I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン2#8 のこと

イメージ 1REXシーズン2 #8
第8話「運ばれた少女」
Tod Eines Kindes(原題)

このDVDBOXセットはebayで見つけた。
スペインで発売されたものかな??


さて、シーズン2も中盤に入ってきたね。
今回のエピソード、ちょっと後味悪かったんだよね。
エンディングも微妙でね~。
当時のオーストリアではこういうことが問題になっていたのかな…。

事件は、あるプールで少女の死体が発見されるところから始まる。
検視の結果、首を絞められた上、溺死したと判明するが、被害者の肺にたまっていた水からはプールで使用される塩素などの化学物質は検出されなかった。発見現場と殺害現場は別の場所であることがわかるのだが…。


お約束、モーザー&REXの朝の風景!
ベッドでまどろむモーザー。
「ソニア…」と言いながら、寝返りうって隣に寝ているソニアを抱きしめる……
「うん?」何か触った感じが変だぞ…、と目を開けるとREXじゃないか!
「なんで、おまえが隣にいるんだ!」
「う~ん?」と言うREX。
ブランケットを頭からすっぽり被ってるREXの姿がめちゃくちゃキュート!
そこにソニアが買い物袋を抱えて戻ってきた。
「朝から急患だったのよ。ポケベル鳴らしたのよ」
と爽やかに言う。
「こいつはわかってて教えてくれなかったんだな、おりろ! ベッドは禁止だって言ってるだろう!」
叱られてションボリするREX。あ~、この表情も超キュート!
だけどね~、REXファンの私としては、そろそろソニアの存在が邪魔になってきた。
ソニアにラブラブのモーザーの影で、ションボリするREXが不憫で不憫で。
どう考えてもREXに不利な展開だもんね…。
プライベートで悩みがあると仕事にも差し支えるのではないかと心配になっちゃうよね。
REXだってれっきとした刑事なんだから(笑)

事件の続き。
少女が歩くルートから別の場所を特定したモーザーたちは現場を捜索。そこには別のプールがあり、さらに更衣室が殺害現場であることをREXが発見。少女が持っていた赤い財布も落ちていた。

少女が殺害される直前、学校近くのお菓子屋に立ち寄った事も判明。
この店は夫婦で経営していて、殺された少女と同級生の息子がいる。少女とも面識があった。
さっそく店主に事情聴取をするのだが、証言が曖昧でどうも怪しい。アリバイもない。
店主は重要参考人として警察に連行されるのだが…。

イメージ 2


舞台のお菓子屋。
歴史を感じさせる風情ある造りで、ショーウィンドウには色とりどりのマジパン(Marzipan)が!
ウィーンのマジパンが有名だったことをここで初めて知ったんだけどね。
本物そっくりのソーセージ(ヴルスト)のマジパンも並んでいて、REXが口をぽか~んと開けて見つめるのも頷ける。美味しそうだもんね。こんな時のREXの顔は子どもみたいでかわいい~~~!


結局、この事件。
お菓子屋の息子が少女にいたずらしようとして、はずみで首を絞めて殺してしまい、父親がかばってたのが真相。息子が殺人を犯してしまったことで父親は苦しんだ末、自分が身代わりになろうとしたんだけど…。

「子どもは罪にならないから大丈夫って、お父さんが言ってた」

逮捕された息子は平然と言う。
その言葉を聞いたモーザーとシュトッキーの表情。やりきれなさが漂ってるのよ。
少年は、何年かしたら社会に出る。本当に更正できるのか。そんな思いが二人の頭をよぎるのだ。

イメージ 3
今回のようなシリアスな展開は、REXの活躍も少なくてファンとしては物足りなさを感じたけど、刑事ドラマとしては終盤まで犯人がわからなかったのでスリリングだったね。

エンディングのモーザー&REXもシリアス顔で、刑事としての苦悩を共有している二人の表情が良かったよ。
こういう展開もありか…

それにしても、ソニアが邪魔!
早くモーザーと別れてくれ~(笑)