I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン6-6 のこと

REXシーズン6-6
第6話「孤独な戦い」In Letzter Sekunde(原題)

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Servus! 皆さん!

今回のエピソードは、放送当時シーズン7の第1話になる。
そう考えると、いろいろ合点がいく場面が結構あったね。

それはそうと今回のエピ、シーズン6第3話同様、問題作と言えるよ。
「超」はつかないまでも、クレームつけたくなる場面がいっぱいだった(-.-#)

まず、このタイトルだ(怒)
skyさんのコメントにも再三(笑)出てくるんだけど、日本語翻訳者のセンスのなさ!
私は今回のタイトル、かなりの期待感を持った。
警察と孤独な闘いを繰り広げる犯人か? っていう。
さらに第2話に登場した私の超お気に入り犯人・Maxさんのようなマッチョな犯人を期待しちゃったわけよ。
ところが、そんな雰囲気が微塵もない!
で、終わってみて、一体このタイトルはなんだったの?という怒りがこみ上げてきた。

だってさぁ、ドイツ語は「In Letzter Sekunde」で、英語タイトルは「In The Last Second」ですよ。直訳のドイツ語も英語も「最後の1秒」でしょ?
何でこれが「孤独な戦い」になっちゃうわけ?
「最後の1秒」の方が、よ~~~~~っぽどピッタリだったし、危機感バシバシ伝わるよね。

あ~、タイトルのことだけで、こんなにウダウダと書いてしまった! 

ついでに言わせてもらえば(爆)、may********さんのコメントにもあるように、シーズン1の字幕ね。私はすでに諦めてたんだけど(笑)改めてコメントされたので、当時の怒りが蘇ってしまった!
シーズン1では、モーザーを「リヒャルト」とファーストネームで呼んでる。
シュトッキーもヘララーもね。後から入ったクリスティアンもですよ。
しかし、字幕では「モーザー」になっちゃうのね。
字幕の場合、文字制限があるのも確かなので、モーザーの方が1文字少ない(笑)から、統一してるのかもしれない。
しかし「リヒャルト」とはっきり聞こえるのに、字幕が「モーザー」ってさ…。変だよ。

それと、親しい人だけは「リッチー」とニックネームで呼ぶんだよね。そこに人間関係の微妙な違いを感じることができるじゃない。
「リッチー」と呼ぶのはマックスと、あの(!)エリザベートだけだったと思う…。
他に誰かいたかな…。
こういう微妙な人間関係をうまく字幕で表現するのが翻訳者の勤めではないかと思うのですが、皆さん、いかがでしょうか…。

まぁね、ドイツ語を理解すれば話は早いわけですから、ドイツ語、一生懸命勉強しよ!
翻訳者に文句言う前に、ドイツ語をマスターしろって感じですかね(笑)

あ~、前置き長くなった。
それだけ、今回のエピには「むっ」としてるんですよ(-.-#)
せっかく良い調子で進んでたのに、ここにきてまたガクッと下がってしまった…。

なので、事件はさらさらっと流しますよ(笑)

武器密売の暴露記事を書いていたジャーナリストが病院で殺された。
カリウムの大量投与が原因。それを請け負ったのが借金に苦しむ看護師。金のためにやっちゃったのね~。案の定、金の受け渡しの時に殺されちゃったわけ。
しかし、それを予感していた看護師は、友人の看護師・イネスに証拠物件を託していたのだ。
そんなことも知らず、イネスは休暇をスペインで過ごしていたのだが、事情聴取のため、アレックスが空港に向かえに行く。アレックスは、イネスに一目惚れ。
このシーンも、後で説明しますが、超問題シーン。
Youtubeでご覧ください(スルーしたい方は飛ばしてね)



しかし、アレックスたちは捜査を始めた途端に保安局から、手を引くようにと指示される。
反抗するアレックス。
クリスティアンもフリッツも、アレックスに同意、極秘で捜査することになった。
一方、証拠を持つイネスは犯人たちに狙われ郊外の叔母の家に避難。
アレックスに助けに来てくれと電話する。
アレックスは緊急配備を警官に指示したが、保安局からの指示で動けないというのだ。
怒るアレックスは、一人でイネスの所へ。
しかし、犯人たちも追いつき、家は囲まれてしまうのだった…

銃撃戦の中、犯人の撃った銃がアレックスに命中!
しかし胸ポケット(?)の携帯電話に当たり、ケガは免れた。
しかし、携帯は壊れて応援を呼ぶことができない! 
アレックスは、隠れ家の住所を書いてREXの首にぶら下げ、クリスティアンたちを呼ぶように指示を出す。REXは、犯人に見つからないように、そっと家を出て猛ダッシュ

殺人課に戻ったREX、フリッツを連れて現場へと急行。
その間、アレックスは犯人2人を片付けたはいいが、1人は逃走する前にアレックスの車に時限爆弾を仕掛けて逃げた。そうとは知らないアレックスは、車に乗り、犯人追跡だ!

