Hudson & Rex ☆Season3
セントジョンズ警察シェパード犬刑事
Episode 11☆BLOOD ON THE TRACKS
(20年後の惨劇) 2023/12/6放送
🇨🇦版REX、シーズン3終盤に入ってきました。
今日(12/8)で、シーズン3は終了です!
なんだかあっという間の🇨🇦版REXだったよね。
本国ではシーズン6放送中。
アクションチャンネルでもシーズン4、5の放送をしてもらわないと。
来週からは🇮🇹ローマ版のマルコ&レックスがスタート。
とにかく気が抜けない年末だ。
これは、最近ポストされたHudson&RexのXの画像。
メンバー健在のようですね。チャーリーの髪型が気になる🤣
さて、今回の🇨🇦版。重いテーマだった。
冤罪。人種差別。先住民問題。
私は以前、バンクーバーへの旅で先住民の博物館を訪れたが、雄大な自然と一体になる芸術に圧倒された。
セントジョンズも先住民の地区があり、今も人種差別問題が残っていることを知る。
私は、自分が生まれた土地や、これまで住んできた環境で差別を意識したことはなかった。しいて言えば、NYに何度か訪れた時に感じた人種差別。
その時の私の友人は白人系のアメリカ人ばかり、彼らはアフリカ系アメリカ人と一切親交はなかった。
ある日、ジャズを聴きにライブハウスのBlue noteに行きたいと言ったら、差別的な言葉で言い返され、聞き耳持たずにシャットアウトされた。今もこんなに差別があるんだ、と痛感したことを覚えている。
しかし、あれから約25年。少しは変わったのだろうか?
今年9月1日に公開された映画「福田村事件」。
関東大震災から100年目の今年、隠蔽され続けた事件を取り上げた映画だ。
私はまだ見てはいないが、映画自体は賛否両論あったようだが、この事件が公になったことは大きな話題になった。
さて、🇨🇦版REXの今回の事件はこんな感じだ。
かつて3人を銃殺し、自らも自害した先住民のドゥエイン・ラフォード。20年後の今、その事件現場で再び他殺体が発見され、背中には20年前と同じく、赤いXの文字が書かれていた。今回殺されたテランスはオズワルド開発の社長で、その強引なやり口に息子アンドリューは反発、副社長のミアも反感を持っていた。さらにドゥエインの娘キーラも土地開発をめぐり彼を訴えていた。捜査線上に複数の容疑者が浮かぶ中、第2の悲劇が…。
当時、捜査にあたった担当警部が登場するのだが、いかにも差別的な白人。
彼が冤罪を作りあげたのである。
チャーリーたちは、当時の捜査資料を洗い直し、ドゥエインが冤罪で逮捕されたことを突き止めるのだ。
その決め手となったのが、REXの耳!
奇しくも、同日に放送されたウィーン編REXの第10話も、REXの耳で犯人を逮捕できたのである。
🇨🇦版のREXでは、当時の参考人テランスの聴取の録音に不自然な音が入っていることに気づき、吠えるREX。
REXが吠えた部分の音を再検査してみたら、録音テープが切れている。
元警部が、テランスにドゥエインが不利になる供述をさせていたことがわかったのだ。
結局、犯人は殺されたテランスの息子で、事業で対立していたことが原因だったのである。
令状を持ってキーラを連行しようとして、逃げるキーラを追い詰めるREX。
男だったら背中からど〜んと押し倒すのに、女性には優しいREXです🥰
容疑が晴れたドゥエインの娘キーラに謝罪するチャーリー。
しかし、キーラは許さない、と応える。
父・ドゥエインの冤罪も晴れて、警察は謝罪を公表。
ようやくキーラと話ができるようになり、チャーリーたち警察は先住民たちとの交流のため、ボランティアを行うことにしたのである。
差別とは何なのか?
あらためて考える機会を与えてくれたエピソードだった。