第3話 Tod im Museum / 博物館殺人事件
🇦🇹ウィーン編REXシーズン3は秀作揃いでワクワクします。
この第3話に至っては傑作中の傑作(って何度も使ってるセリフだけど😆)であり、奇想天外なミッションで犯人逮捕。
初代REXことBJ君の演技力なくしては制作できなかった一本ではないかと思う。
例の如く、2011年版レビューに詳細な感想を書いているので、そちらも参考にしていただきたい。特に今回の舞台となる「ウィーン自然史博物館 (Naturhistorisches Museum Wien)」の観光案内を詳しく記した。
当時、REXファンの方がロケ地探訪を目的にウィーンを訪れた際の情報もまとめている。
ウィーン自然史博物館に訪れた際、事件の鍵となる「ヒグマの剥製」には、
「REXに出演したクマ」
と表示があり、博物館の方も慣れた様子で案内してくれたというエピソードも😆
ウィーンでは国民的ドラマとして親しまれている「Kommissar REX」だけに、名所旧跡を惜しまず撮影現場として提供して、国を挙げてREX自慢をしているのだ。
なんと素晴らしい国だろう!
さて、ストーリーはというと、ウィーン自然史博物館の吹き抜けの階段最上階から転落し死亡した男の身元を巡り殺人事件と判明。死亡時に博物館に居た人間を捜査していく。美女のカメラマンもその一人。
そうです、彼女はREXドラマでたびたびゲスト出演している通称・ガービーちゃん(最初に登場した時の名前)ですよ。
今回はモーザーのお眼鏡にかなう美女カメラマンの役だ。
なんだか、以前よりも大人になって落ち着いた雰囲気でいい感じね🥰
お約束の朝の風景は、朝食を出さない怠け者モーザーを執拗にベッドから起こそうとするREXだ。
傑作なのは、モーザーを起こすために使う犬のおもちゃ。噛むとちゅ〜と鳴るおもちゃだが、これがまた気持ち悪い顔のおもちゃなんだよね🤣🤣🤣
これです。
これ、たびたび登場しているのでREXのお気に入りだと思うけど、なぜこんな気持ち悪い人形?って😂😂😂
そしてクリスチャンとのお約束風景も加わり、これが事件解決の鍵となる。
まずはYouTubeでどうぞ。
クリスチャンよりも先に事務所に戻ったREXがロッカーの中に密かに入り、クリスチャンを脅かす算段。ところが、あまりにも静かにロッカーに隠れていたため、気づかなかったクリスチャンだ。
これが博物館での潜入捜査につながるわけです。
ていうか、突飛な発想。
クマの背中に盗品のダイヤが隠されていることが判明、犯人がダイヤを回収しにくる瞬間を狙って確保する計画。クマの剥製を密かに見張るための格好の位置にあったのが、狼などイヌ科の動物の剥製が展示してあるガラスケース。
剥製になりきったREXがガラスケースの中に入って、クマを見張るというミッションだ!
怪しい人物が来たら、影に隠れているヘララーに合図、REXは即座にかけより、吠え立てるというわけ。
すごいよね、このミッション。
つまりは犯人がクマの剥製に近づくには、周囲に人がいないことを確認しなければならず、REXだから犯人を油断させることができると判断。
クリスチャンとのドタバタで、予行演習してたREXだ🤣
さらには、モーザーの過去も発覚!
なんと、カメラマン志望だったことが判明😱
モーザーの過去は、レーサーだったり、トラックの運転手だったり、カメラマン志望だったりと。ありとあらゆる経験が、刑事として成功していることを物語る。
今回のエピソードは、あらゆる面で興味深く、REXの剥製っぷりも見事だったし、ソニアと別れて以来影が薄かったモーザーの美女関連も復活、文句なしに楽しめたエピソードでした!
ちなみに、ランキングではREX珍場面、ミッション名場面、どちらも3位にランクイン、REXあっぱれのエピソードでした!