I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン2#14のこと

REXシーズン2#14
第14話「レックス 跳ぶ!」 Ueber den Daechern von Wien(原題)

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いよいよ、このエピソードを含めた2話でシーズン2が終わる…。
ソニアとモーザーが別れてから勢いを取り戻して事件も過激な内容になってきた感があるのだが、ここで、もう一山…。

事件は、のどかな山林で車が炎上する事故から始まる。車内には焼死した女性の死体。カーブが多いこの近辺ではよく起きる事故だが不審な点が浮かび上がる…。

さて、モーザー&REXの楽しい朝の風景!
ようやく普通の生活に戻った二人。
今回は、珍しくモーザーが早起きをしてREXと「追いかけっこ」している風景である!
ソニアと同棲時代にも3人でジョギングをしてたことがあったが、つまらなさそうなREXの顔とは雲泥の差! 
はしゃぎまくって走ってますね! モーザーも楽しそう!
モーザーたちの家はウィーン郊外にあるちょっとした田舎の家で、裏山があったりして羨ましいくらい環境のいい場所なのね。
森の中を駆け回るREXはモーザーを待ち伏せする。
REXを探すモーザーの背後から息を潜めて飛びかかるREX!
モーザーは不意を突かれバッタリと倒れてしまう。
REXの忍者のような行動に完璧に負けたモーザーは「Super!」と言って感心してたね~(心からね)。
次は森を流れる小川を飛び越える競争!
しかし! モーザーはだらしなく失敗。小川を飛び越せずお尻から落下!
モーザーのだらしない姿を脇目にREXはいとも簡単に飛び越える!
その美しい姿と言ったら!!!
余裕の顔でREXに見下ろされて、モーザーは「この事は誰にも言うなよ! 内緒だぞ!」とREXに懇願するところが可愛いね…。

楽しいエクササイズを終えて二人は出勤。
珍しく、シュトッキーが遅刻をしてくる。
REXは待ちかまえてシュトッキーの帽子を奪い取った。
いつもなら激しく怒るくせに「おまえにやるよ」と言って笑うシュトッキー。
どうもシュトッキーの様子が変だ。
車の調子が悪く電車で出勤したというシュトッキーは、ジャケットの下にエプロンをしている(!)モーザーはニヤニヤして、それを指摘をした後、
「おまえ、最近おかしくないか? 何か隠してるだろ?」

そう!
シュトッキーはずっと悩んでいたのである!
殺人課のみんなにも相談できず、一人でずっと悩んでいたことがあったのだ!

「異動願を出した…」

えっ????
シュトッキー、やめるの???

ドラマを見続けてきた私もショックだったけど、モーザーはそれ以上にショックのようで、

「おまえ、俺たちを見捨てるのか?」

って、どよ~~~~~んっと肩を落とす。

ていうか、この二人の絆ってそんなすごいものだったの?って驚いたのよね。
だって、「見捨てるのか?」ってセリフ…。何かすごい。
しかも騒々しい陽気なモーザーが、どよ~~~~んって落ち込んでるんだもん…。
喜怒哀楽が激しいイタリア人の血か…。

シュトッキーはザルツブルグに異動願を出したのである。
理由は妻の父親がザルツブルグで開業している歯科医院を妻が引き継ぐことになったのだ。
シュトッキーの奥さんって歯医者さんだったのね~~。
そのためシュトッキーはザルツブルグヘ引っ越すのよ。

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☆ここでちょっとザルツブルグの説明をWikipediaから抜粋
ザルツブルクは、標高424メートルに位置し、15万人の人口を擁する。すぐ南西側ではドイツ領土のベルヒテスガーデンに接し、高速道路で西に140キロの位置にミュンヘン、東300キロに首都ウィーンという位置関係や、オーストリア支配下に入ったのは19世紀以降(それまでは大司教が支配するドイツ諸邦のひとつとして、形骸化した神聖ローマ帝位を度外視すればオーストリアとは対等独立の関係だった)という歴史的経緯から、ウィーンにも増して、ドイツのバイエルン州との文化的関係が深い。ザルツブルクは、モーツァルトが1756年に誕生してから25歳まで住んでいた事で、音楽を愛する世界の人々にとっていわば巡礼地になっている。


ザルツブルグか…。あんなところでおまえ、やっていけるのか?」と、モーザー。

「俺は、妻がいなければやっていけないから」と、シュトッキー。

あ~、シュトッキーって本当に愛妻家! ステキだわ~。
モーザーとは正反対よね! シュトッキーってますますいい男って思っちゃった。
控えめなのに筋通す、男気溢れてるよ~。
REXも寂しがって、シュトッキーのひざに顎を乗っけるの。
「う~~ん」って甘えた声出してね。シュトッキーもREXの頭をなでてあげたりして、最後で仲よくなるなんてね~~。

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このトリオもあと1話で終わりだね~。寂しい~


こんな事があったので、事件に時間をさくことができなかったようで(笑)最新式の科学捜査が登場。
焼死した女性は車や所持品などから、株のコンサルティング(?)会社の社長の妻とわかったのだが、検死の結果、実際焼死した女性とは別人であることがわかったのだ。焼死した女性の頭蓋骨からコンピューターで顔を復元するのよ。

要するに、会社の経営が火の車になっちゃったから、妻が事故で死んだと見せかけ、顔がよく似た女性を身代わりに殺して妻の保険金で会社の損失を補填するという計画だったのね。
というか、お得意のお馬鹿な犯人~。緻密な計画を練ったわりには肝心の身代わりの女性の調査が足りなかったよね。酒一滴も飲めない腎臓が悪い女性だったのに、飲酒運転に見せかけちゃったから…。
ダメよね。

最後の見せ場は、犯人が超高級アパートの屋上を逃げまどうシーン。
ウィーンの街並みを屋上から見下ろす風景をバックに、犯人を追うREX。
ある意味、これもウィーン観光バージョンだったかもね~。
そして犯人を追い詰めるため、REXはビルとビルの間を飛ぶのだ!
一旦、距離を確認して、後に下がり助走をつけるところがカッコ良かったね!

「レッ~~クス、待て~~!」

イメージ 4叫ぶモーザーの声に振り向きもせず、REXは飛んだ!
お得意の単独行動ですね…。
そして、犯人確保。

素晴らしい!
Super!
REX、見事な活躍でした!

そして、シュトッキーは明日が最後…。 寂しいね…。