I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

The Prayer ④ Consecration 献身

 

2014年11月。

私は、Yokosuka Naval Base(米海軍横須賀基地にいた。

教会に通い始めた2014年8月から9月にかけて、二度の交通事故とめまいで体調を崩し2ヶ月ほど仕事ができなかった。

電車通勤も危うかったので、近くで働けるところを探した。

それで見つけたのが11月から12月末までの米海軍横須賀基地・商業施設内のSeasonal Employmentだ。

日常英会話程度で大丈夫というShoe DepartmentのSales associate(販売員)として採用されたのである。

そこで出会ったHさんは、この後、私の人生に大きな影響を与える存在になった。

 

研修期間2週間、その間につけていたネームプレート

 

Naval Baseでの経験は、キリスト教の信仰にも大いに影響を与えてくれた。

アメリカはキリスト教がベースの文化であり、1年の行事もキリスト教に基づいている。

私がSeasonal Employmentとして採用されたのも、アメリカの1年のうちもっとも重要なイベントであるThanksgiving Dayが11月の第4木曜日であり、翌日のBlack Fridayセールのための募集だったのだ。その後に続くChristmasセール。

とにかく1年のうちでアメリカ人が最もお金を使う期間なのである。

ThanksgivingもChristmasもキリスト教の行事であり、それらの習慣を生身で体験できたことは、聖書を学ぶ上で最高の体験だったと言える。

日本におけるキリスト教人口は、全人口の1%とも言われていて、世界でも珍しく信仰をもたない民族だ。

今まさに、統一教会の解散命令について話題になっているが、キリスト教のカルト宗教はゴロゴロしている。聖書の教えを都合よく解釈して、献金を巻き上げる団体はもってのほかである。

 

www3.nhk.or.jp

 

私は聖書に書かれていることを、書かれている通り「字義通り」に理解するという信仰に基づいて、プロテスタント教会に通うようになったのだが、さまざまな情報収集をしているうちに疑問が湧いてきたり、他の教会に行ってみたりと、いろんなことをしてみた。

その中で、私に最も影響を与えたのは、やっぱり音楽だった。

教会で讃美歌を歌ってみたい。讃美歌とは何かもはっきりしないままだったが、神を讃える歌は、なんて心地いいのだろう。こんな風に心が洗われる歌が存在するなんて。

 

 

neocats.hatenablog.com

 

The Prayerプロローグで紹介した、牧師でありゴズペルシンガーのDonnie McClurkinの歌声に惚れ込み、CD、DVD(ライブビデオ、映画にも出ている!)、書籍と、あらゆるものを買い漁った。さらに毎週日曜(日本では月曜)のネット礼拝も見るようになった。

 

 

 

 

とにかく、学ぶことが楽しかった。

 

Donny牧師が歌う、讃美歌"Holy, Holy, Holy! Lord God Almighty!" とDonny牧師オリジナル曲「Holy」のメドレー。

 


www.youtube.com

 

Holy, Holy, Holy! Lord God Almighty!
Early in the morning our song shall rise to Thee;
Holy, Holy, Holy! Merciful and Mighty!
God in Three Persons, blessed Trinity!

 

神は三位一体であることを歌った讃美歌。

教会福音讃美歌(日本語)では、讃美歌1番として出ている。

しかし、日本語ではかなり変な歌詞で、私は無理やり訳している日本語の讃美歌が嫌いだ。

ま、この話は別コラムで語ろう。

 

三位一体。

God in Three Persons,  Trinity

 

このブログ内で宗教論を書くつもりはないが、この三位一体という言葉を日本人は大きな勘違いをして間違った使い方をしているのを、いろんな場面で見る。特に政治の話で使われることが多く見受けるが、まったく言語道断である。

英語圏の人間に聞かせられないし、おいそれと使うものではない。

これも別コラムで論じたい。

 

とにかく私は、みつ子を亡くした後悔と怒りと悲しみを、神に委ねて、神を理解するための学びを続けたのだった。

しかしその間、「猫」に関わる一切から身を遠ざけるようになったのである…。

 

To be continued…..