I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン5-11のこと

イメージ 1REXシーズン5 #11
第11話「赤ちゃん奪還作戦」
Baby in Gefahr(原題)


先々週のエピソードですね…。
すっかり遠い昔のような気がする…。
仕事が忙しくて着手できず、とはいえ放送を見た直後に感じたことを、早く書きたいという衝動もあり悶々としてました。
やっぱり第一印象というのは大事ですよね!


今回の第一印象、久々のウィーン名所案内で画面が美しかったってことかしら。
事件的には、巧妙な手口の割には最後の詰めが甘かった(>_<)
ま、このドラマのお約束なんだけど、名所案内エピソードを生かす形での展開だったみたいで。

事件はウィーンの高級ホテル「Hotel Imperial」に滞在中の著名なオペラ歌手の赤ちゃんが誘拐されるところから始まる。ベビーシッターさんが殺されちゃうわけね。
この「Hotel Imperial」の外装もステキでした。
死ぬまでに泊まってみたいけど、無理かしら…。

イメージ 2


ここ最近、アレックス&REXの朝の風景というよりは、クリスティアンも加わるパターンが増えてきたけど、ワンパターンを避けたいのかな。
ファンとしては、2人の自宅でのやり取りが見たいんだけどね。
第7話の「麻呂」模様のREXが出てきたエピソード。ああいう2人のシーンを期待してるんだけどな~。

今回は、ヴルストゼンメルをおねだりするREXにクリスティアンが意地悪するというシーンでしたよ。
ヴルストゼンメルを紐でくくりつけ床に置き、REXが取ろうとすると引っ張るという、ま、子供じみた遊びですね。
ヴルストゼンメルを追いかけ走るREX。紐をひっぱりながら逃げるクリスティアン
そんなことして遊んでるところをたまたま警視総監に見つかっちゃって、大目玉をくらうクリスティアンでした(笑)
がっくりと肩を落とすクリスティアンも可愛かった! 本気で落ち込んでたよ。
しかし、これって後で出てくるシーンに繋がるんだよね。
一応、モーザーからのお約束を踏襲してるんだわ。


さて、事件の続き。
誘拐した犯人は巧妙にも、オペラ歌手と同じホテルに赤ちゃん連れでチェックインしてたんだよね。
入る時は人形の赤ちゃんを抱っこして、オペラ歌手の赤ちゃんを誘拐した後、ザルツブルグで急用ができたという理由でチェックアウトする。
この時は本物の赤ちゃんを抱っこしていく。なかなか巧妙ではないか! と思ったんだけど…。

それと今回、特に気になったのはクリスティアン
クリスティアン、オペラ歌手に一目惚れしたのかな…。
な~んか、切ない表情とかいっぱい出てきて、見てるだけで胸が苦しくなったというか。
いつもは子どもみたいなクリスティアンが、オペラ歌手を気遣うシーンではすっごい「男気」で、めちゃくちゃいい男に見えた…。気のせい?
クリスティアンも男なんだからね、浮いた話の一つくらいはないと淋しいってことだったのか。
とにかく、クリスティアンはオペラ歌手に一目惚れをしたと見た。
そして、その後、クリスチャンと彼女が良い関係になってくれてれば嬉しいなって(笑)

さぁ、赤ちゃんですよ。
犯人たちは、警察のホームページに匿名で脅迫状を送るわけだ。
そして、身代金をアレックス&REXで届けにいく。
夜の操車場での受け渡し。
犯人は、お金をリュックの中に詰め替えろと指示。そして、陸橋の下に置かせる。
アレックスは犯人の指示通り動き、そして、REXにリュックを見張れと指示するのだ。
REXは影に隠れてリュックを見つめる…。
すると、陸橋の上からリュック目がけて、縄が付いてる銛(?)のようなものを発射して、リュックを引き上げるんだよね。
REXは、思わずリュックに飛びついた!
橋の上から縄をたぐり寄せる犯人、REXはリュックをくわえたまま宙に浮く!
REXは根性でリュックを渡すまいと頑張るんだけど、宙ぶらりんになって危険な状態!
このまま落ちたら、絶対、骨折する高さだよ。
猫だったら大丈夫だけど、犬はそうはいかないよね…。
しかも、犯人に撃たれる可能性もあるというのに、無謀だよな…。
血相変えて走り寄るアレックス!
犯人はREXの体重に耐えかね、縄を離すんだよね。
落ちるREXをアレックスは危機一髪、受け止めた!

