エコキッズイベント’09
SAVE THE RED LIST ANIMALS
絶滅危惧種の動物たち
2009年9月3日から始まった、エコキッズイベント2009年版。
写真展や絶滅危惧種の動物たちの紹介だけではなく、販売に重点を置くイベントとしては、初の試みだった。
どうしたらお客さんが立ち止まってくれるのだろうか?
興味を持ってくれるのだろうか?
商品を買ってくれるだろうか?
お客さんとのコミュケーションも大事だ。
どちらかというとしつこい性格の私は、マカマカの紹介をしたくてたまらないが、そこを抑えることも必要だなと。
しかし始まってみると、思ったより人々が立ち止まって、アムールヒョウの写真に目を止めてくれていることが嬉しかった。
マカマカ絵本シリーズを手に取る人も多く、実物大アムールヒョウと記念撮影する人も多かった。アムールヒョウは非常に目立った存在だったことは確かだった。
実はこのイベントに先立って、8月中の夏休み企画として、横須賀の老舗書店・平坂書房(現・文教堂)モアーズ店において、マカマカ絵本とグッズの販売、実物大アムールヒョウの展示、アムールヒョウの写真展を開催したのである。
平坂書房さんに「夏休みの間、写真などの展示ができないか」と営業したのだ。地元で起業してる人を応援しようということで快諾してくれた。
さらにタウン誌に記事を載せてもらったことがきっかけで、エコキッズイベント’09に来てくれた人がたくさんいたのである。
そして…。
ワークショップの効果はなかなかだった。
イベント会場は、ショッピングモールである。
親子連れの買い物客が多い。横須賀近辺では一番大きなショッピングモールだ。
私に子どもを預けて、親が買い物に行くパターンが、なんと多かったことか!
「先生の言うこと、きちんと聞いて上手に作るのよ。お母さん買い物してくるから」
とまぁ、こんな感じである😆
「先生」とは私のことである🤣
こんな効果もあるのか〜と感心したものだ。
しかも、子どもはモノを作るのが大好きだから、一心不乱に作る。
子どもは集中しているので、私はただ一緒に過ごすだけで子守りの役割を果たしているのである。
あ〜、あの小さかった子たちはもう20代になってるんだね。
時の流れの速さに驚くが、でもいつの時代も、子どもは好奇心旺盛だ。
そこに、その子だけの才能が隠れている。
このイベントでは、販売重視の初体験、ワークショップの不思議な効果、タウン誌の力など、学ぶことが多いイベントだった。
子どもたちとの触れ合いや、絶滅危惧種の動物たちの説明、マカマカ絵本の紹介など、来場者とのコミュニケーションは非常に面白かったし、販売することの面白さ。
買ってくれる人の顔が見えることの嬉しさ。
ただし、イベント制作だけではまったく会社は成り立たないのである!
むしろ赤字になる勢い。
私は、編集業の仕事を増やさざる得ない状況になっていた…。
To be continued….