Nico’s first cap of League One,
and my first visit at Chichibunomiya rugby stadium
2024年3月2日。
秩父宮ラグビー場で東京サントリーサンゴリアス対リコーブラックラムズ東京を観戦した。
初めての秩父宮ラグビー場。
最寄駅の外苑前からキョロキョロしながら現地に到着。
ここがラグビーの聖地かぁ、と感慨深いものがあった。
この日はラグビーファン先輩とファンクラブ先輩2人、4人一緒の最前列の席。
大ファンのNicolás Sánchezもリザーブメンバーに入っているので、楽しみな試合だった。キックオフまでにいろんなイベントを見て回って、とりあえず写真撮影。
席に着いたのはキックオフ間近の14:00ちょっと前だったか。
数日前の天気予報では🌞だったのに、曇空。肌寒い日だった。
試合は、スタート直後から快進撃のサンゴリアス。ブラックラムズのペナルティが目立って、点が取れない。私としては安心して見られる展開だった。
ラグビー観戦も5回目。
なんとなく応援の仕方もわかってきた。
この日は、Nicoがリーグワン公式戦の初戦だったので、応援グッズを全て持参。そのため、すごい荷物で、どこに何が入ってるかわからない状態。
Nicoがスタメンの高本君と交代して出てきたらすぐに反応しようと思っていたが、なかなかうまくいかないものだね🤣🤣🤣
応援うちわ、アルゼンチンの国旗、応援タオル、さらに写真を撮ろうとしてiPhoneを準備。
しかし、冷静に考えると笑ってしまう。
思うに、ここには何も損得勘定が介入せず、ただひたすら応援グッズが本人の目に留まって力を発揮してくれれば、という微かな希望しかない。
世の中には、損得勘定しかない人間がゴマンといる。
そんな環境で働かざるを得ない日常で、私にとっては唯一、精神を正常に戻してくれる瞬間がラグビー応援かもしれない。
試合は62対0。
サンゴリアスの完勝で終わった。
試合後、サンゴリアスの選手たちのインタビューがあり、Nicoもリーグワン初キャップのインタビューに応えていた。
そして、最後の選手挨拶。
ブラックラムズのメンバーが目の前に来た。
深々と頭を下げる選手たちの表情に、もらい泣きしそうになる。
サンゴリアスが圧勝して嬉しいのは確かだが、悔しさが滲み出ている選手たちに、
「次はがんばれ!」 と、敵味方関係なく拍手を送る。
そして!
サンゴリアスの選手たちが来た来た〜!
みんなが手を振りながらにこやかに歩いてくる!
私は、にわか勉強で覚えたスペイン語を叫ぶ!
「Por favor!! Nico〜」 (お願いしま〜す、Nico〜)
1月21日の練習試合の時も、大声で叫んで来てもらった経験からNicoにサインをもらいたいと思った。
と同時に、今回はNicoへのプレゼントも用意してて、どうしても渡したかったのである。それが、先日から必死で作っていたちび猫軍団。
ユニフォーム姿と、ファミリー版である。
これらをどうしても渡したくて、ダメ元で叫んだのである。
そして、今回は少し上達したスペイン語「Por favor」を連呼!
すると、Nicoにその声が届いた!
す〜っとこちらに寄ってきてくれたのだ!
私はすかさず、手にしたプレゼントのバッグを差し出した!
「This is for your kids!」
ここからいきなり英語である(スペイン語を覚えてなかった😅)
Nicoは嬉しそうに受け取ってくれて、ホッと一息。
もしかしたらスタッフの人が阻止しにくるかもという不安があったので、すぐに渡したかったのである。
そして、アルゼンチンの国旗をアピール!
実は、写真に撮るのを忘れたのだが、ほっぺたにはアルゼンチンのシールを貼っている。
もう、何から何までアルゼンチン仕様である🤣
Nicoは相変わらず、爽やかな笑顔で応えてくれたので、さらにサインを要求!
「May I…、May I…」
あ、サインって英語でなんて言うんだっけ?とここに来て単語が出てこないバカさ加減😣
もう仕方ないので、「サイン、Okay?」とカタカナ英語で言うと、
「Oh、Okay!」
と快諾! そして、アルゼンチンの国旗にしてもらったのである!
実は国旗ではなく、ピンクのタンクトップにしてもらいたかったのだが、まごまごして出すのを忘れた。
舞い上がってしまって、なんだかすごいことになってしまった。
きっと他のファンの人も待ってるだろうから、と思うと自分だけ時間を使うことにすごく躊躇してしまう。なので、早く早く、と焦ってしまったのだ。
そして、ありがとうの「Gracias」をイタリア語の「Grazie」と言ってしっまったような気がして、なんだかな〜という感じ。
しばらく、ぼ〜っとしながら、帰り支度を始め、
「あ、そうだ、Nicoに握手してもらえばよかった。失敗した〜」
と、ぽつりと言うと、隣にいたファンクラブ先輩二人が、
「してもらってたじゃない!」
と声を揃えて言うのである!
「え?してもらってた?え〜?」
ラグビーファン先輩も、
「してもらってましたよ」
え〜〜〜〜〜?マジ?
ここまで舞い上がってるとは、かなり重症?
そんなことも覚えていないって、衝撃が強すぎて一過性の記憶喪失になってしまったのだろうか?
しかし、こんな経験、METALLICAのLarz以来の興奮状態。
なんだか、あの頃に戻ったようで、嬉しくもある。
こんなドタバタ試合観戦だったが、それもこれもサンゴリアス勝利したからこその嬉しさだ。
次回は、3月23日。
横浜キャノンイーグルス戦!
秩父宮球場へ赴きます!