四日市のおいしい天然水「泗水の里」
昨日に続き、コラムMonologue。
この記事は、本来なら昨日アップする予定だった。
先週末23日〜25日まで、実家・三重県四日市市に帰省していて、そこで発見したことを綴りたかった。
しかし!
昨日の、My Fusion完全に壊れる!事態に陥り、その顛末を書いておきたかったのである。そのため、コラムMonologueを連続してアップすることになり、ちょっと不本意ではあるが…。
私は高校卒業後上京、大学入学後もそのまま東京に住み続け、これまでの40年弱の間、数える程しか帰省していない。
それは、過去のブログを読んでいただいた方はご存知と思うが、実家の三重には戻りたくない過去を背負ってしまったからだ。
しかし2020年3月、父が他界したこと、また父の介護をしていた姉の体調が悪化するなどして、帰省せざるを得ない状況になったのである。
私が記憶にとどめていた育った街・四日市はすっかり変貌してしまい、懐かしい場所も風景も消えていた。それが実は心の負担を軽くしていることもあって、姉の看病のために1ヶ月〜2ヶ月に1回程度、帰省している。
さて今回、実家に帰って発見したこととは?
それは、四日市の水道水のことだ。
実家で風呂に入り髪の毛を洗うと、なぜかサラサラになるのである。
私はもともと天然パーマだが、10年くらい前から元の癖っ毛を活かしたクルクルヘアにしている。以前はそれが嫌で、時間をかけてドライヤーでブローしてストレートヘアにしたりしていたが、そんな無駄な時間を使うのをやめた。
クルクルヘアも見慣れてしまえば、案外いいもので、美容院に行くときれいなウェーブですね、と必ず褒められる。
しかし、それも還暦近くなってきて、髪に元気がなくなってきたので、いろいろなヘアケア製品を買っては試している次第。
ところがだ!
3年前から実家に帰るたびに、不思議に思っていたこと。
ここで髪を洗うと、翌日、ストレートヘアっぽくなってることだった。
カールがうまく出ない代わりに、ツヤツヤの髪の毛になってサラサラしているのである。
カールヘアが好きではあるが、サラサラになって悪い気はしないので、ま、いいか、と思っていた。実家で使ってるシャンプーのせいかなと思い、横須賀に帰ってきて同じものを買っても、サラサラにはならない。
不思議だ〜。
疑問に思い続けて3年。
ようやく、理由がわかった!
水💧だ。
四日市の水道水は、消毒する塩素の量が少ないらしいのである。
詳しくは、四日市水道局のサイトで確認してもらいたいのだが、実家のキッチンシンク、風呂場、洗面所、これらの蛇口には、水垢というのものがついてない!
あの、白くなる水垢。擦っても全然取れない。
あれが、全然ついてないのである!
先日、横須賀に戻る日に、この水がペットボトルで販売されていることを知り、市役所の売店に行った。ところが売り切れ!
猛暑のため生産が追いつかない、ということらしい。
そして、地場産業を販売しているお土産ショップに電話すると、在庫があるとのこと。
早速2本購入して、帰途に着いた。
家の水道水も美味しいと思っていたが、このペットボトル、すごく美味しいです!
3年連続で賞をもらってるらしく、納得。
口に含んだ瞬間、まろやかに広がる、やわらかい口当たりがなんとも言えず、美味しい!
ふるさと納税の返礼品にもあった!
あ〜、こんなに髪の毛がサラサラでツヤツヤになるんだったら、四日市に引っ越したいと思ったほど。還暦すぎて老後を過ごす土地は、やっぱり住みやすくて食べるものが美味しい街がいいよね。
四日市は、伊勢にも近くて海産物や農産物が安くて美味しい。
これまで、三重県には背を向けてきた私としては、水のことでこんな気持ちになるなんて、思いもしなかった〜。
水って、どんな生き物にも大事なもの。
水が美味しい土地。
考えもしなかったけど、今さらなが、四日市が魅力的な街だと思えてきたな~。