I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン3 #10/11 のこと

イメージ 1REXシーズン3  #10 /#11 
第10/11話「クリスマスの天使」前編/後編
Ein Engel auf vier Pfoten(原題)


タイミング良く、クリスマスエピソードの登場!
今回は、前編/後編として放送されたSpecial Edition。
冒頭からクリスマス一色の今回はそれだけでワクワク感がある。

モーザー&REX、朝の風景もクリスマス一色よ。
モーザーは朝からプレゼントを包むのに大忙し。
大体、何で朝っぱらからプレゼントの支度をしてるのか疑問なんだけど、怠け者モーザーだけに間際にならないとやらない主義なんだろう。
夜は忙しいしね(笑)。

はい、迷惑なのはREXですね。
ちっとも相手にしてくれないから、キッチンでご飯のステンレスのお皿をひっくり返しモーザーの気を引く。
モーザーがキッチンに来ると、REXは入れ替わりに包んでいたプレゼントを盗み、自分の部屋で包みを破いて、いたずら三昧だ。


その頃、ウィーン警察では、マックスとDr.グラーフ、ヘララーが大きなプレゼントの箱を運んでいる。
REXへのプレゼントらしいが、とてつもなくデカイ箱なんだよね…。何が入ってるのか…。
クリスチャンはモーザーへのプレゼント「犬笛」を購入。

そして、モーザーが天井に届くほどの大きなツリーを抱えてオフィスに到着。
ウィーンのクリスマス市の話は「REXシーズン3第2話」で少し触れたけれど、ツリーもここで販売されている。ヨーロッパでは伝統的にヨーロッパモミが使われてきたが、現代では入手が容易であることから「ドイツトウヒ」が主流とのこと。深根性のモミの木に対して「ドイツトウヒ」は浅根性で移植に対して耐性があり成長が早く、安価に入手できるんだって。

さて、ウィーン警察殺人課のツリーのオーナメントは伝統的に「ヴルストゼンメル」と決まっている(ホントかよ~)。
大量のヴルストゼンメルを、ひとつずつリボンで飾っていくわけ。
その様子を「ゴクッ」と唾を飲み込んで見守るREX…。
ごらんください! 見事なヴルストゼンメル クリスマスツリー!

イメージ 2

この日だけは事件も起こらず、平穏無事にクリスマスを祝いたい殺人課の面々だったが…。
そうはいかないのだよ。
公僕ともなるとクリスマスだろうが正月だろうが、事件が起きたら出動よ(辛いな~!)。

事件はホッケーのスケート場で男性が銃で撃たれたことから始まる。
被害者は、少年を誘拐して逃げる犯人と鉢合わせして撃たれてしまったのだ。
聞き込みからマルクスという少年が誘拐されたことが判明、そこに居合わせた少女が犯人の顔を見ていたこともわかった。
一方、マルクスの父親の元に犯人からの脅迫電話がかかってきた。
しかし実は、誘拐されたのはマルクスのウェアを着ていた親友のトミーで、マルクスはその時、別居している母の元にいたのである…

イメージ 3さて、犯人たちは(二人組)間違えて誘拐したトミーを、主犯の男の勤め先の「Haus des Meeres:ハウスデスメアース(海洋生物館)」の裏口から入れる。
クリスマス期間中は休暇になるので潜伏先としてはうってつけなのだ。
しかし、ここで犯人たちは誘拐した子どもがマルクスでないことに気づくのだった…。

微妙にウィーン観光案内も入っていたようで、ここ「ハウスデスメアース」は、ペビやワニなどの爬虫類をはじめとした展示ゾーンもあり、なかなか刺激的な水族館みたいよ。どこにでもありそうな雰囲気だけど。

今回は90分枠のエピソードなので、前半は二人の子どもの誘拐事件に時間を割いていて、REXの活躍は後半に譲られることに…。

そして、後半、初っぱなから大変な事態に!

マルクスは母の元からスケート場に戻ってビックリ。
トミーが誘拐されたことを知るんだよね。
だけど、何でここで警察にすぐ言わないのかが疑問。自らトミーを助けに行っちゃう。自分の身代わりに誘拐されてしまったという責任を感じたことと、マルクスは犯人が家政婦の彼氏だと、ピンときたからだ。だから、潜伏先も海洋博物館だとわかったわけ。

単身乗り込むマルクス。しかし、やっぱり子ども。犯人に捕まっちゃう。
縛り上げられて犯人に運ばれる時、非常ベルのボタンにぶつかる。これが警察に通報され、モーザーたちが現場に急行するわけだ。

海洋博物館を捜索するモーザーとREX。
暗い館内。深海魚とか爬虫類とか、何だか気味悪いのよ。何かが起こりそう…。
どさくさに紛れて、コブラがケースから逃げていたのも知らず、モーザーはコブラに近づく。
REXは気配を感じたのか、「うううう~~っ」と唸っている。

突然「シャーーーーーっ」という音とともに、コブラがモーザーに飛びかかった! 
REXはモーザーの前に飛び込みコブラの前に立ちはだかる!
にらみ合うREXとコブラ

「REX! 動くな! 静かにしろ!」

モーザーは叫ぶ。REXは恐怖で固まってしまったようで、動けない!
コブラに睨まれて為す術なしか…。
モーザーがコブラに向かって物を投げるのと同時に、コブラがREXの足に噛みついた!

「きゅ~ん…」

と力なく倒れるREX! 大丈夫か?

イメージ 4

あわてふためくモーザー。グッタリするREX。
モーザーはREXを抱き上げて事務所へと走る。
事務所に保管してある血清を打つためだ。
血清の注射を打ち、緊急センターに電話を入れると大丈夫ということで、一安心…。

しかし子どもたちの行方はわからず、捜索は続く。

この後、犯人たちの目撃情報、脅迫電話の背後の音などから、潜伏先に少しずつ近づくのだが、あと一歩が定まらず雪の降る中、車を走らせるモーザー。
後の座席でブランケットを被って横になっているREXがむくっと起き上がると、
「いいから、お前は寝てろ」
というモーザーが、やけに優しくて涙が出るよ~!

しかし、REXは何かを感じていた。
この近くにいるはずだ!
モーザーが車から離れたスキを見て、REXはお得意の単独行動に出る。
REXが目指した所は古い操車場だ。
そこでは、マルクスとトミーが自力で逃げようと犯人と闘っていた。
REXはその様子を見て、わざと犯人の目の前に出ていき、子どもたちを逃がそうとするのだ!

そこに銃声一発!

音を聞きつけたモーザーたちが駆けつける。

しかし、窓には鍵がかかっていてどこからも入れない。
モーザーは何を思ったのかコートを脱ぎ腕にグルグルと巻き付けた。
え? そのガラス窓に飛び込む気か???
それって、REXの十八番じゃないの???

モーザーは助走をつけ、窓ガラスに飛び込んだ!
すっごいね~。
やるね、モーザー。
やっぱ、やることが派手だよ、モーザーって。
イタリアの血がうづくんだろうな~(笑)

無事に子ども達を救出、犯人も逮捕して一件落着!
最後は、マルクスとトミーの家族も一緒にウィーン警察のオフィスでクリスマスパーティーでした!

イメージ 5

で、あのドデカイ箱のREXへのプレゼントって何だったのか?

イメージ 6


それは、REXの犬小屋でした~。
しかも、超豪華なお城の犬小屋!
だけど、あれっきり一回も見てないってことは、
REXに不評だったのかな…。


お城に入ってみんなで記念撮影してま~す→