前回から続いて、過去に制作した作品を振り返る。
6)Fudgekinsちゃん
イギリスからの依頼、第2弾。
この子は茶トラの猫ちゃんだけど、短毛種でスッとしたスタイル。
手足が長くて、小顔。
これまであまり見たことのないスタイルの猫ちゃんだった。
はっきり言って、すごく難しかった。
植毛後の毛をカットするだけでは雰囲気が出ない。
さらにカットし過ぎて、不自然な毛並みになってしまう。どうしたものか…。
そして、バランスね〜。う〜ん😮💨
ただ、顔は少しずついい感じにできるようになったと思う。
7)Trollちゃん
この子は、Yさんのスウェーデンのお友達の猫ちゃん。
ロングファーが美しくて、ワイルドな雰囲気の子だったね。
長毛種の猫ちゃん初挑戦。植毛は短毛のFudgekinsちゃんよりは楽だったかな。
カットせずに、植毛したままにすることで自然な毛の流れが出た。
ところが、顔が非常にむずかしくて、3度もやり直し。
なかなか上達しないものだね😅😅😅
8)Nanaちゃん
日本猫らしい模様の猫ちゃんだったね。
ボディは真っ白で、尻尾は縞模様、顔が薄い茶色。
ほんわかとした可愛い模様の猫ちゃん。
この子はメモリアルとして制作させていただいた。
実はNanaちゃんから、骨格ワイヤーを使用してボディを制作。
これまで尻尾のみワイヤーを使用していたのだが、全身骨組みに挑戦。
全体のバランスが、若干良くなったように思う。
9)Socksちゃん
イギリスからの依頼の第3弾の黒白猫ちゃん。
Socksちゃん制作で一番悩んだのが、グラスアイだった。
顔が黒いので、ベースの羊毛(ハマナカのニードルわたわた)を黒で制作したのである。
これまでは、着色していない生成りを使用していたのだが、黒で植毛することを考えるとベースも黒がいいと思ったのである。
ところが!
グラスアイが反射しないのだ。
全体に暗くなってしまって、肝心の目の輝きが出ない!
これには困った。
苦肉の策として、目の縁にグレーの羊毛を植毛、それで目の輝きを出した。
制作の都度、何らかの問題が出てくる、そして解決策を考えて挑戦する。
確かにリアル猫制作の作り方はいろいろと出ているし、本も動画も参考にして作ってきた。
しかし、そこには書いてない問題が勃発するのだ。
羊毛フェルトに「正しい作り方」はない。
自分なりの方法を見つけて制作するのが、羊毛フェルトの醍醐味とプロの方が言っていた。
私も自分なりの方法を見つけた。
これまで一番のネックだった、口周りの部分だ。
はっきり言ってめちゃくちゃ面倒くさい方法を見つけてしまった🤣🤣🤣
でも今のところ、これが一番しっくりきてるんだよね〜。
ということで、まだまだ続く反省点の記録。
お付き合いのほど、よろしくお願いいたします!
To be continued……