私が高円寺に住んだ期間は大して長くない。短期契約で格安で借りたからだ。
たしか、浪人中と大学1年の半ばくらいまで、だったと思う。
ところが、高円寺という街は、実に濃い。
自分の環境の変化を差し引いても、今まで住んだ街の中でも上位に入る濃度。
そんな高円寺で、私が最も影響を受けたのは、やはり音楽だった。
まだCDが存在していなかった時代だ。
新譜レコードはなかなか高い。バイトしながら浪人の私には痛い出費なわけで。
しかし、あの当時はどこにでもあったレンタルレコード屋。
懐かしいよね!
新譜が出たらまずはレンタルして聴く、面白そうなレコードを探す、新しいアーティストを知る、レンタルレコード屋に入り浸る時間が長かったこと!
U2『WAR(闘)』のリリースが、1983年2月28日。
なので、浪人中は彼らの存在を知らなかった。
私が高円寺時代に最も影響されたのは、プリンスである。
私は、レンタルレコード屋で『Controversy / 戦慄の貴公子』のジャケットに無意識に手がのびた。
きれいな顔だ〜
こんなブラックの人いるんだ〜。
きれいな鼻…。
ジャケットデザインは、う〜ん…….ちょっとダサい。
でも、ま、とにかく聞いてみる!
私は家に帰って、レコード盤に針を落として…..
ぶっ飛んだ!
つまりは、プリンスの存在が現代音楽にどれだけの影響を与えたかとか、プリンスが偉大なミュージシャンとして歴史に刻まれることになるとか、1982年、高円寺の駅前のレンタルレコード屋の片隅で、私が想像できるわけもなく….
ただ、ひたすら、きれいな鼻💓……と食い入るようにジャケットを眺めていたわけ。
その後、U2と同様に彼を追いかけ続けることになる。
やはり、過去を検証してみることに大きな意義を感じる😂
自分がなぜこのミュージシャンに惹かれるのか、よくよくわからないことが多かった。
だが、こうして時系列で並べてみて、わかったことが一つある。
U2ボノとプリンスの共通点。
『鼻が高い』ということ🤣🤣🤣
これだな〜。
これこれ、これが一番だな。
もっと理屈っぽく検証してみると、おそらく革命っぽい感じ(?)が好き、というのはある。
しかしこれは、もう少し検証しなければならないので、一旦、保留😞
レコードの話に戻ろう。
『Controversy / 戦慄の貴公子』で一番好きな曲は(全部好きなんだけどね)と問われれば、
「Do me baby 」よ。超〜セクシーだから〜。
ワーナーミュージックサイトにこんな記事があった。
1981年10月14日にリリースされたアルバム『戦慄の貴公子(Controversy)』の40周年を記念して、プリンス財団とワーナー・レコードは、プリンスが所有するペイズリー・パークの保管庫から、これまで聴かれたことがなかった1979年のソロ・デモ音源「ドゥ・ミー・ベイビー」をリリースした。
「ドゥ・ミー・ベイビー(デモ)」は、本日のストリーミングサービスでのサプライズ・リリースに加えて、オフィシャル・プリンス・ストア限定で、レプリカ・カセットと7インチ・レコードがリリースされる。
https://wmg.jp/prince/news/86967/
これ、昨年、発売されたんだね。
要チェック!
今日の高円寺編は、レンタルレコード屋の話で終わっちゃうけど、定食屋の話もしたかった…..😂
TSUNちゃんは、相変わらず子猫です🤣
当時は特に変わった事件もなく、平和に過ごしていた。
TSUNちゃんの怒涛の日々が来るのは、次の目黒編まで待たなければならない……
でさ、高円寺の定食屋のさ〜
いや、やめておく、話が長くなる🤣🤣🤣🤣🤣
To be continued….