しかし多くの人間たちが「愛」を置き去りにして、どうでもいいものを携えて生きているのではないのか? 

 

私は、これまで多くの「愛」を受け取り、生き続けることができた。

人生の後半で「神の愛」に気づいたことは、大きな転換点だったしその後は過去を置き去りにして、大切なものだけを持って歩み続けてきたように思う。

還暦に至るまで、あと6年のストーリー。

先はまだ長いのだから、少しずつ置き去りにして、前に進むこととしよう。