今回のエピソードは見終わった後、とても複雑な気分になった内容だった。当初からず~っと気になってたことの一つ、警察内の幹部に女性がやたら多いこと。これって進歩的な社会なのか? 同じ女性として悶々と考えてしまうエピソードだったんだよね…
●Alarm for Cobra11 シーズン11 第6話
Todfeinde(原題)スパイの真実
楽しかったのは、クリスがいろんなスタイルで登場したこと! 黒いスーツじゃない姿(マッチョな胸板もチラッとね!)をたくさん見られて楽しかった~!
※このDVDジャケットはレンタル版で5話&6話が入ってる。
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冒頭、高級車窃盗団を一網打尽にするべく、クリスが潜入捜査で犯人のカップルと接触。しかし、何者からか電話が入り捜査がバレる。
お約束追跡シーンは今回も凄かった。
オートバイ2台がトラック突き破って、ライダー二人が道路に飛ぶ、転がるなんて、サーカスよ。
前回もサーカスのようなオートバイシーンだったけど、さらに高レベルなスタントだった。
しかしこれだけカーアクションを見せられてると、だんだん慣れてきてしまい、車の壊れ方を検証するようになってきてるね。ま、それはまた次回にでも、ということで。
ストーリー的には、それほど面白くなかったんだけど、個人的に印象的なエピソードだった。
このAutobahnpolizei(高速警察隊)の隊長は、エンゲルハルト隊長という女性だ。第1話を見た時から女性隊長にとても違和感があった。
単なる偏見だけど警察組織の中で女性が指揮を執るなんて、日本では考えられないような…。
実際、日本の警察で婦人警官はいても女性隊長は居ないような気がする(いるかもしれないけど)。
とにかく、このドラマがきっかけで、ドイツと女性の関係が気になって仕方なかった。
現に、ドイツ首相はアンゲラ・メアケルという女性である。このドラマにも、やたら気の強い女性幹部がゾロゾロ出てくる。感心するのと違和感とが、ごっちゃになって複雑な気分になるのだ。
ドイツに詳しいHappinessさんのお話を流用させていただくと…
管理職に占める女性の割合は、日本10.1%、ドイツ35.2%
ドイツの女性問題にも、ドイツは法律面だけでなく意識の面でも、女性解放が格段に進んでいて、自立した女性が非常に多い。
らしいです。
でもドイツの女性が特別強いわけでも何でもない。女性がそれなりの地位を得て、がんばっていくには並の努力では足りないということ、毎日必死に闘ってるということが、このエピソードで少し解って、ほっとしたのである。
ストーリーは、エンゲルハルト隊長の警察学校からの友人・ベレーナが、犯人たちに情報を売ったスパイだったという展開なんだけど、彼女がなぜ、そんなことまでしてお金が欲しかったのか…。
エンゲルハルト隊長に、ベレーナが近況を話すシーンで彼女はこう言う。
「男に捨てられたり、地位を狙われたり、退屈しないわ…。仕事をがんばってれば忘れられると思ったんだけど…」
そして、逮捕される時に言った言葉が、またまた悲しい。
「人生、やり直したかったのよ…これで…」
やりきれないね~。女は男並みにがんばっても、報われないのか…って話だよね~。
今回、そんな悶々とした気持ちを吹き飛ばしてくれたのがクリスだったね~。
冒頭の潜入捜査では、白いスーツ姿。
警察に帰ってから、なぜか着替えてるんだけどいつもの黒いスーツね。
そして、犯人逃走で銃撃戦になり負傷した二人が入院している姿。
これは笑えた! マイクロミニの制服(こんな看護婦いるのか?)の看護婦にスケベ目線を送るクリス。かわいい…♥
そして、最後はグレーの渋いスーツね。
久々に衣装替えが多かったエピソードで大満足でした!
オマケ。
前回第5話のビリー・ザ・キッド役の
ルードウィヒ・ブロッホベルガーくんとのツーショット!
Happinessさんが見つけてくれた珍しい写真ですね~。
いつもDankeで~す!