I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Walk on 6 Bob&James 来日 in 2017 ④

 

2017年8月4日。

『ボブとジェームズのトーク&サイン会』その2

会場:紀伊國屋書店8階イベントスペース

 

 

Bobはゴロンと横になったあと、Jamesさんのトークショー

 

 

neocats.hatenablog.com

 

 

当初、ボブは映画に出る予定はなかったという話。

俳優猫たち6匹がそれぞれ演技をするはずだったのに、コヴェントガーデンでの撮影時、大勢の聴衆の前で俳優猫たちが怖じ気づいたという。

それで、Bobが演技することになったんだね。

というか、いつもここでBob&Jamesさんは仕事をしていたわけで、いつもと同じことをするだけ。バッチリのはずよね。

 

日本のキャットフードについて。

ロンドンの最高級品よりはるかに素晴らしい!と大絶賛!

『ちょっと表現は悪いけど、がっつくように食べている』とジェイムズさんは語った。

 

その後、来場者の質問コーナーだ。

私はすかさず手をあげたが、2番手だった😅

 

私の質問。

日本の翻訳本は現段階では2冊しかない。

ジェイムズさんの本は何冊も出版されているのに、なぜ日本語に翻訳されないのか? 

次の出版の予定はあるのか? そして、次回作を出版するなら、ぜひ、写真集にしてほしい。

 

Jamesさん。

私の質問を通訳さんが話した時、一瞬、Jamesさんは苦笑いをしたように見えた……。

出版については、現段階では出版社と相談、新作としては、アニメーションを制作中という話が出た。

近いうちに発表するとも言ってくれたけど、翻訳本については、はっきり答えてくれなかった。*しかし、この後、写真集が出版されたのよ!

 

他のファンからの質問。

ボブの年齢のこと

ボブと一緒に暮らしてる猫ちゃんのこと

近所に越してきたボブと同じトラ猫ちゃんのこと

ボブが家でいろんなものを破壊していること(笑)

ジェイムズさんの音楽活動のことなどなど。

 

そして、いよいよサインと撮影会。

私はプレゼントを手に、順番をドキドキしながら待っていた。

Bobは相変わらずお疲れモードで爆睡中。

Bobをテーブルに寝かせたまま、スリーショットを撮るのは予定外だったためか、スタッフたちがアングルを決めるのに苦労をしていた。

そんなドタバタ劇を見ながら、私はジェイムズさんの目の前でちゃんと話したいこと話せるかな…と、そればかり考えていた。

 

そして…。

私はプレゼントを手に、Thank you for coming to Japan. と言って、これはボブへ、これもボブへ、こっちはジェイムズさんへ、と言ってプレゼントを渡した。

それから、会えて嬉しいとか、興奮してますとか、矢継ぎ早に言ったあと、

 

I just wanted to say, Thank you!

 

と言ったところで、涙がど〜っと溢れてきてしまった! 

やばい!って思ったけど、もうダメ。泣くのだけはやめよう!って思ってたのに…。

でもジェイムズさんは、OK、OK、と言って私の手を握ってくれたのである。

そして最後にもう一言、伝えたいことがあった。

それを言おうと思って、下を向いたまま『You are..... You are.....』と口ごもってると、通訳さんが「ゆっくりでいいからね」と言ってくれて。

 

You saved my life.

 

私は涙声でそう言って、下を向いた。

すると、Jamesさんはハグしてくれたのである。

そうなのだ。

みつ子を亡くして、生きているのに死んだようになっていた私。

そんな私を救ってくれたのは、Bob&Jamesさんなのだ。

同じ思いを持つ人々が、世界中にいる。私と同じ気持ちの人たちが。

 

ありがとう、Bob&James

 

 

記念撮影は、Bobが爆睡中のため、不思議なアングルでの撮影会になった😂

 

 

暖かい気持ちで、紀伊國屋書店の7階の洋書コーナーへ行って、ここでも記念撮影。

 

 

あっという間にBob&Jamesの来日スケジュールが終わって、翌日にはロンドンに帰国するという。

 

2017年8月は、私にとって忘れ難い心踊る記憶として刻まれている。

 

 

To be continued….