1991年の新小岩での騒動が進行中で、ROCKの話を入れるスキがない😅
なので☆Memoriesで息抜き的に書くことにした。
とにかく1991年は話題に事欠かないのだ。本編ではサビ猫のケガ、名医との出会い、サビ猫が3匹目として仲間に入るかどうかの選択に迫られ、私は新聞社に入社、この後も混乱が続くのだ。
隣の住人が本物のヤクザ(!)で、壮絶な逮捕劇を目撃したり(*この話題は改めて書く!) とにかくめちゃくちゃ濃い1年だった。
そんな1991年の11月に、私は待望のU2ニューアルバム「Achtumg Baby」(アクトンベイビー)をゲットする。レコードではなくCDよ。この時から初めてCDでU2のアルバムを買った。「Joshua Tree」(ヨシュア・トゥリー)までがヴァイナルレコードだね。
確か11月25日に買ってるような気がする。三島由紀夫の命日だなぁって思ってたから。
まぁとにかく!
このアルバムはU2最大のヒットになったアルバムで、ROCK史上これほど話題をかっさらったアルバムもないだろう。
一昨年の2021年には、発売30周年記念アルバムが発売になったほど。
https://www.musiclifeclub.com/news/20211116_11.html
まず驚いたのが初っ端からぶっ飛んだイントロだ!
Zoo station。そして歌い出すボノの声に驚く!
あの透き通ったセクシーな声ではなく、マシンで加工した、ギザギザした機械的な声。
私は、U2がROCK業界に宣戦布告してるような不穏な感覚で聴いた。挑戦というか闘争というかケンカを売ってる感じ。無機質なラリーのドラム。タイトルがベルリンの地下鉄の駅の名前なので、地下鉄のイメージの音作りとも言えるけど。
このアルバムのツアーは「Zoo TV」ツアーとして日本にも来るのだが、1993年12月まで待つことになる。
1994年には「ZOO TVツアー~ライヴ・フロム・シドニー 」のビデオ(DVDは2006年に発売)が発売されて、もちろんゲット。とにかく、舞台の作りこみがすごくて、一体何台のテレビモニターを使うのか、という凄さ。
ま、ツアーの感動は改めて書くとして、まずはCDだよ!
ジャケットも音的にも全てが初めてのことだったから、記憶が鮮やか。
当時、このCDを買ったばかりの時、浪人時代から付き合いのあったバンドが中野区公会堂前でライブをやるからって見に行った。その帰りにドラマーのS君と酒飲みながら、テープに録音したカセット(まだカセット!)を聴かせた。
「ちょっと聴いてよ、これ。どう思う?凄くない?」
と偉そうに解説をしたのだが、結局、S君。
U2の何がすごいのかという議論になり、逆に理屈っぽい反撃をされて、落ち込んだ。
なんか、ボノの革パンとサングラスがダサいとかも言ってた。あれは、いわゆるロック業界を批判したボノの皮肉の一つなんだけど.....
S君、ボノが嫌いだったのかな…。
私はボノがどんな格好しようが好きなものは好きだったので、
いいよ、いいよ。
ボノのカッコ良さは私が知ってるだけでいいんだ。
そう心の中で呟きながら、理屈っぽいS君の話を聞き流した。
さて、そんなアルバム「Achtumg Baby」の中から「Mysterious ways」のLIVE版のYouTube貼ります!
ここでベリーダンス踊ってる人は、のちにエッジの後妻になったそう。きれいな人だもんね。
ボノと彼女の掛け合いがドキドキする。
映像は若干良くないけど、見てね!
ボノがセクシーだから〜💕