I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

Through the Never METALLICA来日編 最終話

 

2010年9月26日 スタンド席にて

Meet&Greetが終わったあと、ぼんやりと荷物の整理をして、サインをしてもらったスネアとタンクをクロークに預け、2階のスタンド席へ。

前日の過酷な最前列とは違って、とっても落ち着いた雰囲気。正面右よりの席。

こうして高い位置から見ると、ものすごい数の人間が会場にいることに、改めて驚いた。

1万5千人が会場にいたのである。

この日は、METALLICA初体験の以前の出版社の同僚と一緒だ。

さいたまスーパーアリーナでは、過去にU2を観たが、スタンド席で見るのは初めて。

物珍しくて、ライブが始まるまでの間、双眼鏡でいろんなとこを眺めて時間をつぶした。

 

そして…。

7時30分過ぎ。

The Ecstasy of Gold。

スクリーンに、The Good, the Bad and the Uglyの映像。

 

そして、そして!

Larsが!キャー!

 

ほんの数時間前まで、あんなにはしゃいでLarsと過ごしたことが蘇る。

そばで見ると、私と同じくらいの身長で、小柄のLars。

しかし、ステージでドラムを叩くLarsはとてつもなく大きく見えるのだ。

 

 

スタンド席もなかなかいいではないか、と正直思った。

アリーナとは違ってドラムキットが全部見えるし、双眼鏡を覗けばもっと見える。

最前列では顔と上半身は、よく見えたんだけど、クラッシュとかチャイナ、タムの陰で、ドラムを叩くLarsの腕が見えなかった。

そんなことが少し残念だったのだ。

NYのMSGの2日目のスタンド席は、360度のLarsのプレイをみることができて、正直一番いい席だったと思う。

 

2009年11月、NY MSGでのLars

MSGはスタンド席と行っても、アリーナ部分が狭かったので、ステージに非常に近い。

さらに私の席はステージと同くらいの高さ。まっすぐ直線距離でLarsが見えていた。

そんなことを思い出しているうちに、アンコールJamから、カバー曲Stone Cold Crazyの後、Motorbreath。

 

いつものように、Jamesが

「S・e・e・k  A・n・d. D・e・s・t・ro〜y!」

と叫んだ。

 

あ〜、これで終わっちゃうんだな。

この曲が始まると、悲しくなってしまう。

 

あ〜、終わってしまった。

3人がピック投げてる。

Larsもスティック、投げてる。

羨ましい。

この日、Larsはステージから下りなかった…。

あのバナー。よっぽど気に入ってくれてたんだね…。

 


www.youtube.com

 

METALLICAファンクラブで公開されていた2010年9月25日のライブの様子。私はこの時、最前列でつぶされそうになってLarsを見ていたのだ😭

 

METALLICA来日公演が終わったあと、お察しの通り、私は放心状態がしばらく続いた。

また会いに行きたいな〜と思っていたのに、2013年のサマーソニックには行かなかった。

最後の来日から10年間、METALLICAは日本から遠ざかってしまった。

 

 

72 Seasons

72 Seasons

  • アーティスト:Metallica
  • Blackened Recordings
Amazon

2023年4月14日に、ニューアルバム『72 Seasons』リリース。

ツアーはヨーロッパから始まっている。

 

METALLICAメンバーが曲解説しているサイトはここ。

 

www.udiscovermusic.jp

 

また、日本に来て欲しい。

そしたら、またバックステージパスに応募しちゃうんだけど🤣

今度はもっと大人の会話ができるように、もう少し英語もできるようにして。

 

でも、もうFront rowには行かない😂

スタンド席でじっくり見たい。

そんな年になってしまったよね〜

 

METALLICA来日編(完)