I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

The Prayer 11 Hawaii編 5

HONOLULU ZOO #1

 

2016年9月末〜10月初旬にかけて旅したハワイ。

この旅で一番のお気に入り、HONOLULU ZOO!  

2度も行ってしまった! たのしかった〜🥰🥰🥰🥰🥰

 

www.honoluluzoo.org

 

ところで。

動物園や水族館が動物虐待にあたるとして、反対する団体、個人の意見をSNSでよく見かける。例えば、和歌山県南紀白浜アドベンチャーワールドで、ゾウのピコが虐待され死亡した事件だ。

私は30歳の時にアフリカ・ケニアに旅して、野生動物たちを間近で見た。

サファリカーで探検中に、アフリカゾウの群れと獣道で遭遇。

 

neocats.hatenablog.com

 

我々人間がどれだけ非力で、そして野生動物たちと同じ土俵に上がることがどれだけ難しいかを思い知ったのである。

非自然界である動物園という空間で、自然界の掟に従って生きてきたゾウを人間に従わせようとすること自体が間違っている。ましてや暴力で解決するわけがない。

ケニアアフリカゾウと対峙した私は、厳しいサバンナで生きるアフリカゾウたちの必死の抵抗を目の当たりにした。

アドベンチャーワールドで行われた調教という名の暴力に屈することなく抵抗して死んだピコのことを思うと、怒りと悲しみで涙が出る。

動物園に対するネガティブなイメージを抱きつつも、私はHONOLULU ZOOに2度も足を運んだには理由がある。

 

アジアゾウのスペース、向こうには雄大な風景が広がる

 

山を切り開いて作られた空間。

動物たちは、自由に歩き回る。

動物たちが生きてきた環境をできる限り再現しようと努力したあとが伺えるのである。

そのため、人間には優しくない😆

ぐるぐる、ぐるぐる、歩きまって、かなりのエネルギーを必要する動物園だ。

つまりは、檻の中の動物をスナックつまみながら見る場所ではないのである!

人間は二の次であり、動物の暮らしが一番なのだ。

ま、しかし、これは私が直感的に感じた私見であることは、付け加えておく。

 

とにかく、歩く歩く。

一番奥のスペースまで行かないと、飲食できるスペースがないのだ。

 

広々とした飲食できるスペースね

 

人間はすみに追いやられているな〜と思いつつ。

 

 

やっぱり、人間は二の次だ、何か食べさせろ、とクジャクがウロウロしている始末🤣

私は自分のサンドイッチを取られまいと、クジャクと目を合わせないようにしていた!

 

 

人間が二の次とは言え、園内のレイアウトは非常に美しく作られている。

動物たちの説明が書かれたボードも、美しいデザインだ。

 

レッドリストの説明もあるね

とにかく広いので、1日では回りきれなかったので、もう一度出かけることにしたのである。

というか、動物園の入り口に着くまでも、美しいのだ。

広大な公園が広がっていて、子どもたちの遊具が並んでいたり、お弁当を持ってくつろぐ人たち。その延長上に、動物園が広がっているのである。

 

大好きなゾウ。カメラ目線で笑ってくれた😀

 

私はベンチに座りサンドイッチを食べて、樹々を眺め、鳥を眺め、風に吹かれていた。

この地球上には、たくさんの動物たちが生きている。

その事実を知ることができる動物園、私は必要だと思う。

地球上に一つも動物園がなかったら…?

私たちは他の生物たちの存在をどうやって知るのだろうか?

ネットで見るだけ、図鑑を見るだけで、本当に動物たちを尊重することができるのだろうか?

 

動物園に対するジレンマは20代から続いているが、HONOLULU ZOOを訪れたことで、私は希望の光を見た気がしたのである。

 

To be continued….