第12話 凶器は赤いバラ / Blutrote Rosen (最終話)
いよいよ🇦🇹ウィーン編REXシーズン3最終話。
ようやくたどりついた。
2011年放送当時、これは最終話ではなかったが、レビューを読むと内容的にはスペシャル感が漂っている。私のような古いファンには若干の違和感があるが、今回初めて🇦🇹ウィーン編REXを観た人たちは自然な最終話だったと思う。
その「スペシャル感」っていうのは、休日のバーベキューパーティーのシーンだ。
隠居刑事マックスが、アルミホイルにくるんだジャガイモを焼いたり、REXがのびのび遊んでたり。そこにクリスチャンが差し入れのソーセージを持って登場する。
モーザーはクリスマスにクリスチャンからもらった犬笛で、REXにある技を仕込んでいた…
ここは動画を見てね〜。
クリスチャンいじめが最高潮に達するシーンです🤣🤣🤣
さて、こんな楽しい休日も一本の電話でお開きになっちゃうのが刑事の悲しいところ。
高級アパートメントに住む博士夫婦が無情にも銃で殺害されるのである。
事件概要は、2011年版レビューを参考にしてください!
殺害されたのは、癌の特効薬を研究開発した博士の部下。
そして、博士も妻と娘を人質に取られて誘拐されてしまうのだ。
事件の背景が不可解で糸口が掴めないモーザー、しかし、凶器がロシア製・マカロフであることが判明してから、一歩ずつ解決に向かうのである。
2011年版レビューでも言及しているけど、事件にロシアが絡んでくるとキナ臭い。
そして、ロシアが絡むとモーザー張り切る😆
なんと言っても、シーズン1第1話の事件がロシア絡みの国際的な大事件だった。
モーザーがロシア人と懇意にしていたことも描かれ、ロシア通であることがわかる。
今回もロシア語で話すシーンも出てくるし、マカロフって聞いてうっすら笑みを浮かべるモーザー、いいよね。
シーズン2第13話ではロシアマフィアが登場、ロシアから不法入国した美女を助けるストーリーだった。
そして、今回の目玉はやっぱりREX!
REX、初の単独おとり捜査だ!
モーザーたちは誘拐された博士を探して、別荘に到着。
ドアを開けた博士の妻は、明らかに何かに怯えている様子だ。
そこに犯人がいることを確信したモーザーは、またまた無理難題ミッションを思いつくのである😮💨
別荘に到着後、シェパードの友達を見つけたREXは、しばらく一緒に走りまわって遊んでいた。玄関で博士の妻と話しているモーザーの元に戻ってきたREXを見て、突拍子もないことを言う。
さ、ここからは動画でどうぞ!
いつものフランス語ですが、REX初のおとり捜査をまとめてくれてます!
いきなり潜入捜査を言い渡された不安げなREXの顔が笑えるよね〜。
「え? 俺? 行くの?」
と振り返りながらモーザーを見る目。
モーザーは、にっこり笑う😉
ところが、仕事となればREXもプロだ!
この家の飼い犬になりきって、犯人を騙すのである。
「本当にお前の犬かどうか名前を呼んでみろ!」
と言われた妻は、適当な名前「タッソ」と呼ぶ。
REXは可愛く吠えて、尻尾まで振る始末😆
犯人がそばにいる時は寝たふりをして、隙を見て犯人を観察する鋭い眼光は、まさに刑事!
モーザーの無理難題ミッションは「犬笛」で大成功するのである。
モーザーがREXに教えた犬笛の技は、
ターゲットに激しく攻撃、持っているものを奪いとる!
こうして、ひとり犯人を確保したモーザーたちは、ビル建設現場へと向かう。
博士を拉致していた犯人は、REXの素早い追跡で、難なく確保だったね☺️
エレベーター天井に飛び乗るアクションは、BJ君の弟・REX初号が担当。
大活躍だったよ〜。
シーズン3最終話は、シーズン4へ予感させて終わる。
まだまだ続くぞ〜っていう、REXファンには嬉しいラストだったが、その先のエピソードを知っている私としては複雑な気分だ。さらに、シーズン4は初代REX・BJ君引退シーズンでもある。二代目刑事アレックスが登場して、朝のお約束シーンを踏襲、どんどん面白くなっていくのだ😆
年内には放送してくれるのかな〜。
ミステリーチャンネルさん、お願いしますね〜
さて、次回からは🇨🇦版セントジョンズREXシーズン4のレビューです!