第6回
桃の節句 学食で「甘酒」を飲む…
2004年3月3日 (東京造形大学にて)
朝10時、春日教授、研究生の田中君、家田さん、大橋さん、今回から清水有紀さん、瀬詰まり子さんの二人が加わり、田中君と家田さんが前回までのレプリカ制作の結果報告をもとに制作工程の確認とワークショップ案の検討をおこなった。
清水さんは「造形展」のときに一度会っている。とにかく明るくて元気な人だ。いつでもキャッキャッと笑っているし、その場をパッと明るくしてくれる。
瀬詰さんと会うのは初めてで、彼女はもの静かで落ち着いた雰囲気の女性。一見、人を寄せ付けないような凛とした風貌。ところが話してみると、単位を二つ落としていて卒業できないことに気が付いた……と言うのだ。う〜ん、人は見かけによらないのか。
春日教授のテキパキとした進行でミーティングは無事終了。
お昼ごはんは学食で食べることに。
「桃の節句サービス」で甘酒と女の子にはケーキが付く!
ワーイワーイと叫ぶ女性陣。
……春日教授、いつもこ〜んな若い学生たちに囲まれて、若く見えるはずだ……
と私は密かに羨んだ。
始業のベルが鳴り、学生気分で、いざ木工室へ。
家田さんが作った型紙通りにスタイロフォームを切る作業が始まった。集まった人数も多かったので作業がどんどん進む。
切る、削る、接着する。
作業が進むにつれ様々な問題が浮上してくるところが、モノづくりの醍醐味だ。
胴体部分と足の部分がボンドの接着だけで耐えられるか、と言う問題にぶつかる。
意外に重い胴体。
そこに頭も乗せると、足が胴体からはずれてしまうのではないか……云々……。
問題はつきない。
今日は「サイくん」半分まで完成。
次回は、いよいよモデリングペーストとジェッソ塗りの作業に入る!
To be continued.....