I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Through the Never METALLICA来日編③

 

ドン底から天国へ。

2010年9月25日

METALLICAのステージが終わり、恒例のファンサービスでLarsがステージから降りてきた。そしてまっすぐ、私が作ったLarsのバナーに向かって歩いてきた。

 

しかし、私をドン底へと突き落とす展開になろうとは、想像もしなかった。

Larsにアピールするため、必死になって作ったバナー。日本には3枚しか入ってないというTAMAの販促用バナー。必死にFront rowを取ったのに。

 

それなのに…。

 

Larsは、バナーの真ん前に立った。

でも、ラーズの視線の先に私はいない。

死守していたバナーの前を、人混みに押されて離れてしまったのだ。

そして、バナーの前には興奮した男が立っていた。Larsは、

 

「You made it? you made it?」

 

とバナーを指差して言ってる。

この男は、おそらくLarsの英語を理解してなかったんだろう。

ただワーワー言ってるだけだった

 

Lars、Lars! 

It’s mine!! I made it!

Lars、Lars!

No,no,no, Not his! It’s mine!

 

あっ!それは、私が作ったの!

それは、私のです! 

違う! そいつのじゃない!

私のバナー!

 

 

しかし、私の声はLarsに届かなかった。

必死で叫んだのに。

あんなに近くにいたのに…。

私を見てくれなかった…。

 

Larsは、その男にスティックを1本渡して、戻っていった…。

ここまで来て手が届くほどそばにLarsが居たのに、伝えられなかった悔しさで立ち尽くした。意気消沈して家路についた私だったが、明日は直接会えるんだ!

明日話そう! 明日だ!

 

9月26日。

METALLICA backstage Meet&Greet

会場について、meet&greetの集合場所に急ぐ。

とうとう会える!

ブログで友達になったMさんもウキウキしている。集合した人たちを見回すと、どうやら女子は4人、他はみんな男性だ。

スタッフの指示で私たちは会場内へと入った。

ずらっとイスが並べられた場所に着いて、そこに座った。

スタッフの説明も、Mさんとの会話も、今や何も覚えていない。ただただ、緊張感だけ。

覚えた英語もすっかり忘れてしまった。

最初に登場するのはおそらくRob。

次がKirkで、Lars、最後はJamesだろうと予想しながらドキドキしていた。

ここからはLarsとの一部始終を記録したい。他のメンバーとの詳細は後日!

 

あー!

Larsが来た〜〜!

こっちに歩いてくる!

私は、Larsが来た瞬間、反射的に、あの”問題のバナー”を広げて、Larsに見せた!

すると、Larsは、

 

I like it! I like it! 

I want to hang it in my bedroom!

 

と言って、私のバナーを見て笑ってくれた!

覚えててくれてた!

そして私は男性二人の次の3番目!

何と女子では1番目…。

心の準備ができてない…。

あ〜、来た…。

 

Nice to meet you……

 

と、Larsが私の手に触れた時、緊張が頂点に達した。

 

キャー!

 

と意味不明🤣🤣🤣に叫ぶ私。

 

Larsはすごい力で私の手を握り返し、彼独特のユーモアで返した。

 

Oh! my God! Oh! my God!

He is real! He is real! 

Oh! my God!

 

 

そして、Larsは

 

What can I do for you ?

 

と言ったので、私は

Talking!

と、こたえた。

 

Talking!?

と、オウム返しするLars、周りのみんなもドッと笑う。

 

ちょっと緊張とける。

こう言ったのは、前日のバナーについて、直談判したかったからだ。

Larsにバナーを見せて、

 

Very cool, and I especially like "LIPS".

 

と、私が書いたメッセージの一部をさした。

そう、そこが好きだったの…。

嬉しそうに何度も「LIPS」と言うLars。

 

実は、これは私のスペルミスなのだ。

Iではなく、正しくはY。

しかしLarsは、私が意図して「LIPS」と書いたと勘違いしている…

私はこの時初めてミスに気づき、固まる😅😅😅

 

とにかく、

昨日、あなたは私の叫びも聞かずに、別の男にスティックを渡したでしょ!」

 

 

と言いたかったのだが…、またもや、英単語をボソボソ並べる私😅😅😅

でも、通じてる!

 

He lied?! He lied?

 

驚いた顔で、大声で言うLars。

 

Yes! I made this!

 

私も叫んだ。

 

Oh! Bugger! Jesus!

 

いうわけで、ここからは恥ずかしい私の一部始終をYouTubeでどうぞ!

METALLICAファンクラブではMeet&greetの様子を撮影してくれてる。で、何人かピックアップして公開してるのね。この日のメインはLars&女子4人の映像だ!Larsの反応もユーモアがいっぱい。後半の映像では女子4人に囲まれて嬉しそうなLarsが印象的だ。良い思い出だったなー。

*1分55秒くらいから私の映像は始まります*

 


www.youtube.com

 

どん底から天国って、この事よ!

まだまだエピソードは続くのよ😂

 

To be continued….