第14話 Unter den Strassen von Wien(原題)
ウィーンの地下水路
※ちなみに写真は別のエピソードです…
REXシーズン1を思い出しながらチマチマと日記にしているのだが、この14話と15話(シーズン1の最終回)は、特に印象深いエピソードだった。
さて14話。
タイトルからして興味をそそるよね。
映画「第三の男」にも登場する地下水路が殺人現場。
しかもバラバラ殺人事件!
毎回楽しみにしているお約束冒頭シーンは、風呂に入れられているREXの情けない顔で始まる。シャンプーの泡だらけでREXの意気消沈した顔がかわいい…。
そこにお決まりのシュトッキーから呼び出しの電話。
現場はウィーンの地下水路だ。
せっかくシャンプーしていい匂いになったのに~。
薄暗い地下水路の壁面はレンガ造りで、こういう風景も歴史を感じるよね~。
捜査をするモーザーとシュットキーは、ここで初めてREXの奇妙な行動を見るのだ。
画像がないので、つたない文章で説明すると、地面に鼻を押しつけたままじ~っっと固まってしまうのだ。ウゥ~~~っという不穏なうなり声をあげて…。見るからに不吉というか、奇妙というか…。
それは「死体遺棄現場発見のポーズ」だったのである。
なるほどねと思えるほど、不吉な動作なんだよ、これが。
その後のエピソードでも何回か出てくるんだけど、出るたびに「出た!」と、ニンマリしてしまうのは私だけではないようで、ファンにはたまらないREXの仕草なのである。
今回はバラバラ殺人事件、だから「死体遺棄現場発見のポーズ」も何度となく出てきて、ニンマリばっかりだったんだけどね。
※この写真もエピソードと全然関係ないんだけど、クリスマスの二人です~。モーザーの嬉しそうな顔と、REXのふてくされた顔の対比が笑える大好きな写真で~す!
ストーリーは人間関係が複雑に絡み合って、それなりに面白かったんだけど、今回もウィーンの風景に釘付けだった私。
事件の決め手となる「広告塔」を、私は初めて見たのだが、ウィーンには古くからあったものらしく街の景観を損なわないようにするための知恵だったんだって。
風景にとけ込んでるところがいい。
こういうのは、やっぱり西洋の人たちの方が上手だな~と思う。
表参道とか六本木とか、それなりにきれいになってるけど、やっぱりどこか垢抜けない。
その一角だけはきれいだけど、全体を考えて作られているかというと「?」だな…。
そうそう、それからREXの犯人追跡の走りっぷりも、最高にカッコ良かった~。
地下水道から犯人を追いかけ地上に出て水しぶきをあげながら全速力で走る姿がスローモーションになるんだけど、その雄姿たるや素晴らしいの一言!
今回もREX大活躍で一件落着!