ここですね、紐で繋がったヴルストゼンメルを追いかけるREX。
そして、縄で繋がった身代金が入ったリュックを追いかけるREX。
朝の風景が繋がりました…

身代金受け渡しに失敗したアレックスは怒りを抑えきれず「クソ!」という。
※ドイツ語で何て言ってるのかな…よく出てきますよね、この言葉…。

REXは、無謀な判断を反省してうなだれる…。ここはRhett君の「困った顔」が生かされたシーンね。
「おまえのせいじゃないよ」って優しく言うアレックス…。

一夜明けた警察署オフィス。
アレックスとREXはオフィスに泊まったよう…
そんな気怠い朝、な~んと、アレックスがシェーバーでヒゲ剃ってます\(◎o◎)/!

どうでもいいシーンなんだけど、こういうところが異常に印象に残ってしまって…。
というか、前からず~~~っと思ってたんだけどGedeonってヒゲ濃いよね?
無精ヒゲ生えてると「クマちゃん」みたいな顔になって、カワイイ♡と思うのは私だけですか?
そんな「クマちゃん」のようなGedeonの写真を何枚かご覧ください!

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そして、これは本当に「クマちゃん」になってしまったGedeonです(爆)



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脱線しました…。
一瞬でしたが、ヒゲを剃るアレックスに超反応してしまいました(笑)


赤ちゃんね…
結局…、巧妙な手口で散々計画したのに、身代金受け渡しの指示を録音したテープレコーダーに「ある音」が入ってて、その近辺のホテルを特定、犯人を突き止め逮捕という結末。

さて、「ある音」とは、アンカー時計のオルゴールです。
ここに隣接するホテルに犯人たちは泊まってました!

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アンカー時計(Ankeruhr)は、ユーゲントシュティル画家フランツ・マッチュのデザインにより、1911年から1917年に制作されました。 これは、アンカーホーフの2つの建物を結ぶ幅10メートルの橋のように、旧市街の通りの上に架かっています。

12時間の間に、ウィーンの歴史に登場する12の人物像(あるいはカップル)が、この橋を通過します。 それぞれの人物は様々な時代を代表し、相応しい音楽が流れます。 これら人物像には、ローマ皇帝マルクス・アウレリウスカール大帝、マリア・テレジア女帝と夫君のロートリンゲン公フランツ1世などが見られます。

正午の12時には、全ての人物像のパレードが見られます。最後に登場するのはヨーゼフ・ハイドンです。 当初、彼に伴う旋律は、愛国的な意味を込めて皇帝讃歌でしたが、王朝崩壊後は政治的配慮から、別の曲に替えられました。 現在ハイドンの姿とともに流れるのは、「天地創造」の中の「天は神の御業を物語る」という旋律です。(ウィーンガイドより)


犯人の声の背後のオルゴールに気づくアレックス、さすがでしたね。
それがどこのオルゴールかを思い出すフリッツ。
そして、赤ちゃんを誘拐されたオペラ歌手を慰めるクリスティアン


なかなかバランスが取れたいいストーリーだったと思うけど、REXの活躍が今ひとつだったか。
しかし、REX2号ではなくRhett君が身代金に食らいつく勇敢な姿は◎かな\(^O^)/
どんどんアクションを学んでる様子が伺えます。

次回もがんばれ、Rhett君!

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