逃走犯人とすれ違ったフリッツとREXは、後から追うアレックスの車にくっついてる爆弾を目撃する!
慌ててアレックスの車を追うフリッツ。
フリッツは、ようやくアレックスの車に追いつき、走りながら爆弾があることを伝える。
そして、無謀にも(笑)REXに爆弾を外せと指示するのだ!

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REXは走る車から身を乗り出し、爆弾を口で取ろうとするのだが、なかなかうまくいかない!
何せ、2台とも猛スピードで走ってるわけだからね、併走すること自体難しいし…。
あ~、大丈夫かREX!
時間はあと10秒もないじゃない! はやくはやく!

REXはやっと爆弾を外したはいいが、口にくわえたまま !!!!!
フリッツが大声で叫ぶ!

「REX、落とすんだ! 落とすんだよ!!」

REXは、はっと我に返ったように、口から爆弾を落とすのだった…

そして、その瞬間、2台の車のすぐ後で爆発!
危機一髪! 
あと一瞬で、生死の分かれ目だっだ…。はぁ~。よくやった、REX!

この場面、Gedeonのアラームフォーコブラ11の一場面みたいでしたよ(笑)。

今回の事件は、保安局がずっと追ってた武器密売人を逮捕するべく殺人課と対立するシーンがあったりして、これまでとは違う雰囲気だった。
アレックスの怒りの表情は、アラームフォーコブラ11のクリスの顔になってたしね。
細かい部分では面白かったのよ。

で、タイトルの問題に戻ります(笑)
要するに今回のタイトル、アレックスが最後に犯人と戦う場面の事?
携帯電話も繋がらず、応援も呼べず、一人で犯人と戦いましたってこと?
それとも殺人課が孤立して捜査を続けたことなのか?
ちっとも意味わかんないよ(私の理解力の問題か?)

今回メインは、最後の爆弾の話だと思うんだけど。だってすごいREXの活躍でしょ?

まぁね、大した問題ではないわ。日本語翻訳の事は、諦めてるから(爆)


それよりも、冒頭シーンなんか特別バージョンって感じで楽しかったね!
殺人課の面々で、クラブに飲みに行ってる風景よ。珍しい~~~~(@_@;)
フリッツもクリスティアンも女の子と踊りまくってたのに、なぜか、アレックスだけREXと2人でカウンターに座り、楽しそうに眺めているという…。
さらに、REXがDJやって、アレックスは「わんわんDJ!」な~んて嬉しそうに叫んでるしね(^◇^;)

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イメージ 4散々飲んだあげくに事件発生で呼び出され、タクシーで現場に急行する4人。

その風景が、このクリスティアン&REXのキュートな写真だったのね…。




そして、今回の最大の問題は…
アレックスの彼女になる、イネスです。

Elke Winkensは、シーズン7(日本版)で女刑事役として登場するのよ!

これは、どう考えてもおかしいでしょ…。
例えばアレックスは、シーズン1で犯人役だったけど、シーズン4まで間があった。
シーズン7からREXの相棒になるAlexander Pschillは、シーズン2でちょい役だったから、忘れられてると思うし(笑)。

だけどElke Winkensの場合は、アレックスの彼女という重要な役で登場しておいて、その記憶も消えないうちに、刑事として登場する。どう考えてもおかしい!

さらにアレックスの彼女としての人選、どうなんでしょうか…。
申し訳ないけど魅力的とは思えないよね…。
アレックスが悪趣味って設定なの?
アレックスのキャラクター設定がおかしいのか?
モーザーの時は自然な流れでロマンスが始まってたし、うまくストーリーに繋がり、REXのヤキモチも面白いシーンになった。
それに比べて、アレックスの場合は不自然だし、わざとらしくて浮いてる…。
シーズン4最終話の彼女もそう。そう言えば、あの人どうしたの?

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とにかくアレックスに彼女ができると不自然なのは、なぜだろう…。

Gedeonの演技力の問題?????

そういや、アラームフォーコブラ11でも、女性にはまったく縁のないマッチョな役だった。
だけど最終回、このエピソードだけに昔の彼女が出てくるんだよね…。
せつな~い再会…、涙なくして見られないというシーンだった。
あの時は、すっごくカッコ良かったのに…。

想像の域でしかないが(笑)REX出演当時(2000年前後)のGedeonって、女性不信に陥ってたのかな…って感じ。1996年頃に結婚、そして、スピード離婚…。すごく傷ついてたのかもしれないね。
だから何となく女性との絡みのシーンって不自然じゃな~い? 気のせいか?

妙な話で長くなったが、REXの活躍シーン、クリスティアンとフリッツの漫才(あっちと向こう…の話、ドイツ語だと面白いよね~)も良かったよ。
しかし、トータルではワーストの部類に入ってしまうエピソードです!

次回は期待できるか?!