I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Through the Never METALLICA来日編⑤

 

2010年9月26日

Meet & Greet での大失態!

 

Meet & GreetでLarsに会えて放心状態になっていた私。

私はこのあと、2つの大失態をしている😭

まず、Larsへのプレゼントを渡しそびれた!

すっかり忘れていたのだ!

 

どうしよう😰😰😰

 

Meet&Greetのルール

自分のテリトリーからはみ出すな!

 

これ、最大のルールなのだ。

それぞれパイプイスがあてがわれていて、そのスペースからはみ出すと強面のJeff氏が飛んでくるのだ。

 

あの日、LarsはすでにMさんの先へと歩いて行ってしまってる。

もう私の順番は終わったから、呼び戻すこともできないし…。

Mさんに泣きながら言うと、

「せっかく持ってきたんだから、渡さなきゃダメ!」

そうだ! 渡さなくっちゃ!

私は、通訳の女性を呼んだ。

 

「あの、これ、Larsに渡すつもりで…でも、緊張しちゃって、忘れちゃって…どうしたらいいですか?」

「じゃ、あの人終わったら呼んであげるから、持ってきて」

 

ほっ…😭

良かった〜。

 

私は、前方の男性と話しているLarsに小走りで近づいた。

すると、案の定、強面のJeff氏が私を制止しようと寄ってきた。

(めちゃくちゃ怖かった〜)

 

ひるむ私。

 

通訳の彼女が、「大丈夫、大丈夫」とJeff氏に説明してくれている。

男性との話が終わりかけたところで、

「おいで」と手招きされたので、私はLarsに持ってきた本を渡した。

 



私の英語力では、この本の説明をするのがまどろっこくて、他のファンに迷惑をかけると思ったので、通訳さんにお願いした。

心なしか、ものすごいスピードで日本語を話した

Larsはというと、私の早口の日本語にあっけにとられ、じ〜っと私の顔を見ていた。

そうだよね、さっきまではまどろっこしい英語でふにゃふにゃ話していたんだから😆

 

Karkの後ろに私が居て、背中がLars。右側にちらっと見えるのが強面のJeff氏

 

Larsは、本のページをペラペラとめくりながら、

時々手を止めて、「これは何?」とか「これは?」と言って、真剣に本を見てくれた。

そして、

「This is for you」と言って渡すと、

「For me?」

と、必要以上に喜んでいた。

Larsのステキなところは、こういうところなんだなと思う。

 

通訳してもらったのは

「これは日本の伝統文化の根付であり、この作家と懇意にしてもらっている。私はこの作家に、あなたのイメージでペンダントを作ってもらいたかったんだけど、間に合わなかった。なので、クリスマスまでに必ず送ります」

と話したのだ。

 

持ってきた本を渡すことができてホッとした私だったのだが…..

 

ファンクラブの撮影をしているMark氏

その後、私は二つ目の大失態に気づくのだ。

コンサートの数日後、ファンクラブのYouTubeを見ているうちに愕然としたのである…。

 

 

neocats.hatenablog.com

 

私はあの日、LarsがMさんのところへ歩いていく途中、しつこく「I love you」と言ってる。

その時、Larsは振り返って、私に何かを言った。

私は、「Yeah! Yeah!」と、言って頷いている。

 

あの時Larsは…..

お気に入りのバナーを、どこからでもいいから、広げて見せて! 

と言っていたのだ。

 

私の2日目のアリーナ整理番号は25番だった。余裕でFront rowが取れたはずだ。

しかしMeet & Greetが終わってからでは、最前列に行くことはできない。

だからあの日のチケットは、スタンド席を持っている人と交換してしまったのである。

Meet & Greetで、Larsは私に

「最前列に来るか?」と聞いて

「今日は行かない」と言った時、

ちょっと悲しそうな顔をしたのを覚えている。

あのバナーが気に入ってたから、会場で広げて見せてほしかったんだよね。

 

それなのに…。

 

私は、Meet&Greetが終わってからの放心状態で、サインしてもらったハーレーのタンクとスネアドラムの預け場所を探して、ぼんやりと歩き続けた。しかもバナーのことはすっかり忘れて、スネアバッグの中に入れてしまったのである。

ぼーっとしたまま、スタンド席へと向かう私。

 

Larsはステージから、あのバナーの存在を探してたかもしれない。

あとになってすごく後悔した最大の失態だった。

涙が出るほど自分勝手な私だった、と今にして思う。

60年の人生で、後悔したことは数限りないが、この後悔は本当に辛い

人生最大の後悔かも……

 

 

To be continued….