I LOVE MY LIFE −猫とROCKと愛の日々−

2022年11月から1年に渡って還暦ブログをほぼ毎日更新、2023年11月からは海外ドラマ「Kommissar REX」そして、REXドラマの🇨🇦版/🇮🇹版のレビュー記事。それ以前は海外ドラマ「Kommissar Rex」全編のレビュー記事です。

REXシーズン2#7のこと

REXシーズン2 #7
第7話「復讐への挑戦」
Gefahrliche Jagd(原題)


今日から12月。
あっという間に今年も終わっちゃうのかな~。
このブログを始めたのは夏真っ盛りの8月、アラーム・フォー・コブラ11に没頭してたよ。
真夏の暑さにも負けないくらい熱いカーアクションに度肝を抜かれてた時期だったな。

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今回のエピソード、穴場的ウィーン観光バージョンとしては面白かった。
煌びやかではないけれど、歴史の重みを感じる建造物が登場したのね。
そこで銃撃戦の撮影やっちゃうんだから、もちろん壊したりはしてないだろうけど、ウィーンって大らかでいいよ~。

事件は、強盗の前科を持つ男が友人をそそのかして現金輸送車を襲うところから始まる。二人は現金強奪に成功するも、銃撃戦で友人は死んでしまう。友人を置いて逃げる男は彼女にかくまってもらうのだが…。

さて…
REX&モーザーの朝の風景はというと…。
な~んと、REX、モーザー、ソニア、3人そろって仲よくジョギング~~?
REXとソニア、休戦か? と思いきや、そんなわけでもなさそう…
ソニアとモーザーは同棲を始めたようで、ジョギングはソニアの趣味みたい。モーザーはゼイゼイ言いながら走ってるし。REXはモーザーの電話を咥えて後からトボトボ走ってる。惰性で走ってるね。あきらかにつまらなさそう…。REX、もう少しの辛抱だ! 我慢我慢!

事件の続き。
う~ん…。どうも今回の脚本って納得いかないんだよね…。
犯人が何をどうしたかったのか、全然わかんないのよ!
お得意の行き当たりばったり犯人なのか、それとも実は深い意味があっての行動だったのか…。
ぼや~っとしてるのよ。だから緊迫感もなく、うす~い印象。
シーズン2も中盤に入ってきて、だれてきたのか…。

犯人は、警察学校でモーザーと同期だった男。しかし、学生時代に泥棒で捕まって退学になってしまう。そして後は落ちるだけ。男は銀行強盗をして捕まるのだが、逮捕したのがモーザーだったというわけ。
逮捕時の銃撃戦でモーザーに撃たれた傷が元で、彼は足が不自由になる。
だから一応、話の筋としてはモーザーに復讐する機会を狙ってたんだと思うけど、銀行強盗なんかしないで、もっと他の方法で復讐すればいいじゃん!って思ったな~。やっぱ、行き当たりばったり人生か~。

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しかし、観光バージョンとしては見応え十分でした!

登場したのは、
ファボリーテン給水塔(Wasserturm Favoriten)で、重厚な佇まいに、どこかポップなイメージがする建造物なのよ。
犯人は終盤、ここに立てこもっちゃうのね。

ファボリーテン給水塔は1899年に完成。
高さ67mで、塔の内部には鋼鉄製の水タンクがあり、1000立方メートルの水を貯水することができる。
内部は、壁に沿って螺旋階段があり塔の上には展望台がある。
1988年から2年間かけて、15万シリングの費用を投じ改装工事が行われたということなので、ドラマの中の給水塔は改装後5年くらいの姿だね。



さて、犯人を説得するためモーザーは給水塔の中に入るのだが。
REXはモーザーが心配でたまらない! 
振り切ってついていこうとするが、制止されてしまう。心配のあまりパニックになるREX。
車に閉じこめられてしまったREXは、パワーウィンドウ開けて飛び出していくのだった。
給水塔に入り、螺旋階段を上るREX。
モーザーは犯人に気づかれないように
「その場を動くな!」
と、REXに手で合図をするのだが、犯人に気づかれ、モーザーは撃たれてしまうのだ!

同時に突入する機動隊との激しい銃撃戦。

意識が朦朧とする中、モーザーはあらかじめ外壁に沿って紐で吊っておいた銃をREXに取らせ、瀕死の状態で犯人を迎え撃つのだった…。


結局、モーザーは撃たれちゃったんだから、犯人の復讐は成功したってこと?
今回は、モーザーを心配してオロオロしてしまうREXに敢闘賞のみ! 次回に期待!